清里ドライブ

今日、清里に出かけたのですが、
偶然、とても素敵なイタリアンレストランを見つけました。

お店の名前は「ミロ清里」。

志の高い本物志向のオーナーは、アルファロメオオーナーでもあり、
駐車場には、アルファ33ワゴンとクーペフィアットが並んで止めてありました。

シェフである奥様が、心をこめて作った料理の味わいは、理屈抜きで感動モノ。

食後は、オーナーの薦めに従い、砂糖をたっぷりと入れたエスプレッソをいただきながら、食材へのこだわりや、イタリアの価値観のお話などをうかがうことができました。
それは、普段ぼんやりと感じていたことが、くっきりと輪郭を現すような、心に残るお話でした。

そして、ぼくら夫婦がアルファロメオで訪れたことを伝えると、
オーナーが乗ってきた歴代のアルファロメオのことや、イタリアのクルマの話などで、さらに話は盛り上がりました。


思えば、アルファロメオに乗るようになってから、クルマを通じて、多くの方と知り合いになることができました。
アルファロメオがなかったら、これらの出会いは、ほとんどなかったかもしれません。

アルファロメオって、すごいクルマだなって、つくづく思いました。
アルファロメオは、人と人を結びつけることのできる、数少ないクルマなのではないかと。

いまさらながら、この不思議な力に感心しました。

そして、中央高速での帰り道。
楽しかった今日一日の話で妻と盛り上がっていると、一台の覆面パトカーがすっと近づいてきて、我が家のアルファ147を先導してくれるとの申し入れがありました。
まわりのクルマの羨望のまなざしの中、最寄りのPAまで、そのパトカーに堂々と先導してもらい、お礼に25,000円ほど支払う約束をして、帰ってきたのでした。

最後の部分は余分でしたが、この覆面パトカー、せめてアルファロメオだったら、
さらにいい一日になったのですが（笑）