We Want The FUNK

ギターと音楽に関する雑感

BOSS OD-3 Over Drive

2017-10-09 | 楽器

BOSS OD-3 Over Drive

実は先日買ったDS-1を使いこなせなくて悩みまくった挙句、97年の発売開始と同時に購入し、10年前に手放し、そして今、もう一度試してみようと思って買ったのがこのOD-3です。

OD-3って、前に持ってた時から不思議な感じがしていました。自分の感情の起伏なのかどうなのか「イイじゃんこれ!」って思う時もあれば、「なんかつまらないな」と思う時もあり、HOTCAKEとTUBE SCREAMER数種で満足して、増えてしまったエフェクターを整理することにした時に売ってしまいました。

で、今年、あるバンド用にDS-1をメインの歪みにしようと使い始めましたが、いまいち馴染めなかったことがキッカケになり、もしかして今OD-3を使ったら気に入るんじゃないだろうかなーと再び触手を伸ばしたら、大当たり!

ブースターとしてもイイんですけど、これはメインの歪みとして使うのが面白そうです。質感としては、BD-2と明らかに違います。音像全体がハイ寄りで、ドライブを上げるとディストーションとも呼べるくらい歪むBD-2に比べて、OD-3は、倍音はキレイに出るけどハイ全体がきつくはならずロー寄りで、歪みは波形がスパッと切り取られためちゃくちゃ歪むタイプではなく、目の細かい粘りのある音が特徴。特徴といっても、独特な音色かといわれるとそうではなく、目立つタイプではないかもしれません。

つまりそれこそが、この機種の独自性なのかも。

色々試した結果、これに戻ってしまったという人もいるんじゃないでしょうか? 決して僕だけではないと思います。

97年に買った個体、残しておけばよかったなー。後悔してます。

しかし、知恩院の空気を吸ったDS-1を外すことは考えられず、OD-3の前にDS-1を接続しブースターとして使うことにしました。いわゆるディストーション系エフェクターをメインの歪みにすることをしてこなかった僕には、このセッティングで落ち着きました。

メインバンド用とブルースセッション用に加え、これで3つ目のボードが出来上がってしまいました。そんなに必要ないんじゃないの?という気持ちがありつつも、DS-1→OD-3→CE-5と全てボスで固めたボードは、歌謡曲もハードロックもイケる汎用性の高い代物で使い勝手が良いと思います。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MICHAEL JACKSON 『SCREAM』

2017-10-09 | 音楽

MICHAEL JACKSON 『SCREAM』

新曲はないけど面白いコンピレーションアルバムだと思います。This Place Hotelから始まるなんて、暗さ全開!

http://www.sonymusic.co.jp/artist/MichaelJackson/info/486011

今回見逃せないのは、ロックウェルの「Somebody's Watching Me」がマイケルのアルバムに初めて入ったことでしょうか。これは聴いてもらうのが一番なのであえて説明しませんが、この曲を聴きたいがためにモータウンのコンピを探しまくったのは遠い昔の話です…。

個人的には、最後のオリジナルアルバムとなってしまった「Invincible」から「Unbreakable」が(たぶん初めて)再録されたことがうれしい。マイケルの代表曲が80年代に集中していることは誰しも異論はないでしょうが、ソロのキャリア全てを俯瞰したとき、これぞマイケル・ジャクソン!と言いたくなる集大成的な曲は、この「Unbreakable」のような気がしています。90年代以降のニュー・ジャック・スウィングのリズムを持ちながらも、BAD期のようなリフとシンセストリングスの絡み、極めつけは当時すでにこの世にはいなかったThe Notorious B.I.G.の極悪ラップ! ビギーの「Ready To Die」の「Unbelievable」と聴き比べるのも一興。過去の良い点を活かしつつも、常に新しいサウンドを求めていたマイケルの姿勢が表れている秀逸な曲です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする