次男殺害の父に猶予判決 次男はうつ状態やアルコール依存症で暴力 父は殺害後薬を飲み自殺未遂

精神科医に薬漬けにされておかしくなって暴力を振るうようになったのかもしれない。
もし身体にも障害があったとしたら身体が弱いので薬の影響も大きくなると思う。
父親も精神科にいってたのだろうか？自殺したとき何の薬を飲んだのだろうか？





死亡：泰田啓介さん（当時４１歳）…聴覚障害で職を失った後、うつ状態やアルコール依存症になり、泰田被告らに暴力を振るう。睡眠薬を飲んでいた。病院で治療を受けていた。

逮捕：泰田博（７４）…殺害後、大量の薬を飲み、自殺を図っていた。





横浜・次男殺害:「経緯に同情」　７４歳父に猶予判決−−横浜地裁　／神奈川
毎日新聞　2012年05月15日　地方版

横浜市の自宅で昨年１１月、次男の首を絞め殺害したとして、殺人罪に問われた横浜市南区高砂町の無職、泰田博被告（７４）の
裁判員裁判で、横浜地裁（大島隆明裁判長）は１４日、懲役３年、執行猶予５年（求刑・懲役６年）の判決を言い渡した。

判決は「殺害に至る経緯に同情できる事情があり、刑事責任は殺人の中でかなり軽い方」と述べた。

判決によると、次男は聴覚障害で職を失った後、うつ状態やアルコール依存症になり、泰田被告らに暴力を振るうようになった。
泰田被告は事件までの１０年間は次男の金の無心に応じる一方、病院で治療を受けさせるなど方策を尽くしたが、
次男の病気が回復しないことや老いていく自身の将来を悲観したという。

判決は「被告を強く非難することはできない」と執行猶予をつけた。

判決によると、泰田被告は昨年１１月１３日午後１１時半ごろ、自宅で、次男啓介さん（当時４１歳）の首に巻き付けた
電気ケーブルを角材を使ってねじり上げ、窒息死させた。
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20120515ddlk14040259000c.html





次男絞殺の父に猶予判決…「十分に同情できる」

暴力を受けていた次男を殺害したとして殺人罪に問われた横浜市南区、無職泰田博被告（７４）の判決が１４日、
横浜地裁であり、大島隆明裁判長は「十分に同情できる理由があり、刑事責任は殺人の中では軽い」と述べ、
懲役３年、執行猶予５年（求刑・懲役６年）を言い渡した。

判決などによると、泰田被告は昨年１１月１３日午後１１時半頃、同区の自宅で同居していた次男・啓介さん（当時４１歳）の
首を電線ケーブルで絞めて窒息死させた。

被告は犯行後、「啓介を道連れにします」などと書いた遺書を残し、大量の薬を飲み、自殺を図っていた。

大島裁判長は判決で、啓介さんがアルコールや睡眠薬に依存し、両親に金を無心したり、暴力を振るったりしたことを指摘し、
「被告は万策を尽くした。被害者の将来や自らの今後を悲観し、絶望的な気持ちになったことは非難できない。
自分の身を犠牲にしてでも、（息子が）世間に迷惑をかけないように犯行に及んだことは明らかだ」と述べた。

裁判長は「介護が必要な妻の世話をすることが償いになる。その助けになってもらいたい」と説諭した。

（2012年5月15日）










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