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■ 春日部温泉 「春日部温泉 湯楽の里」

 

春日部温泉 「春日部温泉 湯楽の里」
住 所 :埼玉県春日部市小渕105-1
電 話 :048-755-4126
時 間 :9:00~25:00
料 金 :650円(土日祝 850円)
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (ぽかなびjp.)

2005/04/26にオープンしたウワサの温泉スパ銭。
典型的和風スパ銭のつくりで2階に浴場。完璧にシンメトリな構成なので男女の入れ替えはないのでは?

内湯は全て真湯の機能浴槽群+サウナ+水風呂。
水風呂はカルキ臭がほとんどないものの、15℃はさすがに冷たすぎか・・・。
カラン28位、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
日曜18時で60人以上と盛況ながら、客が適度に分散しているのでイモ洗い状態ではありませんでした。
子連れ客メインの遊園地状態覚悟でいきましたが、年齢層は意外なほど高くて落ちついていました。

温泉使用は、露天の「源泉の湯」(鉄平石造6-7人、東屋付)、「岩風呂」(同12人以上、東屋付)と「壷湯」×3(陶製1人)。

「源泉の湯」は、鉄分で見事に赤茶に色づいた岩から湯滝状に投入、一部をとなりの「岩風呂」に流し出していますが、量はすくないので槽内排湯があるかと。
「岩風呂」は、石の湯口から投入+「源泉の湯」からの流れ込みで浴槽端から側溝へ上面排湯。
槽内注排湯は不明ですが循環です。
「壷湯」は、それぞれ木樋の湯口から投入でほぼ全量をオーバーフロー。
スタッフに訊いたところ、「源泉の湯」と「壷湯」は非加熱源泉を投入でかけ流し。「岩風呂」は循環とのことでした。(「岩風呂」の湯口は加熱源泉では?)
「源泉の湯」のよこにある「寝湯」はうすく懸濁し、真湯でないような感じもしますが強カルキ臭ただようもの。

「岩風呂」のお湯は熱めで赤茶色のにごり湯。湯面では金サビ臭。カルキ臭はないもののなんとなく単調なお湯です。
「源泉の湯」と「壷湯」のお湯は39~40℃程度のややぬるめ。緑がかった茶褐色のささにごり湯で「岩風呂」よりにごりはよわめ。
手のひらにラベンダー臭が残っていたので (^^; あまり自信はないですが、鉄臭+鉱物臭(くらぶち相間川のような、甘いような重たい香り)が明瞭ながら、アブラ臭は感じられませんでした。
強塩味+微鉄系だし味+僅微苦味+α。
湯ざわりは鉄泉系のキシキシがメインですが、場所やタイミングによりかなりのアワつきがあるので、アワつきによるヌルヌル感もあります。

HCO_3^-=271.5mg/kgながら、重曹分のツルすべは土類や鉄分のぎしぎしに封じ込まれている感じで、土類系らしいペトつき感も感じられます。
強食塩泉で相応の塩味がありますが、なぜかやさしい浴感でほてりはあまりありません。
浴後はのどがかわき、湯ぎれさっぱりの食塩泉らしいもの。

ラッキーにも壷湯の回転が速かったので3つすべてに入りました。
手前のやつは湯中に赤茶色の酸化鉄が多く、奥のはアワつきが潤沢だったような感じでしたが、湯づかいのタイミングによるものかもしれません。
また、はじめに入ったときは「源泉の湯」の湯口そばでもかなりのアワつきがありましたが、最後に入ったときはほとんどありませんでした。
総じて「壷湯」のほうがお湯の鮮度はいいと思います。

温泉臭はかなりエグイもので、湯色も好き嫌いのわかれるものなので、一般受けするかは微妙なお湯のような気がします。
強食塩泉なのにやさしい浴感を評価する人も多いかと思いますが、強食塩泉では、やはり真っ向から凶暴さ全開で攻めてきてほしい(笑)気がします。
個人的にはこの前に入った羽生「華のゆ」や所沢「湯楽の里」に軍配をあげてしまうかな・・・?。

〔 源泉名:湯楽の里 春日部温泉 〕
Na-塩化物強塩温泉 42.5℃、pH=7.3、320L/min掘削揚湯、成分総計=16.96g/kg
Na^+=5649mg/kg (83.22mval%)、NH4^+=16.8、Mg^2+=270.2、Ca^2+=472.9、Fe^2+=5.4、Cl^-=10010 (97.26)、Br^-=28.7、I^-=15.2、HCO_3^-=271.5、陽イオン計=6501 (294.9mval)、陰イオン計=10330 (287.3mval)、メタけい酸=56.5、メタほう酸=68.9 <H17.1.7分析>

〔 2005/06/20日レポ 〕

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その後、9月の午前中早くに再突入しました。
予想外に空いていて、壷湯も入り放題。
壷湯のコンディションはすばらしいものでした。
湯色は前回より赤みの薄いうす緑茶色で、やはり新鮮な鉄のイメージが強く、相当な量のアワつきがありました。

この状態だと、所沢湯楽や羽生華のゆを上まわっている、というか、埼玉一かも・・・?。
ホントにすばらしいお湯が湧きだしたものです。
それを活かした湯づかいをしている湯楽の里にも拍手。
でも、「源泉の湯」は、この前のほうがよかったような・・・。

■ブランドグルメ
〔 羽子板最中 〕
春日部の名産品「押絵羽子板」にちなんだと思われる最中。
春日部の銘菓店「菓匠ちぐさ」の人気商品です。

〔 2011/11/19内容補強のうえUP (2005/06・09入湯) 〕


E139.45.37.778N35.59.9.787
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