grow 徒然日記

花と緑・・・ときどき犬

アドベント

2013-11-26 19:02:27 | 日記
もうすぐクリスマス
アドベント(降臨節)はヨーロッパのキリスト教の風習で、キリストの誕生を待ち望んでクリスマスのお祝いの準備をする期間です。
アドベントの期間はクリスマスの4つ前の日曜から始まり(今年は12月1日)、アドベント・カレンダーやアドベントリースでクリスマスの
カウントダウンをします
アドベント・リースには4本のキャンドルが使われ、日曜日毎に一本ずつ聖書を読みながら、火をともしていくそうです
リースを平置きして、伝統にのっとってキャンドルを置くのも素敵ですが、玄関に飾ればウキウキできるので壁掛け型ばかり作ってしまいます

去年、幼稚園の母の会のお教室の講師として招かれた際、せっかくなのでリースを、と思い、淡色あじさいのプリザーブド・リース レッスンを
させていただきました
みなさん個性がでてとっても上手につくられてました
お恥ずかしい話、アドベント期間を勘違いして記憶しており、レッスン前の説明でアドベントのスタート日を間違えて伝えてしまい
私自身も勘違いしていたために、その日に意気揚々と飾りつけをしてしまいました

勘違いした日はクリスマスのジャスト4週前今年でゆうと今日11月27日勘違いアドベント・デイです
なにごとも気持ちの問題というのがモットーなので、去年アドベントに気持ちを持ち上げてもらった節があり、良いことが起こりました
ゲンかつぎに今年も勘違いアドベント・デイに飾ってしまおぅと、手元にあったキウイ蔓(つる)で土台を組んで、フレッシュのモミの木チップでリース作成
時間がなかったのでドシンプルですキャンドルの火をともす代わりに一つずつ飾りを増やそうかな
来年はこの時期にリースレッスンが出来たら良いです
アドベント期間とは~~のご説明には力が入ってしまいそうですが

サザエさんなら失敗こそお家芸として楽しいのですが、こちらはそうもいかないので今年のアドベント・リースには
どうぞ勘違いがなくなりますようにと願いを込めて飾ることにしますアーメン

大人のお祝い

2013-11-26 08:56:43 | 日記
お誕生日を迎えることは誰しも嬉しいもので、まいとし身近な人がお祝いしてくれますね
年を重ねてゆき、60歳のお誕生日お祝いは人生の節目として特別なお誕生日です。

還暦のお祝い
本卦還(ほんけかえり)といい、60年で再び生まれた干支に還る、61歳の称です
本来は数え年の61歳のことを指すそうですが、いまでは満60歳を還暦とする考え方が一般的になりつつあります。
華甲ともいわれ、「華」は分解すると六つの十と一となり、「甲」はきのえねの意


漢字からちなんでいるお祝いの年は他にもあり、
70歳 古希 、77歳 喜寿 、80歳 傘寿 、88歳 米寿 、99歳 百寿 などのお祝いがありますね
米寿は、「米」を分解すると八が2つと十 となり、米にちなんだものを送ると良いとされています

お祝いする気持ちなので旅行に招待したり、好きなものをプレゼントしたりと、習わしにこだわらず素敵なプレゼントを
みなさん考えておられてプレゼントの幅が広く、多々素敵なプレゼントのおはなしを聞きます

私はお花を贈ることが圧倒的に多いのですが、このたびお世話になった方の還暦パーティーに参加させていただき、
60本の赤バラをご用意しました
サムライ’08という品種で、名のとおりキリっとしていて真紅でカッコイイ薔薇です
カッコイイ生き方をされてきているのでピッタリだと思い
ステム(茎)が細目だったので、ロングタイプにまとめたスキっとした花束がとてもお似合いでした

たくさんの方からの心のこもったプレゼントに、また恩返しをしなくちゃな…と目頭を熱くさせてつぶやかれていたので、
こちらももらい泣きしそうに
生き様の集大成がみごとに表れた素敵なパーティーでした

頭巾に赤いちゃんちゃんこも時代の移り変わりとともに





春へ

2013-11-24 16:13:38 | 日記
長年お付き合いをさせていただいているE様邸の植栽
スタイリッシュな外観の立派な邸宅で、いつもお花がみごとに映え、邸宅とお花が引き立て合っています
おもに玄関アプローチと、門内のお庭に点在する樹木の足元を季節のお花でいろどります
今回は、その一部をご紹介します

お玄関の両サイドに植樹されているシマトネリコの足元のスペース
ふちどりにミスカンサスとティンゴンドラを交互に植えることで動きをつけ、中央部の主役にはパンジームーランフリル

ミスカンサスは噴水形のイネ科の植物で、ススキやカヤやパンパスの仲間です。日光にも乾燥にも強い頑健な植物で、
9月~10月に穂状のお花を咲かせます
神戸のRAVIMANAさんが出来たばかりの頃に、神戸コレクションが開催され、そちらへ出向いた際、
ヤシの木(だったと記憶してます)の足元に敷き詰められたヤブラン(ミスカンサスに似てるけどユリ科)がいっせいに花を咲かせ、薄紫色の絨毯のようで見事な光景でした

