Club LEGACYのトップコラムに
「激戦区のヨーロッパ市場に挑むスバルの水平対向ディーゼルターボエンジン」
という記事がありました。
すでに富士重工業からのプレスリリースもあり、話題に敏感な方はご存知かと。
日本でのディーゼルエンジンの評価は、燃費が良いというメリットはあるものの、業務用トラックやバンのイメージ、(また、石原都知事がビンに入れて持っていた黒いカス?みたいなもの)が強く良い印象はないですね。
しかし、ヨーロッパでは(特に自動車産業が盛んなドイツ)ディーゼルエンジンをブラッシュアップしてガソリンエンジンにも負けない動力性能を発揮するものが開発され実際に搭載されていたりします。
そのヨーロッパで日本のメーカーが勝負するためには、それらに負けない高性能なディーゼルエンジンが必要で日本メーカー各社とも開発を競争しています。
その中で、スバルがただのディーゼルエンジンではなく、「ディーゼルターボエンジン」の投入を決めたわけです。
どのような仕組みなのか?
パワーは?
燃費は?
次のレガシィには搭載されるのか?
興味が尽きません。ワクワクします。
以下、余談ですが
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どうして、ヨーロッパではハイブリッドではなく、ディーゼルエンジンなのかネットで調べて見ました。
大前提
・ヨーロッパでは車での長距離移動が当たり前。(一日に数百キロ走る人もざらだとか)
経済的な背景
・燃料価格が近年で5倍ほど上がった
・ユーロ導入で燃料の税金が若干上がったため、ガソリンは更に不利に
副次的な理由
・CO2の排出がガソリンの8割程度であるため環境に良い
地球環境にやさしいからという理由がメインかと思ったのですが、以外に経済的な理由からのようです。
やはり、日本では黒鉛が悪いイメージとして定着しているので一般に受け入れられるのはなかなか難しいかも知れませんね。
ホンダも、欧州で発売するシビックにはディーゼルエンジンを積んでいるようですが、今のところ日本への逆輸入はないみたいですが。
何かの雑誌で読んだのですが、スバルも「ターボパラレルハイブリッドエンジン」というのがあり、
実用化までにはもう少し時間がかかるので、そのつなぎとしてディーゼルターボもあるかもしれませんね。