黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
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ベレーザVS常盤木戦@宮城スタ

2010-12-23 00:39:04 | 女子サッカー

宮城スタジアム 第2試合
スタンドはガラガラ
西日が強い


日本女子サッカーリーグ所属の常盤木学園高校、チーム旗を忘れたもよう。
リーグ戦をやっているのだから、無いわけでもなく、校旗でもいいわけで。
高校生にとって全女の価値はあまり無いのだろう。高校選手権の方が大事だろうし。




第2試合になって電光掲示板の操作にも慣れてきたようで、各チーム毎にメンバーが提示できるようになる


リザーブも紹介できた


3連覇中の日テレ・ベレーザ


野田朱美監督の初采配
試合前の練習も監督自ら出張る
試合前は並の監督だったら諸々やることがあって練習はコーチ任せなのだが
余裕だな


常盤木学園高校
チャレンジリーグ参戦したことで全女の予選が免除になった
それ以外のメリットは感じられない(たぶん、レベルの高い試合をするのだったらその日程を使って練習試合をした方がいいだろうし)
とにかく、東北のチームは喜んだに違いない










常盤木学園高校の武器は8番児玉桂子からのキラーパス


この日の仲田歩夢は守備に追われて持ち味活かせず


日テレ・ベレーザの一方的な試合展開となった


小柄な岩渕が大柄な小野田に抑えられたことでベレーザの右サイドが活性しなかった
ただ児玉ら常盤木の中盤もかなり引いて守っているので流れは日テレ・ベレーザ


岩渕の華麗な足技も小野田のパワーと長い足で魅せることはできず


何と日テレ・ベレーザの一方的な流れなのに前半をスコアレスに
常盤木の作戦、まんまと嵌る
岩渕をじっと見つめる野田監督




常盤木の阿部監督は試合開始からずっとサークルのまん前まで出て選手達に細かく位置関係の指示を送り続ける
片や、野田監督は試合終了まで一度もベンチを出ることはなく、ずっとベンチの脇に寄り添って立っていた


この交代が後に試合の結果を左右させることになるのだが、この時点では岩渕の交代は遅いくらいの印象だった


日テレ・ベレーザのイライラ感は後半は特に感じたが、とにかくゴール前を固められていて枠の中にシュートが打ち込めない
結局、90分が過ぎてしまった


宮城スタジアムに照明灯が点される
日が差していても寒かったのだが、日が落ちると凍える寒さになってきた


延長戦も日テレ・ベレーザの猛攻は止まらない


時間も無くなってきたところで、PK戦用にGKマリリンが交代
これ、結構見たことあるので、交代枚数も余裕があったのでたぶんそうすると思った


仲田歩夢、綺麗に決める
コースは読まれていたのでちょっとびっくり


小野田、案の定、読まれて止められる
PK戦用の蹴り方を研究した方がよい


何か、この選手は持っているものがあるんだろうな
普通だったら順番が回ってこないわけで
蹴った瞬間、勝負がついた
児玉桂子、お見事








日テレ・ベレーザの敗戦を見届けたわずかな目撃者


女子サッカーでこの会場の1/4程度を埋めることができる日がいつか来るのだろうか?
宮城県の女子サッカーがもっと認知されることを願う







ちなみに常盤木学園高校がチャレンジリーグで宮城スタジアムを使用した際は経費削減の為に電光掲示板を使用されていない。
開放されたスタンドもメインのみである。
JFAの経費負担である全日本女子選手権であるのでこんな贅沢な会場の使い方ができるので、ある意味貴重な体験をさせてもらった。

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