黄紙に注意! 鳶ブログ

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ドイツ女子W杯、グループリーグ終了

2011-07-07 06:26:04 | 女子サッカー
ドイツ女子W杯 グループD

赤道ギニア 0-3 ブラジル
オーストラリア 2-1 ノルウェー

初戦はオーストラリアの守備に手こずったが、ブラジルが貫禄の3戦全勝。
アジアチャンピオンのオーストラリアがノルウェーを倒して2位通過。国内リーグを整備し、ユース世代から国内拠点での集中教育をするなどの成果が出た。
ロンドン五輪アジア予選はオーストラリアが一歩飛び抜けている感あり。
赤道ギニアはロンドン五輪予選は失格になったけれど、まあ、このあと、アフリカ勢の上位として国際舞台に出てくるんだろうな。
イスラム教の国でないことが、この国の女子サッカーの普及を後押ししているのだろう。他のアフリカ勢がこの後どんどん出てきそうでちょっと怖い。
ノルウェーはグループリーグ敗退なので、ロンドン五輪の出場権を逃す。


ドイツ女子W杯 グループC

スウェーデン 2-1 アメリカ
北朝鮮 0-0 コロンビア

スウェーデンが3戦全勝で1位通過。
アメリカはこの頃負ける時は負けるな、意外な感じで2位通過、山がドイツ・日本と逆山になった。
アジア2位の北朝鮮は勝ち点1で大会を終了。アジア的にはこの結果は良くない。
コロンビアはこの死のグループで大健闘だったのではないだろうか。







グループリーグ敗退は

ノルウェー(ヨーロッパ)=5ヶ国(→4ヶ国)
カナダ(北中米カリブ海1位)、メキシコ(北中米カリブ海2位)=3ヶ国(→1ヶ国)
コロンビア(南米2位)=2ヶ国(→1ヶ国)
ニュージーランド(オセアニア)=1ヶ国(→無)
北朝鮮(アジア2位)=3ヶ国(→2ヶ国)
ナイジェリア(アフリカ1位)、赤道ギニア(アフリカ2位)=2ヶ国(→無)

やはり現段階では女子サッカーの実力関係ははっきりしていて、ヨーロッパ各国の実力が抜け出している。
結局、ヨーロッパ勢に対抗できるのはアメリカ・ブラジルとアジアの上位に限られるわけだ。
残念ながら、そのアジア上位の日本はこれまで開かれた6回全ての大会に出場しているにも関わらず、W杯でヨーロッパ勢に一度も勝ったことがない。
次回カナダ女子W杯から出場枠が24枠なので、そうなるとヨーロッパからウェールズ・アイルランド・スペイン・イタリア・オーストリア・オランダ・ロシアなどなどこれから強くなりそうな国が本大会に出場してくるので、ますます他の大陸の上位進出は厳しくなるかな。







ドイツ女子W杯 決勝トーナメント組合せ

ちょっとあとの方の国が様子を見ながら戦った影響もあるのだろうが、戦前の予想とは違った準々決勝の組合せになった。

ドイツ(欧州)-日本(アジア) / スウェーデン(欧州)-オーストラリア(アジア)
イングランド(欧州)-フランス(欧州) / ブラジル(南米) - アメリカ(北中米)

山別に見ると、

・日本のいる側に日本とオーストラリアのアジア勢2国が入って、それぞれヨーロッパ勢と対戦。
・日本の逆山はヨーロッパ同士の対戦とアメリカ大陸同士の対戦。準決勝には少なくとも1国はヨーロッパ以外が入る。
・レフリーの組合せに興味あり。アングロサクソンだらけの組合せなんで、主審の人選が難しそう。

FIFAランキングに影響を与えるに十分な組合せ。
まあ、アメリカもわざと負けてマルタのいるブラジルと対戦しようとは思わないだろうけど。

個人的な注目カードは「ブラジル-アメリカ」。これは準決勝のカードでもおかしくない。
ロンドン五輪予選も兼ねているのでフランス・ドイツ・スウェーデンはモチベーションが高い。(イングランドはロンドン五輪は開催国枠で出場)
日本とブラジル以外の6ヶ国は全て女子サッカーのプロリーグが整備されている女子サッカー先進国。(あと有名なのはグループリーグ敗退のノルウェー)
日本はこのレベルの国の中に入れたのは凄いことだと思う。(FIFAランキングに助けられた面は多分にある。)

オーストラリアの頑張り次第で次回のカナダ女子W杯のアジア出場枠が4なのか、4.5なのかに影響が出そうな感じはする。
一番良いのは準決勝が「日本-オーストラリア」であることなのだが、その確率は限りなく0%に近い。

それにしても スウェーデンとオーストラリアの対戦だけが現地時間の13:00K.OなんだけどTV放送の関係かな。

女子W杯もあと7試合で終っちゃうのか、16チームだとあっと言う間だな。


豪州が準々決勝へ=女子W杯8強出そろう。

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