あきこのブログ

任天堂ゲームネタを使ったネタ、自分オリジナルネタ、
ツクール作品(自分が製作者ではない)ネタを
中心にやる予定です。

劇場版ポケモンチェック&感想

2010年07月10日 17時51分20秒 | ポケットモンスター系
第13作目 幻影の覇者 ゾロアーク

個人的チェックポイント
■ゾロア
ゾロアークと共に海の向こうから連れてこられたポケモン。
何とか飛行艇から脱出し、サトシ達と力を合わせてゾロアー
クを助けようとした。他のポケモンや人間に化ける能力を
持ち、最後は成長してゾロアークのように辺りを幻影で覆
う力を得た。少年声のテレパシーで喋ることができ、ゾロ
アークの事をマァと呼ぶ。一人称は「オイラ」。一応前足
の先端で攻撃する技を使える。
■ゾロアーク
ゾロアと共に海の向こうから連れてこられたポケモン。♀
で、ゾロアとは血が繋がってない親子らしい。化ける他に
非常にリアルな幻影を辺りに投じることができ、さらに爪
を光らせてひっかく技や、紫の光を放って周囲を破壊する
技(ナイトバースト?)などを使う。コーダイの陰謀によっ
て暴れさせられる等利用され、電気の檻やライコウ達との
戦いなどで傷つきコーダイの陰謀を叩き潰しつつ倒れてし
まうが、セレビィの力によって復活。ゾロアと一緒に元い
た場所に帰っていった。ゾロアと違い、喋る事はできない。
■セレビィ
20年ぶりにクラウンシティに現れたポケモンとして登場。
時渡り、植物操作、癒しの力とお馴染みの能力の他に新た
に弱ると時の波紋を生み出す能力が追加され、それのせい
でコーダイに狙われる事に。コーダイによって痛めつけら
れるものの、無事時の波紋を利用することができ、それで
ゾロアークを癒した後に時渡りしていった。
■ライコウ
普通の体色のものと、色違いのものが登場。前者はゾロアー
クや機械が生み出した幻影で、コーダイの悪事に利用され
た。後者はクラウンシティの守り神とされるポケモンで、
化けて暴れるゾロアークを敵と思い込み戦ったが町のポケ
モン達のおかげで誤解は解け、最後にはコーダイを脅した。
幻影の方は雷雲を広げて雷を落とすと見せかけたりし、色
違いの方は電撃を放ったりはどうだんらしい技を使った。
■エンテイ
普通の体色のものと、色違いのものが登場。前者はゾロアー
クや機械が生み出した幻影で、コーダイの悪事に利用され
た。後者はクラウンシティの守り神とされるポケモンで、
化けて暴れるゾロアークを敵と思い込み戦ったが町のポケ
モン達のおかげで誤解は解け、最後にはコーダイを脅した。
幻影の方は辺りを火の海に見せかけたりし、色違いの方は
炎を吐いたりフレアドライブらしい技を使った。
■スイクン
普通の体色のものと、色違いのものが登場。前者はゾロアー
クや機械が生み出した幻影で、コーダイの悪事に利用され
た。後者はクラウンシティの守り神とされるポケモンで、
化けて暴れるゾロアークを敵と思い込み戦ったが町のポケ
モン達のおかげで誤解は解け、最後にはコーダイを脅した。
幻影の方は津波を発生させたと見せかけたりし、色違いの
方はれいとうビームやエアスラッシュらしい技を使った。
■コーダイ
今回の事件の黒幕。20年前に時の波紋を奪ってクラウン
シティの緑を枯らした張本人であり、その時手に入れた予
知能力で事業を次々と成功させメディアを牛耳るほどに成
長した。その予知能力が衰えてきたため、再び時の波紋を
奪おうと陰謀を企む。ゾロアークをゾロアを利用して騙し
て暴れさせクラウンシティを閉鎖したり、セレビィを痛め
つけて未来を見る未来を再現させたり、サトシ達に偵察メ
カを尾行させて時の波紋を奪おうとするが、最後は幻影キャ
ンセラーを破壊されてゾロアークの幻影に出し抜かれ、ク
ルトらが撮影した映像で悪事を世間にバラされて逮捕され
た。カゲボウズやムウマージ、大量のテッカニンを使う。
幻影キャンセラーや偵察メカの他にも幻影を生み出す装置
や水上を走る車、撮影用の飛行マシンや、塔乗用飛行装置、
飛行艇、電気が流れるオリといった様々な機械を持ち、グー
ンやリオカを従えていた。
■クルト
コーダイの秘密を探っている記者。ドーミラーを使う。コー
ダイが映像を加工してることに気づいたりした。
■リオカ
コーダイの秘書……と見せかけて実はクルトのようにコー
ダイの秘密に迫ろうとする、潜入記者だった。PCでコー
ダイの情報を調べ、コーダイが時の波紋を狙ってることを
調べたりした。
■プルーフ
ポケモンバッカーのテンガンファイターズのファンの少女。
コイルのような髪飾りをつけてて、変な旗を出して歌う。
■グーン
2匹のハッサムを使うコーダイのボディガード。コーダイ
の命令でゾロアークを捕まえたり、サトシ達と戦ったりし
た。最後はコーダイと共に逮捕された。
■時の波紋
時渡り等で消耗したセレビィが回復するために、地上のど
こかに一日だけ出現する時間のエネルギーの集まり。触れ
ると未来を予知する能力を手に入れられるが、エネルギー
が逆流して周囲の植物が全て枯れてしまう。今回はまたこ
の町のカウントダウンクロックの近くに出現し、それを入
手するためにコーダイが騒ぎを起こす事に。因みに古代の
文献にこれについて記されており、コーダイはそれを読み
解いて20年前の時の波紋を見つけたらしい。
■ポケモンバッカー
3匹のポケモンを利用したサッカーっぽいスポーツ。ポケ
モン達でボールにあたるものを空中に浮かぶゴールに叩き
込むというルール。
■クラウンシティ
セレビィが訪れる、緑と建物が共存する美しい町。20年
前にコーダイが時の波紋を奪った為に町中の植物が枯れて
しまい、ポケモンと人間が力を合わせて復活させた。その
他にもライコウ・エンテイ・スイクンの3匹に昔救われた
という歴史がある。ポケモンバッカーのスタジアムがあり、
試合開始時刻を教えるカウントダウンクロックが町中にあ
る。

