関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ やぶ塚温泉 「湯元 藪塚館」 〔 Pick Up温泉 〕
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<やぶ塚温泉「湯元 藪塚館」>(群馬県太田市(旧 藪塚本町)薮塚211、11:00~16:00?(時間要問合せ/要予約)、800円、0277-78-2518)
紹介HP(求人ジャーナル社「群馬の温泉宿」)
東毛の古湯、やぶ塚温泉にある創業80余年の老舗宿。
メイン道路からやや奥まった16室のこの湯宿は、玄関の前景にかたちのいい松を配した和風のつくりで老舗らしい落ちつきがあります。
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【写真 上(左)】 帳場
【写真 下(右)】 タイル貼りの渋い洗面所
要予約ということを知らずに突入。玄関で声をかけるも反応なし。
車にもどって携帯からTELするとつながって入浴OK。日帰り客のすくない宿だとこういうことがよくあります。
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【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 いい味を出しています
廊下の奥に男女別の浴室、手前が女湯、奥が男湯。となりあっていて上部が開放されているので声がとおります。
タイル貼4.5人の舟形浴槽(女湯はひとまわり小さい)ひとつとシンプル。
壁面のタイル画がいい味をだしていて、浴槽まわりには少量ながら石灰華も出ています。
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【写真 上(左)】 男湯
【写真 下(右)】 女湯
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【写真 上(左)】 男湯の浴槽
【写真 下(右)】 女湯の浴槽
岩の湯口から熱湯を投入でオーバーフローなしで側面吸湯の循環仕様。
手前にカランがあり捻ると冷水が出ます。これは味臭からして源泉かと思います。
カラン3、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。3つあるカランのうち一番奥のは源泉かもしれません。土曜11時で男女湯とも独占でした。
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【写真 上(左)】 男湯の湯口
【写真 下(右)】 女湯の湯口
ほぼ適温のお湯はやや茶色がかった透明で茶色の湯の花と細かな気泡が舞っています。湯底には茶色の沈殿物がうっすらとつもっています。
鉄サビ味+あぶらっぽい味+微重曹味に鉄サビ臭+ガス系の特有な臭い+僅微イオウ臭+微アンモニア臭のデリケートな味臭。
塩素系薬剤の投入がなく源泉のよさが残っているのがなにより。
重曹系のツルすべと金気のギシギシが入り混じる複雑な湯ざわりで、かなり強い温まりがあります。
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【写真 上(左)】 源泉?カラン
【写真 下(右)】 湯色
正直いってやぶ塚のお湯にあまり期待はしていませんでしたが、いい意味で予想を裏切る入り応えのあるお湯でした。
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【写真 上(左)】 浴槽まわりの石灰華
【写真 下(右)】 お約束のケロリン桶
冷鉱泉の湧かし湯なので、原則要予約です。
湯巡りではなかなかいかないエリアですが、スペック以上に個性の感じられるお湯なので、近くにいったときには攻めてみるのもいいかも。
なお、このお宿は野鳥料理で有名ですが、食事つき日帰りプランがあるかどうかは不明です。
規定泉(メタけい酸)(Na-HCO3型) 16.3℃、pH=7.3、湧出量不明、成分総計=0.45638g/kg)、Na^+=70.6mg/kg、Mg^2+=48、Ca^2+=21.2、Fe^2+=0.72、Cl^-=18.0、SO_4^2-=52.3、HCO_3^-=189、メタけい酸=86.2 <H2.2.9分析> (源泉名:藪塚温泉)
※「藪塚館の湯」ともいわれる自家源泉です。
<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:あり 循環ろ過:あり 消毒処理:なし
〔 2009年5月14日レポ(2006年12月11日レポに追補) 〕
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