文字書き。

先日、もったいつけてお話した文字書き。
出来あがったのがこれ！



ぱらぽんさんがお手伝いに来てくれて、無事に仕上がりました。
もちろん書家ではないから「なんちゃって書道」ですが、
とりあえず、明日、依頼者のところへ届けます。

１日から始まる展示会場の入口を飾るらしいが、どんなようすになるか、
またご報告します。

花実ライブ。

ディスカバリー・パーク焼津で開催された「花実」さんのライブ。
友人と出かけてみました。









ひさしぶりに見る花実さん、
ドレスの雰囲気のせいか、以前より大人っぽく見えて、
歌声も一回りスケールが上がった感じ。

プラネタリウムに写しだされる星空と、
彼女の歌とのマッチングがとても良く合っていて、
そのまま眠ってしまいたくなる癒しのライブでした。

花実さんのブログはこちら。
（花実さん、写真勝手に転載しました。ごめんなさい！）


ライブの後は、すぐ近くのイタリアンレストランで遅い夕食。
お店の名前は「ボスコ・マーレ」。
海岸の松林の中にひっそりと建つオシャレな洋館って感じ。
遅い来店にもかかわらず気持ちよく迎えてくれました。
味もなかなかで、また訪ねてみたいお店でした。

ひさしぶりの癒しとだんらんの一夜、楽しかったです。
みなさん、ありがとう！

はてさて！

書家でも無いのに恥ずかしいのだが、
いま、あるお方から文字書きの依頼を受けている。

お世話になっている大切なお方からの依頼なので、
二つ返事でお受けしたが、内心はドキドキもの！

ご依頼は、タタミ一畳くらいの和紙に「蔵」の一文字！

まず和紙の確保。
なんたって、一発で書けるほどの腕は無いから枚数が欲しい。
これは、姉のお店でなんとか確保。

つぎに筆。
この位の大きさの文字を書く毛筆となると入手はちょっと難題。
だが、毛筆でなくとも文字は書けるから、そこはアイデアでなんとか。
そこで代用の筆作りだが、これがなかなかの曲者で、
あれやこれやの試行錯誤がつづく。

最後にスペース。
自宅の工房で書こうと思ったが、物が多くてちょっと狭い。
そこで、広い寺島教室で書くことにした。

作業用のテーブルを脇に寄せて、床にブルーシートを広げ、
さらに新聞紙をガムテープで貼り合わせて敷き、
和紙を動かぬようにしっかりテープで止める。

紙の上に乗らないと書けないから、きれいな白い靴下を履き、
バケツに墨液を多目に準備したら、まず黙想に入る。
紙の上に文字の形が浮かぶまで、ひたすら集中・・・！

なんて段取りになるのだが、
寺島教室がある２８日までは作業は無理なので、
２９日が勝負！ということになる。

「いつ頃出来ますか・・・？」
依頼主のお顔がチラチラ目に浮かぶこのごろ、
はてさて、土タヌキの本領発揮？となるか・・・！

スイス便り１

スイスへ転居した生徒さんから、第一報が届きました。







写真は、自宅の庭から見えるレマン湖の風景だそうです。
無事到着してホッとしているようすがうかがえます。
それにしても、すばらしい環境のようです。

さっそくご近所にご挨拶に回ったら、あるお宅では、
ワインやチーズで大変なもてなしを受けたようで、
その美味しさに感激、すっかり酔ってしまったようです。

英語とフランス語で大奮闘しているようすが、
楽しそうに綴られていました。

名刹訪問２

東壽院さんには、不動明王堂や古い道標などの文化財とともに、
小堀遠州作といわれる見事な庭園があります。
サツキの古木や椿、梅など、それぞれの季節に、
脇の茶室でお茶でもいただきながら眺められたら最高ですね。

