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LEVORG PROVA ハイプレッシャーバイパスバルブ

2014-09-19 23:35:03 | LEVORG

ブローオフバルブ=コンプレッサーバイパスバルブ です。

次のタイミング(いつだ!笑)でレヴォーグのエンジンパーツで変えてみたいものが2つあります。
現在の2.0L車に不満があるわけではないのですけど。。。

スバル、STIと一緒にNBR24のチャレンジをしている、PROVAのサイトを見ていると、どうしても気になって。。。

■ハイプレッシャーバイパスバルブ DIT(コンプレッサーバイパスバルブ)

商品説明

純正品よりもスプリングレートを向上、耐圧力性能を向上させるバイパスバルブです。
バイパスバルブ開弁圧力を純正比約20%向上させることで、ターボレスポンスの向上、
インテークへ還流させる循環型としエアフローセンサー計測吸気量を狂わせず燃費の悪化を防ぎます。
ブラックアルマイトの美しい仕上げによってエンジンルームのドレスアップ効果も期待できます。


■スポーツエアフィルタ


商品説明
通気抵抗が小さく、同時に優れた防塵性能を高い次元で両立させたスポーツエアフィルターです。
フィルター面は乾式コットンと強化ステンレスメッシュを組み合わせ、
さらにフィルターの周りのフレームを密着性を強化したウレタン樹脂製とすることでターボの吸気圧に対して変形しない高い強度を持っています。
フィルター面は乾式でフィルム式のエアフローセンサのトラブルを未然に防止します。

エアーフィルターについては、何となく分かると思いますので、
バイパスバルブをなぜ変えてみたいのかを書きます。
サイトの商品説明では何の事かさっぱり解らない方もいると思います。
どうして、ターボレスポンスが改善されるのかまとめてみます。

コンプレッサーバイパスバルブは過給器系のパーツで、
ターボ車の吸気フローはエンジンに到達するまでに以下の流れで進みます。

エアクリーナー→ターボチャージャー(コンプレッサー)→インタークーラー→スロットルボディ→インテークマニホールド

コンプレッサーバイパスバルブは上記のインタークーラーとスロットルボディの間に入るパーツです。
どんな目的、効果があるのか、
過給圧が掛かった状態で急にスロットルを閉じると、
(アクセルをオフにしたり緩めたりすること)
ターボチャージャーで圧縮された吸入空気はスロットルに遮られて行き場を失います。
せっかく圧縮された空気はターボチャージャーまで逆流して、
回転しているコンプレッサーに逆回転方向の圧力を与えることになり、
結果、ターボチャージャーの回転速度が急激に失われて加給圧が低下します。
再びアクセルをオンにして加速しようとした時にスロットルレスポンスの悪化を招いたり、
(強く踏み込んで、少し時間が経ってから加速するということ)
最悪の場合にはタービンが壊れてしまうという事も起こりえます。

バイパスバルブは、このバックタービンの圧力を逃がすことでタービンの損傷を防いだり、
再加速時のアクセルレスポンスを改善するために装着されています。
純正品は「エンジンやタービンを保護する事を主たる目的」にしているため、
圧力が高まった時に早めに圧縮空気を逃がすような設定になっています。

PROVAのバイパスバルブは純正品よりも20%程度、弁圧が高く設定されているため、
(簡単に圧縮空気が解放されにくい構造になっている。)
エンジンやタービンの保護という本来の目的に加え、アクセルレスポンスも更に向上します。

巡航時に減速して、再加速するときにレスポンスが改善されるという事です。
だから、Iモードでも、もっと走りやすくなる!?はず。

そして、このPROVAのバイパスバルブは、現在では当たり前ですが圧を大気解放しない車検対応の循環型です。
循環型(大気解放と違って、吸気の総量が変わるわけではありません。)だから、
エアクリーナーから吸気された吸入量を計る、エアフローセンサーを狂わせる事がありません。

理解するにはエアフローセンサーの話も。
エアフローセンサーはエアクリーナーの近くに設置されていて、
空気流入量に応じて、コンピュータで適切なガソリンの噴射量を計算し、
インジェクター(ガソリン噴射装置)へどれくらい噴射するかの信号を送っているセンサーです。
空気量に応じた適切なガソリン量を噴射しないと、
パワーが落ちたり、燃費が悪くなったり、アイドリングが安定しなくなったり、排気ガスが汚くなったり、悪い事ばかり起きます。
エンジンの持っている本来の性能を発揮させる事ができません。


