29.01.10 見えないお金 NO.1400
目の前にある現金は際立って関心的になりますが、実は目に見えないお金の取り扱い
が、資産形成（減少）に重要な影響を及ぼしますね。
例えば車です。 ３００万円で買った車が５年で無価値になるとすれば、年間に
６０万円ずつ減ってゆくことになります。 企業会計ではこれを「減価償却」と言っ
て、帳簿価格から減額してゆきますが、個人の家庭ではそういうことはしません。
でも、価値が減ってゆくことには変わりはありません。
その上、車検費用・税金・修繕費・保険料・消耗品・ガソリン代・ガレージ代を考え
ると維持コストは年間１００万円ほどにもなってしまい、子供一人を養うほどの費用
が掛かってきます。 １台で済むところただ漫然と２台を持つと、年間費用は２００
万円にもなり、家計（企業収益）を圧迫します。
でも減ってゆくそのお金は目に見えません。 一年で１００万は１０年では１０００
万そういう習慣を３０年も続けば３０００万円にもなります。 つまり、家を一軒買
えるほどの金額になります。 目に見えるお金の有効活用を考えるのは当然として、
目に見えないお金の節減に務めることが重要でしょう。
パチンコに消えるお金だってそうです。
カジノ法は反対です。 国民を貧困にするだけです。