感想
・漫画などのネタバレを見て凄くつまんなさそう……と思っ
 たのですが、そこそこでした。突き抜けて悪いわけでも
 良いわけでもなく、かなり地味な印象。陰謀工作がされ
 るシーンとそれを暴くシーン、人間キャラが会話&移動
 するシーンが目立ち、サスペンス物みたいな雰囲気でし
 た。
・別に破綻してる場面はなく、ゾロアやコーダイの描写は
 わりと丁寧だと思うんですが、盛り上がりには欠けたよ
 うな。良作と言うにはなんか単調で平凡。悪くはないは
 ずなんですが映画というよりはTVスペシャルレベル。
 ライコウ達もかっこいいけど別のポケモンでもいいんじゃ、
 という感じ。
・TVで散々ゴースやらキュウコンやらネイティオやらが
 催眠術とかでわりと面白おかしく高度な幻を見せていた
 ので、「今更幻影ネタかよ」と思っていました。蓋を開
 けてみたらゾロアークやコーダイが幻影を利用しまくっ
 てるので、幻影の覇者とはとても思えませんが、一応合
 格点かな?ライコウ達に化けて幻影を使うシーンの演出
 が凄かったので、規模はTVスペシャルぐらいですがこ
 ういう部分は映画ならではですね。
・化けるシーンは素直に面白かったです。ヒカリ四つん這
 いになるとは。最後の船の上にサトシとピカチュウがい
 て、タケシとヒカリが取り残される→サトシがゾロアで、
 ピカチュウがゾロアークだったというシーンはびっくり
 したのですが、タケシとヒカリがDP後にいなくなる噂
 が流れているので少しだけ切なくなりました。
・コーダイも機械を使ってゾロアークや人間を「化かして」
 くるのは個性としてありだと思いました。それを含めて
 ラストで悪事を晒されるという展開は爽快でした。ただ
 植物を枯らすという被害はちょっとショボい印象を受け
 たのでそこら辺もうちょっとむかつく感じにしてもいい
 かも。もっと自然を蔑ろにするとか、お前ら庶民で復興
 させてろみたいな。
・水上を走れる車がなんかインパクトありました。
・コーダイもクルトもTVで聞いた時ほど声が浮いてなかっ
 たのでよかった。リオカ役の人は上手かったです。
・リオカが裏切ると知ってたのに何も手をうたないコーダ
 イ。少しは警戒しようよ。後、幻影という姿を眩ますの
 に最適な能力があるのにわざわざライコウ達とぶつかる
 ゾロアーク。スルーすればいいのでは?ここら辺はご都
 合展開かも。
・結晶塔の帝王のエンテイのテーマをアレンジした曲が随
 所で流れて懐かしい。エンテイ達もかっこいいし、結晶
 塔の帝王が上手くリメイクされたら……と思わず考えま
 した。
・グラエナのかっこよさを再認識しました。結晶体を生み
 出したゾロアークに放った技はなんだろう?クルトのドー
 ミラーが暗闇でフラッシュ使ってるんですがアニメ的に
 は実は非常に珍しいシーンだったりします。ハッサムV
 Sグレッグルが対決するシーンが地味にかっこよかった
 です。
・タイトルコールの演出が相変わらず凄い。エンディング
 もシンオウキャラがどんどん出て驚きでした。でもポケ
 モンバッカーの試合シーンをもっと見たかったかも。

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