PROVAの商品はスバル車を理解して作られているので安心感があります。
ただし、取扱説明書には、
「本製品を取付けた事により、富士重工業(株)の車両クレーム保証対象外とされる可能性があります。」
とあるので、ディーラーで取り付ける場合には相談を良くして実施してください。

このパーツは、1.6Lにも2.0Lにも効果があると思っています。

ネットで検索してい見ると、装着後の感想を見つけることができますが、
総じて、「車が良く走るようになった。」、「再加速のレスポンスが良くなった」という事を多く見つけることができます。

本来であれば、PROVAのアクセスポートが欲しいのですが、
前にも書いた通りに、アイサイトやECUの関係で、商品化されていません。

折角、スバルのハイパフォーマンスカーに乗っているのですから、
こういうのも考えても面白いですね。
ネットでは、省エネや低燃費の記事を多く拝見しますが、
やっぱり、スバル車は走っていて楽しくなければ!とも考えるのです。

お金に目途が立ったら、やりますよ!


コメント (13)    この記事についてブログを書く
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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
つけたよ! (ねこちゃん)
2014-09-23 15:50:36
1.6にブローオフを付けましたが、
大正解!
問題視されている出足のもっさり感はなくなり、
アクセルの踏み込んだ量に近い出力が
出るようになりました!
ただし・・・
燃費は1~2キロ程度悪くなった気がします><
でも、乗りやすさが劇的に改善されたので
満足しています(^-^)ノ
返信する
おぉ~ 早いですね (ak)
2014-09-23 17:34:26
ねこちゃんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
ディーラーの方と話をした時に1.6の方が効果が大きいかもしれませんね。と話していました。
ですから、考えていた通りの結果でした。
(まぁ、webで検索するとつけた方のインプレがたくさんあるのでわかりますよね。笑)
でも、乗り易くなって良かったですね。
パーツメーカーはいくつかあるのですが、Provaのでしょうか?
実は燃費はパフォーマンスが改善されて、あまり踏まなくても出力が出やすくなるので良くなるはずなんです!
多分、良くなった分、アクセルを踏まれて楽しんだんですね。
ちなみに、Sモードではいかがでしたでしょうか。
返信する
そうなのですか! (ねこちゃん)
2014-09-25 16:18:30
コトスポーツとか安いのもありましたが、
私はProvaにしました^^
燃費は良くなるはずなのですか~!
確かにバネレートが純正より20%強化されて
あまり踏み込まなくてよくなった印象です。
単に私の乗り方がよくなかったのかもしれません><
運転が楽しくなってどんどん踏み込んでしまいました。
Iモードで十分ですが、Sモードではさらに
出だしがよくなった感じです。

交差点での右折の際、対向車の切れ目ができたので
今だ!とアクセルを踏み込んだのですが、
全く前に出ないので
対向車は迫ってくるし、本当に死を覚悟しました。
そのくらい、前に出ませんでしたが、
今はアクセルを踏んだ量にリニアに反応してくれている
感じで、右折でも心配する必要がなくなりました!
返信する
もしかして (ak)
2014-09-25 21:46:07
ねこちゃんさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
やはり、Provaでしたか。
物が大変良いですよね。
ProvaはNBR24でSTIに技術提供もしているので、スバル車を理解しているので安心ですね。
なによりも、ドライブフィールが良くなって良かったですね。
私も、1.6LのGTもGT-Sも試乗したのですが、出だしの悪さというのは短い時間であったためかあまり感じませんでした。(毎日乗るとなると、また違った感じを受けると思います。)
Sモードでも明らかに違いが感じるのですね。
うーん。2.0Lに導入したらどんなことになるのだろうか。笑
Sモードでぶん回した時に、過給圧で149kpaを記録しています。

