関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 東照温泉 「旅籠 福田屋」 〔 Pick Up温泉 〕
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住 所 :栃木県日光市大渡642-4 (旧 今市市)
電 話 :0288-21-8876
時 間 :10:00~21:00 / 第3水・木休
料 金 :600円(土日祝 700円、17:00~ 500円)
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
■ 紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
■ 紹介ページ (BIGLOBE旅行)
■ 紹介ページ (Yahoo!トラベル)
■ 紹介ページ (るるぶ.com)
■ 紹介ページ (湯まっぷ(求人ジャーナル社))
■ 紹介ページ (栃ナビ)
あけましておめでとうございます。
今年は温泉施設にも順風が吹く年になるといいですね。
1/1付で過去最高のアクセスをいただきました。
レポネタが手元にあふれんばかりにありますので(^^;;)、今年はすこしUPのペースを上げていきたいと思います。
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旧今市市から塩谷町にかけていくつかある地味めのお湯のひとつ。
矢板と日光をつなぐR461はかつて”日光北街道”と呼ばれ、奥州街道大田原宿(大田原城下)と日光街道今市宿を結ぶ脇街道として利用されていました。
その宿場町「大渡(おおわたり)」にあるこの旅籠は、三百年前に創業した老舗ですが、現在は日帰り温泉としての営業となっています。(宿泊可という情報もあり。)
R461は東京方面からの観光客にはなじみのうすい道です。
矢板方面から鬼怒川に抜ける最短ルートですが、その場合も船生から鬼怒川を渡らずに県道77経由で小佐越に抜けてしまうので、鬼怒川の南にあるこのあたりはますますブラックボックス的な立地となります。
国道沿いにあるのに「場所がわかりにくい」という声が多いのはそんなこともあるのかと。
17時から安くなるので夕方突入してみました。
和風建築のなかなか豪壮な建物です。
館内もゆったりで広い食堂もあります。(ちなみにこの食堂は魚介類を下北半島から直送しているらしい。また「笹うどん」も名物とのこと。)
他に宴会場もあって、当日はカラオケが絶好調に響きわたっていました。
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【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 内湯
なぜか浴場配置や脱衣所のメモがまったく残っていないので、いきなり浴場へ飛びます(^^;)
ただ、「よわいながら脱衣所までイオウ臭がただよっていた」というメモだけは残っていました。
内湯ゾーンに内湯(木枠伊豆石?敷15人以上)と露天ゾーンに露天(岩組み鉄平石敷で30人は優にいける、一部屋根付き)。
露天は大庭園風呂でよこに釣り堀があるそうですが、すでに日が暮れていて、照明がやたらに暗いのでよくわかりませんでした。
露天のところどころには、宇都宮の「護国神社」と真岡の「大前神社」の拝受をうけた「九難除け神社/夢福神・夢・めぐり」の石像が奉られています。
カラン8、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜19時で5~10人とそこそこの入り。
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【写真 上(左)】 内湯の湯口
【写真 下(右)】 内湯の湯色
内湯はイオウの白い湯の花がでた石の湯口から熱湯(たぶん源泉)を大量投入。
他にジェット3連側注があり槽内排湯は確認しわすれましたが、窓側の上面排湯溝への排湯。
露天は同じくイオウの湯の花つきの岩の湯口から大量投入で、ここも源泉だと思います。
槽内注排湯不明ですが、上面排湯口からの大量排湯があります。
お湯は内湯で熱め、露天はほぼ適温。露天は広いのに湯口から離れたところでも湯温がキープされているので側注があるかも。
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【写真 上(左)】 露天
【写真 下(右)】 露天の湯口
お湯は内湯と露天で大差なく、いずれも湯口そばがいいです。
かすかに懸濁したお湯は白い羽毛状の湯の花とうす茶の浮遊物を浮かべ、よわいたまご味で甘いイオウ臭が湯口だけでなく湯面でも香ります。
イオウ泉系のスルスルと、硫酸塩泉系のきしきしとアルカリ泉系のヌルすべが入り混じる複雑な湯ざわりで、この手の泉質にしてはとろみはよわく淡泊な浴感で、浴後は爽快感がでてお肌さらさらになります。
ここらへんはF^-=6.7mg/kgが効いているかも・・・。
浴後は肌にしっかりと甘イオウ臭が残り、1.5mg/kgなりのイオウ成分をしっかり感じます。
このあたりのお湯ではいちばんイオウ気がつよいのでは?
お湯はイメージは小佐越の「鬼怒川仁王尊プラザ」に似ていますが、さらにイオウ気がつよいかも。
大ぶりな浴槽ながら投入量が多いのでかなり鮮度感が高く、カルキも感じないいいお湯です。
湯温50℃、湯量461L/minのすぐれもののスペックをうまく活かしているイメージ。「沸かさず、足さず、循環せず」キャッチフレーズもなるほどうなづけるものがあります。
なお、冬至には「日本一のゆず風呂」が提供されるそうです。
〔 源泉名:東照温泉 〕
アルカリ性単純温泉 50.0℃、pH=8.9、461L/min、成分総計=678mg/kg
Na^+=190.3mg/kg、Ca^2+=24.2、F^-=6.7、Cl^-=167.2、HS^-=1.5、SO_4^2-=189.0、HCO_3^-=40.2、CO_3^2-=4.5、陽イオン計=217.7、陰イオン計=409.1、メタけい酸=46.1、メタほう酸=4.9、硫化水素=0.0 <H4.11.19分析>
〔 館内掲示 〕
この温泉は源泉より常に、新しいお湯を流しています。
お湯の循環はいたしておりません。
■ブランドグルメ
〔 武平まんじゅう 〕
旧今市市の小林という集落にある和田菓子店の知る人ぞ知る名物まんじゅう。
いまだ食べたことはないのですが、平べったくて黒糖の香りと餡の風味が絶品だそうです。
遠くからまとめ買いに来る客もいるそうなので、事前TELが賢いかも・・・。
〔 2011/01/03UP (2006/07入湯) 〕
E139.45.31.760N36.45.28.180
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