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■ 四万温泉 (奥四万) 「こしきの湯」 〔 Pick Up温泉 〕



四万温泉 (奥四万) 「こしきの湯」
住 所 :群馬県吾妻郡中之条町大字四万4400-27
電 話 :0279-64-2810
時 間 :10:00~17:00 / 第2水休 〔12/1~3/31の冬期休業〕
料 金 :400円
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)

四万川ダムの予備調査時に四万温泉の奥で湯の泉泉源が発見され、その野湯「湯の泉」(ゆのせん)は野湯マニアを中心に大にぎわいとなりました。(筆者未湯)
なにかと話題の多かった「湯の泉」は2004年に閉鎖されましたが、現在、この施設やゆずりは地区に引湯されています。
ゆずりは地区のほとんどは「山鳥の湯」源泉と混合されているのに対し、ここは単独使用されている貴重なお湯。


【写真 上(左)】 四万川ダム
【写真 下(右)】 説明板

四万川ダムのダム湖、奥四万湖の湖畔、ダム資料展示館「四万せせらぎ資料館」に併設されている町営日帰り施設です。
これまで四万温泉の最奥は日向見地区でしたが、いまはこの施設が最奥となっています。
ただ、四万川の渓流沿いに点在する四万の温泉街とはロケ的に一線を画しています。

施設はいかにも公共系らしい無機質なものですが、よく清掃されてきもちよく、かなり広めの休憩所も併設されています。


【写真 上(左)】 休憩所
【写真 下(右)】 奥四万湖

ダム湖にしては綺麗な色をしている奥四万湖を眺められるなかなかのナイスロケ。
奥四万湖はダム湖ながら雰囲気よく、あたりは開けて爽快なロケーション。
湖側に露天をつくったら眺望露天として人気を集めること必至ですが、それは贅沢な注文か・・・。


【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 男湯

みかげ石+タイル造3-4人の浴槽で、白い石膏の析出のでたみかげ石の湯口から42℃ほどの源泉を20L/minほどもしずかに流し込み、浴槽ふち全面からさわさわと流れ出しています。
槽内注排湯はなく、お湯の鮮度感からみても文句なしのかけ流しでしょう。

カラン3、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
日曜15時で独占~4人。


【写真 上(左)】 湯口
【写真 下(右)】 潤沢なオーバーフロー

ややぬるめのお湯は無色透明で湯中にはこまかな気泡が舞い、指先が青白く発光しています。
かすかな石膏味とよわい石膏臭。
よわいヌルすべに弱きしをまじえ湯ざわりやわらかな、入っていてすこぶる快感度の高いお湯です。
スペックのわりに力を感じるお湯で、中程度のアワつきもありました。

湯元の野湯「湯の泉」に入ったことがないので言い切れないのですが、2km引湯したにしてはかなりの鮮度が保たれていると思います。
また、お客がわりにすくないことも鮮度維持にプラスしているのでは・・・。

四万のなかではもっとも清澄なイメージのお湯かと・・・。
四万は比較的各エリアの泉質が似ているので、ハシゴすると湯質的に飽きがくることがありますが、ここと、金気のつよい新湯「河原の湯」を組み込むと湯めぐりに変化がでると思います。

単純温泉(Ca・Na-SO4型) 42.81℃、pH=8.2、湧出量不明、成分総計=0.97g/kg
Na^+=100mg/kg、Ca^2+=191、Cl^-=49.3、SO_4^2-=578、HCO_3^-=11.6、CO_3^2-=6.97、陽イオン計=295.79、陰イオン計=646.63、メタけい酸=28.8 <H7.12.15分析> (源泉名:四万温泉 湯の泉)

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり(気温の低い期間のみ) 循環ろ過装置使用:なし 消毒処理:なし

〔 2010/09/15UP (2006/05入湯) 〕


E138.47.3.843N36.41.42.653
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