松井秀が勝ち越しホームラン（Ｗシリーズ）

米大リーグ、ワールドシリーズ（７回戦制）のヤンキース（ア・リーグ）―フィリーズ（ナ・リーグ）第２戦は２９日、ニューヨークのヤンキースタジアムで行われました。

ヤンキースの松井秀喜選手は５番・指名打者で先発した。

１―１の同点で迎えた６回に勝ち越しの右越えソロ本塁打を放った。ヤンキースは先発のバーネットが７回１失点の好投。８回から抑えのリベラを投入した。結局ヤンキースは３―１で勝ち、対戦成績を１勝１敗のタイとしました。

松井秀選手値千金の一発で大活躍でした。フィリーズの本拠地でレフトを守るのか注目です。

ドラフト会議

注目の花巻東の菊池投手は、６球団が競合しくじで西武が交渉権を獲得した。

今春の選抜大会優勝投手の今村（長崎・清峰高）は指名が競合することなく広島に決まった。

高校通算６９本塁打の筒香（神奈川・横浜高）は横浜からの１位指名された。

ソフトバンクは、今宮選手（大分・明豊高）を指名した。

デトネーター（アクション）

今回は、「デトネーター」（2006年）を見ました。

ウェズリー・スナイプス主演のアクション・サスペンス。共演は「ヴァン・ヘルシング」のシルヴィア・コロカ。ＣＩＡ諜報員が危険な陰謀に巻き込まれていく様子を描いている。

ストーリーは、元ＣＩＡ諜報員の国土安全保障省エージェント、グリフィスは、武器密輸組織を壊滅させるためルーマニアのブカレストへ送り込まれた。また訳あって２日後にはアメリカでの裁判に出廷しなければならないグリフィスだったが、その潜入捜査が失敗に終わり、地元警察に逮捕されてしまう。やがて、そこへＣＩＡの元同僚シェパードが現われ、ナディアという女性をアメリカへ護送する仕事を依頼される。

ウェズリー・スナイプスが出演の「アート オブ ウォー (2000)」や「ドロップ・ゾーン (1994)」と似たような感じがします。

陰謀に巻き込まれる政府役人を演じさせれば、スナイプスの右に出る者はいませんね。作品としてはＢ級アクション物でした。

城島阪神入り決定

マリナーズを退団した城島健司捕手（３３）が２７日、福岡市内で阪神と２度目の入団交渉を行い、合意に達しました。

城島は記者会見で「阪神のために力を出し切りたい」と引き締まった表情で話した。契約内容は推定４年総額２０億円プラス出来高払いとのこと。

城島はソフトバンクでプレーした２００５年以来５年ぶりの日本球界復帰。

来年の阪神はかなり強くなりそうですね。巨人との対決が楽しみです。

ヤンキースが６年ぶりＷシリーズ出場

アメリカ・メジャーリーグのア・リーグ優勝決定シリーズ第６戦、ヤンキースがエンゼルスに５-２で勝ち、４勝２敗でア・リーグを制覇しました。

ヤンキースが６年ぶり通算40度目のリーグ優勝を果たしました。

　ヤンキースは１点を追う四回に３安打３四球で３点を挙げて逆転。８回に追加点を挙げて逃げ切った。

フィリーズとのワールドシリーズは28日に開幕。ワールドシリーズでは、松井が活躍してワールドチャンピオンなって欲しいですね。

神奈川、静岡で民主党勝利（参院補選）

参院神奈川補選は２５日、投票が行われ、民主党新人の元内閣府職員・金子洋一氏（４７）（国民新党推薦）の当選が決まりました。

また、静岡県知事選（７月）に出馬した坂本由紀子・前自民党参院議員の辞職に伴う参院静岡選挙区補選は２５日、投開票され、民主党新人の土田博和氏（５９）＝国民新党推薦＝の当選が確実になりました。

民主党が参院補選で２勝を挙げましたね。鳩山政権が信任されたということでしょう。

母子加算の復活やムダなダムなどの休止だったり、これだけ連日正しいことをやっている政権は応援したくなりますよね。

巨人、日本ハムが日本シリーズ出場（ＣＳシリーズ）

セ・リーグＣＳ第２ステージは、第４戦で巨人が中日を８－２で下し日本シリーズ出場を決めました。巨人は中日を４勝１敗（アドバンテージ含め）で下し、２年連続３２度目の日本シリーズ進出。

