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砂糖毒と腎不全の関係

2013年09月28日 | 医学と健康

Facebookよりそのマンマ転載
ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー

砂糖と人工透析

末期の腎不全になってしまった人は、腎臓移植をしない限りは人工

透析が必要となります。最近では腹膜透析という自宅で出来る透析方法もあるようですが、いずれにせよ患者さんの負担は大きく、また透析患者の5年生存率は59.6%、10年生存率は36%とあまり長生きはできないようです。

2012年末のデータでは、人工透析を受けている患者の37.1%が糖尿病性腎症、33.6%が慢性糸球体腎炎であり、合わせて7割以上が糸球体の異常で腎不全となっています。2012年に新たに人工透析が導入された患者のうち、44.1%が糖尿病性腎症ですから、糖尿病性腎症が近年増加していることが示唆されます。

糖尿病性腎症は、糖尿病によって全身の毛細血管の糖化が進み、糸球体の毛細血管の糖化によって糸球体腎炎となり、腎不全となる病気です。これに対し慢性糸球体腎炎は、原因不明の糸球体の炎症から腎不全となる病気ですが、この慢性糸球体腎炎の原因の大きな部分が糸球体の毛細血管の糖化によるものと考えられています。

糖尿病は血糖値が慢性的に高い状態が続くので、全身の毛細血管の糖化が進行するという事は分かります。ですが慢性糸球体腎炎という場合は、糖尿病の合併症は除外されているはずです。糖尿病でもないのになぜ糸球体の毛細血管が糖化してしまうのでしょうか。

それは、果糖が原因であると考えられています。果糖はブドウ糖とは代謝経路が別であり、血糖値はブドウ糖の濃度で計測されますから、果糖は血糖値の測定は範囲外であるため糖尿病と直接結びつけられないからです。そして砂糖は二糖類ですから、インベルターゼによってブドウ糖と果糖に分解してから吸収されます。

果糖はブドウ糖の10倍も糖化反応を起こしやすく、生体にとって危険な糖であるため、小腸から吸収後門脈を通って肝臓に運ばれ、肝臓で中性脂肪に変換され肝臓に蓄えられるか、VLDLコレステロールに合成されて血中に放出されるかします。しかしそれでも処理しきれなかった果糖が血液中に入ると、その強い糖化能力で全身の細胞を糖化してしまいます。特に目の網膜や腎臓の糸球体は糖化に弱いため、容易に炎症が起こって破壊されてしまうのです。

そして果糖は血糖値調節機構に関与しないため、見かけ上の血糖値調節機能に異常がみられなくても、血中の果糖の濃度が高い状態が続くことによる毛細血管の破壊が進行することがあり、これが慢性糸球体腎炎の大きな原因といわれているのです。

そう考えると、人工透析患者の7割近くは砂糖が原因で腎不全となったといえるでしょう。特に近年、日本でも異性化糖の使用が増加していますが、異性化糖は果糖の比率を高めた液糖であるために、より大量の果糖を摂る傾向にあります。砂糖や異性化糖はむし歯の原因となるばかりでなく、腎不全をはじめ全身の様々な疾患を引き起こし、また精神疾患発症の主原因でもある非常に危険な物質です。病気に苦しみながらみじめな人生の末路を送りたくないのであれば、いますぐに砂糖や異性化糖とは一切の縁を切るべきなのです。
 (さとうながお)

ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー



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