もしかして、(違っていたらごめんなさい。)
ねこちゃんは「黒ねこちゃん」でしょうか。
いろいろな方のレヴォーグの記事を読んでいるので、たまたま見つけたのですが。。
返信する
黒とか白とか・・・ (ねこちゃん)
2014-09-27 15:24:30
どきっ!
ノーコメントでお願いします><
た、他人のそら似ではないでしょうか><
返信する
ねこちゃんさん (ak)
2014-09-27 17:19:05
こんにちは!
了解ですー (V)o¥o(V)
返信する
Unknown (MOTO)
2014-10-03 15:44:09
こんにちは。質問なのですが、『バイパスバルブは、このバックタービンの圧力を逃がすことでタービンの損傷を防いだり、再加速時のアクセルレスポンスを改善するために装着されています。』とありますよね。圧力を逃がすことによってレスポンスが改善されるのであれば、強化したら圧力が逃げにくくなり、レスポンスが悪化するのではないのですか?装着された方教えていただけますでしょうか。
返信する
MOTOさん (ak)
2014-10-03 20:25:16
こんばんは。
こちらは、私への質問と考えなくて良いですよね。
返信する
MOTOさん (ak)
2014-10-03 21:42:32
とは、言っても書いたのは私ですのでコメントします。『バイパスバルブは、このバックタービンの圧力を逃がすことでタービンの損傷を防いだり、再加速時のアクセルレスポンスを改善するために装着されています。』この部分は、ノーマルのバイパスバルブについて言及したものです。
バイパスバルブが「ある」場合と「ない」場合を考えてみてください。
「あれ」ば、過給圧が高まってしまったときにブローオフしてくれますが、「ない」場合は過給圧が逆流してしまいます。逆流した状態から正常の状態に復帰するのには時間が掛かります。
ということで、バイパスバルブが「ある」ことでレスポンスの落ちが少ない状態でまた加圧することができるという事です。

次に、ハイプレッシャーバルブの場合は、加圧されたエアーを簡単にブローオフしないので、アクセルをONにした場合にすぐに加圧が始まるのです。
もちろん、アクセルをONにしないで、過給圧が高まれば、通常のバイパスバルブと同じようにブローオフします。
だから、ハイプレッシャー版に替えると、ノーマル版より、アクセルのOFF→ONのレスポンスが良くなるという事です。
イメージ的には、0→10の状態にするのに、
ノーマルの物が0→10と変化するのに対して、
ハイプレッシャーの物は4→10と変化するとイメージしてもらえれば分かり易いと思います。

記事本文にも書いた通り、ノーマルバイパスバルブは「エンジンやタービンを保護する事を主たる目的」としているため、加圧をあまり我慢できなくて吐き出してしまうんですね。
機械には性能マージンと言うものがあって、20%開放圧を高めたくらいではエンジンやタービンは壊れないようになっています。
ましてや、スバル、STIと一緒に活動しているProvaですいのでその塩梅は完璧だと思っています。

レヴォーグでハイプレッシャーバイパスバルブに変更すると、このように走行しているときの反応が良くなるという事なのですが、購入された方は出だしも良くなるとコメントしている方がいますね。
これは、ひとえに開放圧が高くなることで過給のレスポンスも良くなるのでそのような傾向がみられるのかもしれません。

こんな感じでいかがでしょうか。
返信する
純正加工強化ブローオフバルブ 搭載してみました (ピンポン王子)
2015-01-13 16:45:49
ご無沙汰しております
楽しく拝見はしておりました
今回cotoスポーツのをDIYしましたので感想をご紹介します
作業は1.5時間位でしょうか、ASTROのカーランプに乗り上げ
ジャッキアップ無しでできました
走りだして直ぐ体感できます
アクセル踏むと軽く車が出ます
ブースト計も負圧から正圧になるのが早いです
アクセルーエンジンが直結し感覚で時間差が無くなりました
14,000円でバランス崩さずこの性能は
車に詳しくない私でも、コスパの高さは解ります
圧力が高まったのだから、各部の負担もあるのでしょう
まぁ、安全マージンも見てるでしょうから、大丈夫と信じます
多くのレビューも読みましたが、納得できました
話題にあったPROVAとの比較はできませんが
STIタワーバーよりは、ハッキリ体感できました
作業は大変でしたが、これオススメできます!!
長文失礼しましたm(_ _)m
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