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LEVORG クルマはITの進化でどんな夢をみるか

2015-04-08 22:22:56 | LEVORG



IT業界の端くれにいるので、「最新の動向」や、「技術のまとめ」などの書籍を読むことが多いです。
今日、たまたま昼休みに、
技術評論社の「図解コレ1枚でわかる 最新ITトレンド
著 斎藤昌義+大越章司+渋谷隆一
1706円 税込
と言う書籍を購入して読んでみました。
図を沢山使用していて、とても分かり易く、体系的に全体像を捉えるのに役立つ本でした。
ここで使われている図はロイヤリティフリーで利用可能とのことなので紹介してから本題に入ります。

クラウド・インターネット・スマートデバイスの相互関係とトレンドが分かる図。

現在、良く聞く、皆さんも知っている言葉は、
クラウドビッグデータ、AI・人工知能ウェアラブルデバイスetcでしょうか。

ご存じのように、現在のクルマも、
コンピューターの制御無には、「安全」、「安心」、「省エネ」、「高効率化」を実現することはきませんね。
スバルのアイサイトもその技術の一つで、
我々が運転を始めた頃には、想像もつかない機能を実現しています。
しかし、まだ現時点ではクルマで処理される各種情報はクラウドにビッグデータとしてリアルタイムで蓄積されたり、利用されたりということはないですね。

これ等が実現されたらどんなふうに便利になるのか、
ある方が燃費効率の良い走りをした時のデータが参考に使われ、クルマの各種設定を瞬時に変更して誰でも同じ走りができたり、
事故が起こり易い場所や時間帯、天候などもフィードバックされ、ドライバーに注意を促すという事もできそうです。

そしてウェアラブルという所に視点を置けば、
メガネなのかゴーグルなのか、腕時計なのかわかりませんが、これらと車載コンピュータがリンクして、
ドライバーの状況を常にモニターして、
具合が悪くなったり、居眠り運転をしたときに、瞬時に安全制御に移行することができるようになるかもしれません。
お年寄りの、逆走問題や認知問題にも制御を利用できそうです。

さらに、
現在フロントウィンドウに着いているアイサイトのステレオカメラも、
メガネ状のウェアラブルコンピュータに集約することができるかもしれません。
より、ドライバー目線でのサポートという事でとても便利になる可能性がありますね。
ゴーグル状のものをかぶれば、もはやカーナビはいらないかもしれません。

クルマのIT化はすごい速さではないけれども、確実に進んでいくのだと思っています。

でも、なんだろう。
私は、クルマ本来の楽しみって、
(故 徳大寺氏も仰っていましたが、)
「運転している時に、これから起こるちょっと先の事を予測して、考えて、車を思い通りに操れた時に喜びを感じる。」 この事に尽きるのだと思うのですが。。。
あまり、便利になって、運転する楽しみまで無くなってしまうと、行き過ぎてしまうかもしれません。
システム介入の塩梅も重要なのだと思います。

小学生の頃、
21世紀の絵を描くと、ほとんどの子供が、
チューブ状の道路の中をタイヤが無いクルマが自動運転で走っている 絵を描いたと思います。
そんな、時代が来るのかなぁ。笑 


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2 コメント

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車は人が操るものですよね。 (Hanamigo)
2015-04-09 00:34:26
こんばんは。LEVORG買ってからネットの書き込みをたくさん見る様になって、akさんのブログを拝見しています。
さて、
車のIT化はどこまで進むのかな?と今日のテーマで思いました。
eyesight 付きの車を買って言うのもなんですが…eyesight は家族のために、でも走れる車だからおじさんも欲しくなるのかと改めて思いました。
返信する
その通りですね。 (ak)
2015-04-09 09:19:55
Hanamigoさん
おはようございます。
コメントありがとうございます。
私もその通りだと思います。

ブログの記事に書いたことをやろうとすると、
Apple、google、Microsoftの技術を使用しなければならず、大切なデータを握られてしまう可能性もあるので、自動車メーカーは慎重ですよね。
独自のOSとアプリでやるにはリスクが大きく、またガラパゴス化なんて言われかねません。
この辺りも、俯瞰して見ていると面白いと思います。
返信する

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