ティンゴンドラはシルバーグリーンのなんとも可愛い這性の植物で、ハンギングにもよく使用されますが、私はグレコマと同様にカバーグリーンとして気に入っています

そしてムーランフリルはイタリア貴族のスミレとうたわれ、世界最古の種苗会社イタリアナポリのファーメン社が育種した情熱の国イタリアらしい洗練されたフリル咲きパンジー
一般的なパンジーに比べると相場が4~5倍と高値ですが、花弁も厚く花持ちもよく、育成旺盛で春になるとその実力を発揮します。
見事な咲き誇り方に圧倒され、私はその魅力の虜です
パンジーは切り花としても近年では流通しており、切り花としても意外と長持ちします
お庭にも、自宅内の一輪挿しにもと大活躍してくれるので特にこのムーランフリルは最盛期には花丈も長くなりお勧めの一品です
カラーバリエーションはどれも上品な色合いですが、今年はお玄関をさらに品よく引き締めるためにビオレッタ(紫)を植えることに
春になった時の光景を想像してちょっとニヤニヤしながら、サプライズのしかけも完了

これから寒さが厳しくなってくる時期に入り、口を開けば「さむい」ばかり連発してしまいがちですが、
寒い時期に耐えて根を張り、春へ向かう姿勢の一年草のお花たちを見ていると励まされます
今はちんまり咲いているお花をみていると、春への期待を胸に、素敵な冬を過ごせそうな気になりますね

仏教の教えに忍辱(にんにく)という仏語があります。六波羅蜜の第三で、侮辱や苦しみに耐え忍び、心を動かさないことだそうです。
花は人の心をやわらげ、怒りを鎮めるのは忍辱。
お花の姿そのものだなぁと納得です

春がたのしみです







SAKURA

2013-11-20 21:57:16 | 日記
Hi 今年の秋に9歳を迎えたチワワの月磨呂です
小さい頃はスリムだったのに、この頃はすっかりメタボです
心地良い秋晴れのなか、大好きな公園お散歩にご満悦

この時期の公園は日々変化のある時期で、秋の青空と木々の紅葉と落ち葉のひろがる地面に四季の美しさを感じます
街路樹の銀杏は黄色く色づき、公園の桜並木はいっせいに赤色に染まる
冬の訪れを迎える手前の、心地よーい秋の貴重な時期です

春夏秋冬、好きなシーズンは人それぞれ違いますが、やはり私は春と秋が好きです
春にしか咲かないお花、秋にしか咲かないお花に心を打たれます
日本には法律で定められた国花はないそうですが、皇室の紋章である菊とともに、桜は日本の国花ともいえる存在ですね
月磨呂と一緒に写っている並木は紅葉を迎えた桜並木

春爛漫の満開のお花見シーズンには、この沿道も人がいっぱいです
花が散り、芽吹いたばかりの桜の若葉を見ては、さくら餅を想い「美味しそう…」と思うのは私だけでしょうか
春夏秋冬をこれだけ見事に表している木は他になく、桜前線と言われるほどに日本列島に四季を知らせてくれる桜が大好きです

ことし、夏の終わりに花を咲かせた桜の木のニュースがありました
桜は冬の寒い時期に休眠状態に入り、春の暖かさの訪れを合図に花を咲かせます
このメカニズムを利用して、早い時期から寒さにあて、後に春の状態を作ることによって桜が春だと勘違いして花を咲かせる技術もあり、
そうして桜の開花調整をし、お正月に桜の花の活け込みというシチュエーションも見られます
今年も異常気象で、暑い夏がようやく終わり、いよいよ涼しくなるかと思ったのに、しばらくしてまた夏のような暑さが続きましたよね
花を咲かせた桜は、暑さで葉が枯れ落ちた後で一瞬の寒さを感じとってからまた暖かさを感じ、
「あ、春が来た」と勘違いしたことが原因だそうです

ベストシーズンである春と秋が確実に短くなってきている現象は、なんとも寂しく、なんとかならないものかと思います
桜は日本の国土の健康のバロメーターのような気が

我が家でも健康のバロメーターである体重計の埃を払い、月磨呂&飼い主ともども現状を知ることで奮起したいと思います





ミラクルカラー

2013-11-19 19:22:45 | 日記


アルフォンス・ミュシャ作 ”夜のやすらぎ”
アールヌーボーを代表するグラフィックデザイナー。
サラ・ベルナールという女優さんのポスターを描いたのがきっかけで一気にパリで売れっ子の画家さんに
女性を描く曲線が細くしなやかで、母がもともと好きな画家さんです
(私もなんとなく良いナと思っていたのは、昔好きだったヒステリックグラマーのグラマーgirlsシリーズに似たところでしょうか
春・夏・秋・冬を描いた作品もありますが、この作品は”時の流れ”というシリーズの夜ですね
ほかは”朝の目覚め”、”昼の輝き”、”夕べの夢想”そして”夜の安らぎ”

なんとなく落ち着かない気持ちになり筆をとった夜の投稿です
この絵は母が売りにだそうとしていた所に待ったをかけて譲りうけました
将来的にこんな場所に飾られたらシビれるという期待があって今は温存することに

絵の手前にある一輪挿しのカラー、もともとは二本挿してたんですが一本は枯れたので、こっちもそろそろかな
と、水替えも切り戻しもしていませんでしたなのにずっと今の状態を保っています
近頃ようやく花先(厳密には仏炎ホウのホウの部分)がすこーし黒ずんできただけで、でもまだまだという雰囲気です
しかも茎に傷もち。傷のないほうの子が先に枯れたのに すごいなと思って毎日見てます
いつからかというと、9月末から保ってるという・・2か月!
室内の寒さと陽のささない場所なので切り花にとっての環境が良いのでしょうが…

もしや絵の影響かと、神がかりなカラーです
今回のカラーはクリスタルブラッシュというポピュラーな品種です。
colorバリエーションもわりと豊富で、紫や黄色やアプリコットなどあり、太さ長さもさまざまで魅力のある花材です
カラーの花言葉は 愛情、乙女のしとやかさ、情熱的、熱血、清純、清浄、歓喜、素晴らしい美、素敵な美しさ、夢
今調べました(笑)
あやかりたいですね