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LEVORG SI-Driveのはなし

2014-06-11 21:47:46 | LEVORG



私がSI-Drive搭載のスバル車に乗ったのは、2006年の年次改良で発表されたD型レガシィでした。
運がよくSI-Drive初搭載車でした。(「新たらしい技術はレガシィから」という不文律がありました。)


SI-Driveは3つのモード(I、S、S#)を変更することによりエンジンの出力特性を変えることができる機能です。

写真はWRX STI A-LineのSI-Driveです。

それぞれの特徴は、(wikiより転載、一部加筆)

Iモード
最高出力が下がり(ターボ車の場合は過給圧の抑制)、燃費を意識した走りが可能になるモードである。
燃費は従来と比べ約10%上昇している。
渋滞や市街地走行など、要求される力が少ない場面に適している。


Sモード
従来のセッティングをベースに更にセッティングを見直したモードであり、
燃費は従来と比べ約5%上昇している。
高速走行などに適している。
 

S#モード
スポーツ・モードに対してアクセル・レスポンスが増したモードである。
ワインディングロードや追い越しなどに適している。
ステアリングのスイッチでも操作可能である。(車種による)
なお、エンジン始動直後の水温が低い状態では選択できない。
 

という事です。

ところが、実際に乗ってみると、面白いことに搭載しているエンジンのタイプや、
同じ車種でも年式によって微妙にモードの特性が違っているように感じるのです。
ですので、未だ試乗していない2.0GT-SのSIドライブがどのようなフィーリングなのかとても楽しみなんですね。

これまでに経験したSIドライブ搭載車の感じを以下に。

■LEGACY B4 2.0GT spec.B tuned by STI(ながっ。。。久しぶりにフルで書いた。)
EJ20エンジン
5AT

Iモード
車の名前がこんなに早そうな名前なのに、このモードにすると普通の車にスタートダッシュでも負けてしまう始末。
あげくには軽自動車に後ろから煽られたこともありました。(遠い目)
高速道路ではスピードに乗って走っていればIモードでも問題ありません。
加速には向きませんが、燃費は一番良かったです。

Sモード
ターボの過給も適度に効いてストレスなく走ることができました。
首都高速などの短い合流でもマニュアルモードにすれば流れを乱さずにすんなりと合流することができました。
この車で一番使用頻度が高かった。

S#モード
別の記事でも書きましたがこのモードでマニュアルで操作すると、背中を押しつけられるようなスパルタンでリニアな加速を体験することができます。
私の場合には利用頻度は限られていて、人と荷物がたくさん載っているときの加速や合流時にこのモードを使用しました。
(あと、ほとんど車がいない高速道路。)

余談ですが、
実家の母親が救急車で病院に運ばれたという連絡があった時(その前に、東京で大手術をしていたので)には、
全部このモードで高速道路を走った記憶があります。
案の定、おまわりさんにお世話になってしまいました。
(おまわりさん、私の車を見て、良い車だねぇ~、普通のB4じゃないでしょう。と言ってジロジロ見ていました。)
「急がば回れ」ですね。痛感しました。(5年前の話です。)


そして、E型、F型のGTにも乗ったことがあるのですが、
Iモードが改善されていて、ほとんどの場面でIモードでも十分な感じがして驚きました。
SとS#については変わりはありませんでした。
なので、年次改良でIモードのECUのマッピングを変えたのだと密かに思っていました。
 

■IMPREZA WRX STI A-Line Type S(私が購入したときは、IMPREZAでした。)
EJ25エンジン
E-5AT(ダウンシフトブリッピングコントロール付き)

Iモード
この車は排気量が2.5Lあるので、
安全運転に徹するのであれば、このモードだけで一般道路も高速道路も問題なし。
ただし、人が多かったり、荷物が重い時には若干パワー不足になります。
マニュアルモードは使用しない。

Sモード
前述の首都高速の短い加速レーンからの合流や追い越しもDレンジで楽々。
マニュアルモードで走ると3速で80km超のスピードが出て、エンジン音もワイルドになり、乗っていて楽しい。
減速時のシフトダウンもブリッピングしてくれます。
機能がない車だとそのままエンジンブレーキがギューっと効くような感じになりますが、
この車はブリッピングのおかげでスムースに減速してくれます。

S#モード
マニュアルモードでしか使った事がない。
WRX STIの性能を全て引き出すモード。
このモードに切り替えたらエンジン音からして明らかに違います。
アクセルの反応がクイックになりエンジンの回転数とともに速度がリニアに上がって行きます。
とにかく、100kmを超えてからの加速と力強さが桁違い。(使用する時と場所を選びます。)

購入した時の謳い文句が「スバル最強のAT」でしたので。(笑

良く、AT車は変速のショックがあってとか、滑るとか言われるのですが、
少なくとも、AT車をマニュアルで操作している時にこの点に注意して利用すればそんなに悪いものではありません。

このように、SIドライブ面白いですね。
レヴォーグのCVTどのように走ったら良いのか模索中ですが、
先ずはSIドライブの各モードの特徴をつかむ所から始めたいと思います。

おしまい。


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