マウイの風便り

マウイ島在住30数年のAkiyoがハワイ情報や毎日の出来事をマウイの風に乗せてお届けします♪

メーデーはレイデー

2022年05月01日 | ハワイの文化

毎年5月1日は、ハワイでは「レイの日」と言って、

ハワイアン航空のサイトでは "May Day is Lei Day"

「ハワイ中がレイでお祝いをする日」となっています。(詳しくはこちら

(*古い友人のSさん、情報ありがとうございます!)

そしてこちらがオンラインコンサート→ここをクリック

ハワイ時間の今日5月1日、午後7時からということは、

日本時間の5月2日午後2時からですね。是非ご覧ください♪

 

さて私も。。。。

昨日半日かけて、今日身に着けるレイを作りました♪

全部近所や庭にある植物たちで、タダです。笑

途中経過。。。ちょっと散らかり気味~。笑

でもお花の香りにすっぽり包まれて、至福の時です~。

作ったのは、フルメリアとブーゲンビリアの首にかけるレイ。

そして髪飾り♪

今日1日、私なりにレイの日をお祝いします♪

Happy Lei Day!!


オーレロ・ノエアウ

2020年05月22日 | ハワイの文化

3月下旬に外出制限になり、まず残念だったのはフラのクラスが

キャンセルになったこと。

でも4月に入ってからクムからメール。

「ZOOMでクラスを始めます」ヤッター!

 

このユニークな機会に、学んだことがたくさんある。

特にクムがハワイの文化や習慣について詳しく教えてくださる。

 

先週は「Hawaiian protocolについて」

Protocol という言葉はちょっとわかりにくいけど

要するに「決まり事」のような意味と解釈。

 

Hawaiian protocolとは

Akua=神様、というより自分が信じるなにか

ʻĀina=土地

Kānaka=人

のために、正しいことを正しいタイミングで正しい方法により行う、ということ。

 

では、何が「正しい」のか?

ハワイには ʻŌlelo Noʻeau ということわざ、格言集があって、

クプナ(先祖)からの教訓がたくさん残っている。

考えなくても何が正しいのか、ʻŌlelo Noʻeauに記述されている。

たくさんある中から抜粋。

 

I ka nānā no ka ‘ike  

観察することで学ぶことができる

(観察をしないで質問ばかりしていても学ぶことはできない)

 

Ma ka hana ka ‘ike 

実際にやってみることで学ぶことができる

(考えてばかりでは何も学ぶことはできない)

 

E ʻike ʻana ia i ka pono 

何が正しいかを見極められる者は動くことができる

(何が正しいかを認識すれば人に言われなくても正しく実行することができる)

 

‘A‘ohe hana nui ke alu ‘ia 

どんな大きな仕事でも全員で一緒にやればできる

(全員一緒に動けば難題などは存在しない)

 

いまのこのコロナ禍の中から「新しい日常」に向けて

ʻŌlelo Noʻeauから学べることがたくさんあると実感する。。。


アロハを生きる

2017年07月14日 | ハワイの文化
皆さんが良く知っているアロハという言葉。

ずいぶん前ですがクムからお話を聞きました。。

「アロハの本当の意味を理解していますか?」

ハワイ語の辞書でALOHAをひくと、たくさんの意味が
載っています。

愛情、思いやり、好意、同情、親切心などなど。。。

ALOHAは言葉ですが、ハワイの人々にとっては
生きてゆくうえで最も重要な価値観です。

アロハには生命があり、いつも行動を伴う言葉です。

アロハを贈る、アロハを行う、アロハを受け取る。

アロハ・スピリットとよく言われますが、クム曰く

「スピリット(精神)だけではアロハの意味が通じません。
アロハとともに生き、行動してこそ本当の意味でのアロハです」

アロハを生きることはしばしば難しい時があります。

なぜならそれは、自分のわがままを押し通せないときがあり、
相手が何を望んでいるのか、そのためには自分には
何ができるのかを、常に考えて行動しなければならないからです。

ハワイという土地や人々が皆さんから愛される理由。
それはハワイのどこに行っても、アロハを生きている、
しっかり培われていると感じられるからではないでしょうか。

アロハを生きるということは、私たち一人一人が
他者への思いやりとやさしさ、相手の気持ちを理解しようという
向上心を持つ、ということだと、クムがお話しされました。

~LIVE ALOHA~  深い言葉です。。。


カーネホアラニ

2017年02月17日 | ハワイの文化
いままでクムに習ったチャント(唱和)の中でも
ベスト3の中に入る大好きなこのチャント。

Paeaea Kanehoalani

カーネホアラニとは太陽のこと。
ハワイの神話のなかでは、「天空の神」を意味します。

他のチャントとちがって、この唱和は朝起きて
太陽と自分と、二人?だけで唱う美しいチャントです。

朝陽が昇る時間に、太陽にまっすぐ対面して、
たったひとりで今上ってきた太陽にささやきかけるように
やさしく、メロウにうたいます。

そんな風に始まった1日はずっと気分が良く、
廻りの物や人への感謝の気持ちがふつふつと
わいてくる自分に気が付きます。



Ka Piko O Wakea

2016年03月22日 | ハワイの文化
日本で言う春分の日です。

昼と夜の長さが同じになるといわれている日。

ハワイでは

カ ピコ オ ワケア
 といいます。(詳しくは→過去日記

今年は日本時間では3月20日。

この日のマウイの日の出です。







昇ってくる太陽に対面し、
クムに教えていただいたチャントを唱えます。

E Kanehoalani e,

E Kanehoalani e,

Aloha kaua....


そうすると、自分と太陽がなにかこう
不思議な見えない力で繋がっているのではと感じます。

ハワイではとても神聖な自然現象、それが

Ka Piko O Wakea
です。