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■ 「湯めみの丘」(ふたば響ケ丘)温泉 「湯めみの丘」

< 「湯めみの丘」(ふたば響ケ丘)温泉 「湯めみの丘」> (山梨県甲斐市(旧双葉町)、10:00~22:00、700円、0551-28-2500)

茅ケ岳広域農道、竜地交差点(ショッピングセンター”イツモア”のある交差点)の少し甲府寄り。位置的には中央双葉SAのそばです。
丘陵上の新興住宅地にあり、暖色系の明るい外観で館内も真新しくてきれいです。

浴室は、大浴槽(タイル貼15人以上、寝湯×3、ジェット2本付)、高温槽(同6.7人)、気泡浴槽(同5.6人)、超高温槽、水風呂、サウナ、かけ湯に露天(岩造10人位)と多彩。
露天は高台にあり、奥秩父や茅ケ岳が見渡せるきもちいいもの。(この日の男湯は北側、浴室は男女交替制のよう)
超高温槽と水風呂以外の浴槽の湯口にはコップがあって、飲泉可にはおののき。
露天の壁には、お約束 ^^) のT教授の解説が掲示されています。
カラン11、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜13時で10人位とゆったり。

高温槽は石の湯口から30L/minほどを投入で槽内排湯は見あたらず、隣の大浴槽へ流し込みの源泉かけ流し。気泡浴槽は石の湯口から投入でザコザコのオーバーフロー。
大浴槽は、石の湯口から8L/minほどの投入+高温槽からの流し込みで、若干のオーバーフロー+底面流下?+側面吸湯がある複雑な湯づかいは、おそらく半循環かと・・・。
露天は、岩の湯口から投入で、オーバーフロー+パスカル方式の排湯で源泉かけ流し。

お湯は、薄茶色透明。湯口付近では、たまご味+弱重曹味+微金気味に弱いながら甘いイオウ臭+微金気臭。総硫黄=0.0なのにこのイオウ臭は鮮度の証明か?
イオウ臭は高温槽で一番強く、高温槽の湯口そばではかすかにアワつきがありました。
とろみのある充実の浴感で、お湯が生きている感じ。

センター系のつくりですが、細部まで練られていてとても使い勝手がいいです。
泉質は濃すぎず薄すぎずで湯づかいもよく、じっくりと温泉を楽しむのにいい施設かと思います。近場にあったら通い必至かと。

Na-塩化物泉 44.3℃、pH=8.0、500L/min掘削揚湯、成分総計=1.245g/kg、Na^+=398.2mg/kg (86.13mval%)、Fe^2+=1.0、F^-=2.9、Cl^-=691.3 (96.92)、Br^-=2.0、陽イオン計=454.5 (20.11mval)、陰イオン計=723.8 (20.12mval)、メタほう酸=6.8、硫化水素=0.0 <H14.4.25分析>

〔 2003年8月13日レポ 〕
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