28.12.09 諫 争 NO.1368
「三度(みたび)諫争(かんそう)して解さざれば、諫争止むべし」という言葉があったと思います。諫争の「諫」は諫言の「諫」(いさめ)で
す。 諫言は主として目上の人に対して、そんなことをしていたらだめです・・・とたしなめること。 諫争という場合は、目上の人ばかりでは
なくて同僚・部下・夫婦・親子なども対象になるでしょう。 でも、3回も同じことを言って論争しても、ちっとも理解しない相手ならば言い争
うことをやめなさいという意味です。 そんなことやっても無意味だから放っておきなさいという意味です。
でも、最近は他人のことで3回も論争する悠長な人を見かけません。 子供が悪さをしていても知らん顔は他人のみならず、親だって同じこと。
今時なまじ注意をしようものならば、いつブスっとやられるかもしれません。 でも、陰湿ないじめや虐待は許せない暴力です。
見てみないふりをするのではなく、せめて行政機関に通報するくらいの干渉はしないといけないのじゃないですか?