関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 鹿島セントラル温泉 「ゆの華」
<鹿島セントラル温泉「ゆの華」> (茨城県神栖町、10:00~24:00、900円、0299-90-0261)
オフィシャルHP
評判のいい温泉日帰り施設をいくつか展開している”ゆの華”が、2002年12月にオープンした日帰り施設。
R124沿いにあるシティホテル「鹿島セントラルホテル」と同時開発したようです。駐車場は有料ですが、温泉利用者は5時間まで無料となります。
【写真 上(左)】 外観
【写真 下(右)】 浴場入口
スパ銭らしい入りやすいエントランス。明るい館内にはマッサージやリラクゼーションルームもあります。
浴場は和風の「利根の湯」と洋風の「杜の湯」があり、男女日替わり交替制。この日の男湯は「利根の湯」でした。
窓の広い明るい浴室には、内湯(みかげ石枠鉄平石敷20人以上、ぬるめ)、寝湯&ジャグジー槽(真湯)、サウナ、水風呂、露天(岩枠鉄平石敷10人以上、熱め)。
露天には板敷きの休み処もあります。
セパレート式洗い場16、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜14時で10人位。
内湯は岩の湯口から投入で、浴槽端の湯面排湯口からの排湯。側面注入があるのでたぶん循環かと思います。
露天は、赤茶に色づいた岩の湯口から投入+側面注入、浴槽端の湯面排湯口からの排湯+底面吸湯の循環仕様。
寝湯&ジャグジー槽はカルキ臭ただよう真湯ですが、なぜか人気を集めていました (^^;
【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 内湯の湯口
紅茶色透明のお湯は、しっかりとした塩味+重曹味にうがい薬のような薬品臭(カルキ臭入ってるかも)。
重曹泉系のツル(+ヌル)すべがあり、かなりほてりの強いお湯は食塩泉らしい重厚な浴感もあって、希釈していたとしても希釈率は少ないのでは?
Fe^2+=58とかなりの含有量ですが、さほど金気は感じなかったので除鉄しているかと思います。
パンフには、「すべすべ成分といわれるメタケイ酸を多く含んだ天然温泉」とあります。
源泉スペックはかなりのものがあるので、小さくてもいいので加熱源泉槽が欲しいところ。(連れによると女湯の”つぼ湯”はかなり良かったらしい)
沸かしの循環だとは思いますがなかなか存在感のあるお湯です。施設もきれいなので、900円は痛いですが近くにいったら寄ってみる価値はあるかと思います。
Na-塩化物泉 18.8℃、pH=8.1、140L/min、成分総計=10.69g/kg、Na^+=3400mg/kg (87.45mval%)、Mg^2+=110、Fe^2+=58、NH4^+=54、Cl^-=5100 (83.78)、HCO_3^-=1600 (15.23)、CO_3^2-=48、陽イオン計=3817 (169.1mval)、陰イオン計=6752 (171.8mval)、メタけい酸=130 <H7.6.29分析> (源泉名:鹿島セントラル温泉)
〔 2004年1月17日レポ / 2009年1月4日画像補強 〕
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ■ 西川温泉 「... | ■ 足尾温泉(... » |