巨人は１回に亀井の中前適時打などで２点を先制。３回にはラミレスの左前適時打、谷の左越えへの満塁本塁打で５点、６回にも１点を追加した。

巨人は先発東野が２失点も越智、豊田、山口、クルーンが万全の継投を見せて中日の反撃をしのぎました。

パ・リーグＣＳ第２ステージは、第４戦で日本ハムが楽天を９－４で下し日本シリーズ出場を決めました。

楽天は、８回にはエース岩隈をリリーフで投入する奇策も３ランを浴びるなど失敗にオ終わり、１勝４敗で終戦。日本シリーズ進出はなりませんでした。今季限りで退任する野村克也監督（７４）は試合後、ナインから胴上げされました。

楽天は土俵際で踏ん張る、巨人は王手（ＣＳシリーズ）

パ・リーグＣＳシリーズ第２ステージは、楽天が日本ハムに３－２で勝ち、第２ステージ初勝利。日本ハムのアドバンテージを含め、対戦成績を１勝３敗とし土俵際で踏ん張りました。

楽天は先発の田中将大投手（２０）が力投。ＣＳ第２ステージ初勝利を挙げた。最大のピンチだった８回に１点差に迫られたが、速球で切り抜けた。９回を６安打２失点で抑えました。第１ステージのソフトバンク戦に続き、２試合連続完投勝利を挙げた。

セ・リーグＣＳシリーズ第２ステージは、巨人が中日５－４で逆転勝ち、第２ステージ突破へ王手としました。

中日は１回、森野が巨人先発高橋尚から２試合連続となる右中間への２ランで先制。
巨人が６回、４番ラミレス、５番亀井の連続ソロ本塁打で同点に追いついた。巨人先発の高橋尚は５回２失点だった。

　中日は７回にブランコの適時打などで２点を勝ち越したが、巨人８回、敵失と代打脇谷の２点適時二塁打で３点を奪い逆転。９回はクルーンが締め、日本シリーズ進出へ王手をかけた。対戦成績を３勝１敗とし、日本シリーズへ王手とした。

中日、日本ハムが勝つ（クライマックス・シリーズ）

セＣＳ第２ステージでは、中日が巨人先発ゴンザレスの立ち上がりを攻め、初回に５安打を集て５得点。５回６失点でＫＯに成功。先発小笠原が好投し、結局７－２で中日が勝利。１勝１敗のタイに持ち込みました。

一方、パＣＳ第２ステージでは、日本ハムが楽天に逆転サヨナラ勝ちでした。楽天は９回に登板した抑えの福盛が乱調、１死満塁でスレッジに逆転サヨナラ満塁ホームランを打たれてしまいました。これで、日本ハムが２勝（１勝はアドバンテージ）となって断然有利になりました。

バーバー（スリラー）

今回は、「バーバー」（2002年）を紹介します。フィルム・ノワールを思わせる渋味の効いた演出で、ふとしたことから歯車の狂い始めた男の辿る皮肉な運命をスリリングに描いた犯罪物。カンヌ映画祭で監督賞を受賞した作品。

監督は、「ミラーズ・クロッシング」「ファーゴ」のコーエン兄弟。主演は、ビリー・ボブ・ソーントン共演、スカーレット・ヨハンソン他。

全編モノクロの本作は、もともとカラーフィルムで撮影したのち、モノクロフィルムに焼き付けるという方法で完成されたそうです。

ストーリーは、1949年、カリフォルニアの片田舎サンタローザで床屋で働くエド・クレインはタバコ好きの無口な男だった。平凡な毎日を送るエドだったが、ふとしたことから妻ドリスと彼女の上司デイブの浮気を疑う。

ある日エドは、店に来た客からドライクリーニングの商売を始めるために資金を出してくれる人を探している、との話を聞かされる。この話に急に乗り気になった彼は資金１万ドルを得るために、ドリスとの不倫をネタに相手のデイブを恐喝することを思いつく。一時は思い通りに事が運んだかに見えたエドだったが、やがて事態は予想もしない方向へ流れていく。

さすがにコーエン兄弟の作品だけあって、ひと筋縄ではいかないひねりのきいた展開の連続でした。ベートーヴェンのソナタ（「熱情」の第２楽章）が効果的に流れる。

人生にさめた主人公が無口で感情を抑えて、やたら余裕があるのかないのかタバコばかり吸うシーンが、多すぎでちょっとあざと過ぎるような感じがしました。人生を変えたかった男の悲劇を描いたなんとも奇妙な味の作品です。