俺の時間をくれてやる!

見た!読んだ!聴いた!やった!

映画版「風林火山」

2007年08月18日 04時17分08秒 | Weblog
映画版【風林火山】を見た。
1969年制作でキャストが豪華だ。
山本勘助(三船敏郎)、武田信玄(萬屋錦之助)、上杉謙信(石原裕次郎)、
由布姫(佐久間良子)武田信繁(田村正和)、畑中武平(緒形拳)等、
まさに映画ならではな感じ。
特に、主人公勘助役の三船敏郎の強烈な存在感がスゴイ!
黙って立っているだけで「無骨な侍が、そこに居る」のだ。
1年間放送される大河ドラマのように物語は丁寧に描かれていなくて
ダイジェスト版みたいな印象だったが、雰囲気で楽しめた。
台詞が現代的で「じゃじゃ馬」とか「1週間」とか出てきてオイオイと思った。
結末は、大河ドラマと同じだと思うので先に見てしまった!というネタバレ感が・・・。

グッジョブ -Good Job-

2007年08月17日 03時15分55秒 | Weblog
NHKのドラマ【グッジョブ -Good Job-】全5話を見た。
第1話が放送された3月26日は、裏番組が「世にも奇妙な物語」だったので
見てなかったのだ。
それが、再放送されたので、やっと見れた。
建設会社の営業部が舞台で、主人公は、松下奈緒が演じるスーパーOL、
上ちゃんだ。
心で思っても、なかなか口に出来ない事を上ちゃんはズバズバ言いつつ
職場改革をしてしまう。
テンポが良くて笑わせて少し泣かせて元気になるドラマだ。
脚本が「風のハルカ」の大森美香さんなので「風のハルカ」に出ていた役者が
沢山登場している。
各登場人物を魅力的に描く脚本は、サスガ大森美香!Good Job!
続編の企画もあるみたいなので、その時にはリアルタイムで見るぞ!

夢を与える/綿矢りさ

2007年08月16日 00時20分27秒 | Weblog
綿矢りさの実質4作目の【夢を与える】を読んだ。
ネタバレになるようで申し訳ないが粗筋はいたって単純だ。
主人公夕子の両親の恋愛時代から始まり、夕子が生まれ
チャイドルモデルからタレントになりブレイクして
国民的アイドルになるが、遊び人の最低男に引っかかり
最後にはそれまで築き上げた物を全て失ってしまう話。
女流作家独特のまだるっこい言い回しや男には理解不能な感覚に
イライラしつつも一気に読んでしまう。
生々しいエロ描写に綿矢りさがあの顔でこんな文章を書いたのか!
もしかして実体験か!とか思うと興奮しつつ。
終わり方が暗くて中途半端な感じで読後感が妙に気持ち悪い。
続編を書くためなのかとも思われた。

風の三郎/小山ゆう

2007年08月16日 00時06分34秒 | Weblog
小山ゆうの【風の三郎】全4巻も読んだ。
野球漫画で昔、日本代表としてアメリカ代表チームと試合をした男達が
自分の孫達を各ポジションの英才教育をし育てて超人的な選手に育て
全国からメンバーを集めて超人チームを結成する。
クライマックスは、アメリカでも同じように育てられた連中との
想像を超えた超人野球試合だ。
何だか昔からあるパターンでアパッチ野球軍かよ、アストロ球団かよ、という感じ。
殺伐とした展開の「あずみ」の息抜きとして楽しんで描いた感じだ。

小山ゆう短編集

2007年08月15日 23時57分30秒 | Weblog
長編が多い小山ゆうにしては珍しい【小山ゆう短編集】全2巻を読んだ。
かなり昔に読んだ覚えのある作品もあった。
双子の殺人鬼に追われるサスペンス調から、妻と子供を残して若死にした男が
犬に魂を乗り移らせて帰ってくる話、ボクシングに人生をかけて
結局芽の出なかった男の最後の試合、悪い事ばかりする少年と、
その真似ばかりする男の子2人の友情物語等、
基本的に暖かい気持ちになる少年漫画の王道的な作品のオンパレードだ。