手帳

15年ほど同じ手帳を使い続けている。

革張りの赤いシステム手帳でリフィルを毎年代えているだけなのだが、
使い込んでいるせいか背の部分の色が大分禿げてきた。
さらに中の金具と革の接着部分が浮いてきている。

いつまで使えるかわからないが、使える限りは使い続けようと思う。

理由は「私」という人間の歴史を刻々とつづってきた、
当然お金で買えるようなものではない、小さくても
世界でただ一つしかない手帳だからだ。

ルーツ

以前自分が住んでいた街へ久しぶりに訪れる。

開発が進んでいる地域のせいか、随分変わってしまっていた。
しかし歩いていくと懐かしい風景に出くわし、思わず見入ってしまう。
その瞬間、当時の私が鮮やかに脳裏に蘇った。

私がここに来た理由、それは自分のルーツを確認するためである。

何を感じ、何を望んで日々暮らしていたのか。
それは今の私自身を探り、新しい道へ進むための
大切な手がかりなのだ。

Dreams come true.

純粋に思い描いてる夢は、不思議だが、いつか叶うものである。

人によって夢の大きさや時期は違うと思うが、
私は大体5～6年周期で叶っていくらしい。

どう叶っていくかというと、意識しているわけではないが、
ひょんなことでその夢を実現する機会を得られるのである。
このタイミングはまさに絶妙、ここぞと言う時に来るらしい。

それまでは紆余曲折の連続で、もうこんなことは叶うはずも無いと
半ば諦めてしまおうかと思うような状況も少なくない。
しかし、本当に叶えたいと思う夢はなかなか諦められないのである。

それが功を奏しているのか、神様はある日突然、手を差し伸べてくれるのだ。