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■ 吾妻峡温泉 「天狗の湯(仮浴場)」 〔 Pick Up温泉 〕



<吾妻峡温泉 「天狗の湯(仮浴場)」>
(群馬県東吾妻町(旧 吾妻町)大字三島6632、10:00~21:00、200円、0279-67-2683) 〔2010/03/10をもって営業終了〕
紹介ページ (@nifty温泉)

先日(2010/03/10)、営業終了となったので、記録の意味でUPします。

群馬県吾妻の八ッ場(やんば)ダム建設予定地周辺には、地元対策としていくつかの温泉が開発されました。
ふつう八ッ場4湯と称されるのは、下流から吾妻峡温泉「天狗の湯」、温井温泉「岩陰の湯」、林温泉「かたくりの湯」、横壁温泉で、温井温泉以外はR145沿いにある「八ッ場ダム広報センター」で入手できる”やんば散策マップ”に場所が載っています。
吾妻峡温泉「天狗の湯」以外は町外者も入浴可ですが、施設の性格上、夕方などの混雑時を外しマナーに充分注意して入るお湯だと思います。


【写真 上(左)】 看板
【写真 下(右)】 脱衣所

吾妻峡温泉「天狗の湯」については、玄関よこに「町外の方のご利用はご遠慮ください この施設は八ッ場ダム建設に伴い地域の振興を図るため計画されている温泉施設の仮施設として建設されたものです 地元の方を中心に利用していただきます 町外の方は、原町の吾妻町温泉センターをご利用ください」との掲示があるので原則はいわゆる”ジモ専”です。(→ 管理運営に関する規則

しかし、これまで入浴をお願いして断られたことはなく、断られたという話しもきいたことがないのでレポします。(なぜか「@nifty温泉」にも載っている ^^;)
ただし、原則はあくまでも”ジモ専”なので、入れたらラッキーぐらいに考えておいたほうがいいかと・・・。

場所はわかりにくく、上記のガイドを入手して迷いながら行くことになります。
4湯のなかではいちばん規模の大きな施設で、休憩所も併設しています。
入って左手が受付、正面が休憩所。右手にすすむと浴場です。


【写真 上(左)】 浴場
【写真 下(右)】 風格ある木組み天井

男女別の浴室は窓の広い明るいもの。
木組みの天井も高く、居ごこちは抜群です。
赤茶に変色した黒みかげ石枠タイル貼6-7人の浴槽と大ぶりのかけ湯槽。
浴槽はたっぷりふかめで入りごこちのいいもの。
硫化して黒くなったカラン2、シャワー・ドライヤーあり。シャンプーなし。
土曜11時で3人~独占でした。


【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 かけ湯槽

浴槽は塩ビパイプから50L/min程度の投入+かけ湯槽からの流し込み。
当然のごとく槽内注排湯はなく、全量をザンザコにオーバーフローの見事なかけ流し。


【写真 上(左)】 湯口
【写真 下(右)】 かけ湯槽の湯口

ややぬる目のお湯は、気持ち黄色がかった?透明で黒と灰白色の湯の花がただよいます。
弱塩味+焦げ味+微金気味、焦げ臭+微硫化水素臭+微ラムネ臭+微金気臭+微ドクダミ臭+弱ミシン油臭の複雑でデリケートな味臭はお湯の新鮮さを裏づけているかのよう。
キシキシ感とほどよい重さのある浴感は絶妙で、ぬる湯ながら発汗がすごいです。
浴後は独特の爽快感がでてあとを曳きまくるお湯は、やはり群馬屈指の名湯だと思います。


【写真 上(左)】 ザンザコです
【写真 下(右)】 湯色&湯口

ONKEN21さんの情報(温泉みしゅらん掲示板2010/03/06)によると、GW頃を目途に「本浴場」(現在工事中)が営業を開始する見込みとのこと。
大規模な施設で貯湯タンクもあるそうなので、このお湯の再現はむずかしいでしょうが、湯づかいのレベルの高い吾妻エリア、かけ流し槽はどうしても欲しいところです。

Ca・Na-塩化物・硫酸塩温泉 泉温・pH・湧出量不明、成分総計=2.66g/kg、Na^+=414mg/kg、Ca^2+=452、Fe^2+=0.54、Cl^-=720、SO_4^2-=926、HS^-=0.29、NO_3^-=8.08、陽イオン計=876、陰イオン計=1691、メタほう酸=41.4、硫化水素=0.0 <分析年月日不明> (源泉名:天狗の湯)

〔 2010/03/17UP (2004/04/18レポ (2004/04他数回入湯)) 〕


E138.44.6.020N36.33.54.250
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