そして見逃せないのが、本堂の脇部屋の欄間です。





一枚板の両面に浮き彫りにされているのは、
生誕から、解脱、涅槃に至るまでのお釈迦様の一生の物語。
表と裏にそれぞれ違う場面が彫りあげられている見事なものです。


すっかり心が豊かになった帰り道、ちょっと寄り道したのが、
興津の銘菓「宮様まんじゅう」の潮屋さん。



清見寺に寄られた宮様に献上され、陛下も喜ばれたという銘菓です。
小さな飾り気のないおまんじゅうですが、上品な味の逸品です。

心も舌も満足した古刹訪問の旅でした。

名刹訪問。

急に寒くなった今日、荻須さんご夫妻と友人など７名で、
先日ご紹介した若林豪さんゆかりの東壽院さんに行ってきました。



国道５２号線を少し登った先の、脇道を少し入ったところ、
小高い山を背に両手を広げたように建つ山門前で、
若いご住職ご夫妻が、やさしい笑顔で迎えてくれました。

風格ある大きな本堂、位牌堂、茶室、庭園などが
歴史の流れを静かに語りかけてくれます。

ご住職の修行時代の苦労話やご夫婦の出会い、
お子様達やお父上（豪さん）のエピソードなど、
気さくに楽しく聞かせて下さいました。

地域の子供たちの寺子屋教育やキャンドルコンサートなど、
文化的な活動も積極的に進めておられるようです。

そんなお寺の玄関にさりげなく置かれた一つの灯り、
先日お求めいただいた土タヌキの小品でした。



お役にたっているようで、なによりの喜びでした。


包みこむようなおおらかさと厳粛な空気感、
ひさびさの心休まるひとときでした。

ありがとうございました。

うれしいプレゼント！

展示会開けのボヤ～っとした気分のところへ、
うれしいプレゼントをいただきました。

まずはコレっ！



荻須さんのところへ突然来てくださった俳優若林豪さんとの記念写真。
みなさん、良い笑顔で映っています。

そして、コレっ！



先日上越市に出かけたぱらぽんさんからのプレゼント。
赤い唐辛子を縄ひもで結んで干す、越後地方の伝統の暮らしの知恵。
赤と緑と藁の色のバランスが美しい、ちょっとしたアート作品です。
昔の人の何気ないセンス、すばらしいですねえ。

みなさん、ありがとうございました。

無事終了しました。

日差しは暖かいが風が冷たい最終日。

来客も少なくのんびりした一日の中で、
生後二カ月という赤ちゃんと一緒に、
体験に来てくれた若いお母さん！
急に泣き出した赤ちゃんをあやしながら、
かわいい作品が無事に完成して大喜びでした。

ゆっくりお茶を点てて飲んだり会話をしたりの、
なごやかな四日間となりました。

ご来店いただいた皆様、ありがとうございました。

またの再会が楽しみです。

好評です！

茶道を少し無視した「なんちゃって茶席」が好評です。

茶席というとついつい敬遠されるのかと思いきや、
気楽に楽しんでくださる方が多くて安心しました。
おかげで、用意したお抹茶もお菓子も追加が必要なほどでした。

心得のある方のちょっととまどうようすも面白く、
見よう見まねの初心者の緊張したようすも微笑ましい、
楽しいシーンが連日展開されています。



着物美人にお茶を点てていただき、デレデレの土タヌキ。
まさに至福のいっぷくです！
（写真はこころ庵のブログから拝借）


展示会も今日で三日目。

平日でもあり来客の落ち込みが心配されたが、
予想に反して朝から大忙し！

京美人のＹちゃんが、京土産持参で来てくれたり、
清水の生徒さんたちが友人たちと来てくれたり、
土タヌキの点てたお茶を飲んでいただくことになった、
お気の毒なお客さまもいたり・・・などなど、
にぎやかで楽しい一日となりました。


明日は最終日。
どんな出会いとハプニングが待っているのか、楽しみです。
お時間がありましたら寄ってみてください。

花実さんのコンサート

焼津市出身のシンガーソングライター「花実」さんの
コンサートが近づいています。

昨日は展示会場に、コンサートのご案内も兼ねて、
花実さんのお母さんが来てくれました。

透明感のある声と詩情ゆたかな楽曲は、
俳優の故・緒方拳氏も絶賛していました。
東京でのライブなども積極的に行うなど、
いま注目の女性シンガーです。

ディスカバリーパーク焼津でのライブも二回目、
星空を舞うような澄んだ歌声の世界が広がります。

１１月２７日・１８時４５分開場・１９時開演
大人￥２６００・子供￥２２００
全席指定（１５０席）
問合せは、ディスカバリーパーク焼津へ。

もちろん、当日は土タヌキも応援に行きますよ！