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■ 田中温泉 「しなの荘」 〔 Pick Up温泉 〕



<田中温泉 「しなの荘」>
(新潟県津南町上郷上田乙2163、8:00~21:00、不定休、500円、025-765-2442)
オフィシャルHP
紹介ページ (楽天トラベル)
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (Yahoo!ビジネストラベル)
紹介ページ (MAPPLE観光ガイド)
紹介ページ (じゃらんnet)
紹介ページ (にいがた観光ナビ)
紹介ページ (るるぶトラベル)

越後妻有、津南町の信濃川沿いには小規模な温泉宿がいくつかあってここもそのひとつ。
アプローチはかなり複雑ですが、国道(R117)から看板に従いつつ行くとなんとなく着いています。

信濃川の川っぺりの段丘の上にあり、P(というか玄関前)はこのあたりの宿にしては広め。
地元では銭湯的につかわれているようで、回数券もあります。
親切そうなご主人に料金を払い廊下おくの浴場へ。

浴室の扉を開けたとたんにやわらかな湯の香と溢流して内床を洗うお湯に期待が高まります。
二面採光のあかるいいい浴室です。


【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 小浴槽

浴槽は手前の内湯(みかげ石枠タイル貼10人弱)とおくの小浴槽(鉄平石造2-3人)があり、別室の小浴槽は前に池があって半露天のようになっています。
カラン3、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜15時で独占。


【写真 上(左)】 内湯の湯口
【写真 下(右)】 ザコザコ

内湯は岩の湯口からかなりの量を投入。
小浴槽は本来の湯口は止まっていて、内湯の湯口から引いたホース経由での投入。
ともに槽内吸湯口はあるものの作動なく、おそらく投入全量を潤沢にオーバーフロー。
お湯の鮮度感からしても加温かけ流しでは・・・?


【写真 上(左)】 内湯の湯色
【写真 下(右)】 小浴槽からの眺め

やや熱め(小浴槽はぬるめ)のお湯は麦わら色で白い浮遊物がただよいます。
小浴槽は内湯より浮遊物の量が多く、色も白~灰茶色と多彩。
お湯の鮮度は投入量の多い内湯のほうが高いです。

微重曹味+イオウ系たまご味。モールがかったやわらかな湯の香に甘イオウ臭が加わります。
アルカリのヌルと重曹のツルがダブルに効いたかなりのヌル(ツル)すべ湯で入りごこちは抜群。ただ、内湯はちと加温がきついかな?

イオウ重曹泉の味わい豊かなお湯は、レベルの高い信濃川沿いでも上位に入る良泉だと思います。

アルカリ性単純温泉(Na-HCO3型) 35.8℃、pH=8.7、430L/min掘削揚湯、成分総計=352.9mg/kg、Na^+=75.4mg/kg (92.11mval%)、Fe^2+=0.7、Cl^-=17.6 (14.16)、HS^-=0.8、HCO_3^-=142.2 (66.01)、CO_3^2-=18.6、陽イオン計=82.8 (3.56mval)、陰イオン計=181.6 (3.53mval)、メタけい酸=88.1、硫化水素=0.02 <H15.12.18分析> (源泉名:田中温泉2号源泉)

<温泉利用掲示 (館内掲示・オフィシャルHP)>
「しっとりとすべすべしたお風呂は、源泉かけ流し(加温)」
「この温泉は、源泉をそのまま利用しています。」

■ブランドグルメ
〔 雪下にんじん 〕
津南の特産品として有名な「雪下にんじん」。
3~4メートルも積もる豪雪の下で越冬させ、春先の3月から4月にかけて除雪して収穫する豪雪地、津南ならではの逸品です。
普通の人参にくらべ糖度が2度程も高く、歯切れよく、人参特有のクセが少ないとされていて、ふつう生食用人参としてつかわれます。ジュースやジャムなどの加工品も人気があります。
(「魚沼良品農場」HPなどを参考。)

〔 2010/05/16UP (2005/05入湯) 〕


E138.37.44.506N36.59.59.530
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