エジソンの母 第１話

えっ？安田顕さん、えっ？このドラマに出ることになってたの？

いきなりの登場で、ビックリ。
正直そんなに積極的に見るつもりじゃ無かったんだけど、
安田顕さんの登場で、結局見ちゃいました。


あらすじ
小学校教師・規子（伊藤美咲）は、大学教授の婚約者・美浦（谷原章介）に、
「君は美人だがちっとも面白くない。」と言われ、
家事機能の付いたバービー人形と酷評され、
それよりも「キャベツ人形」の方が好きだからと、
婚約解消＆別れを告げられてしまいます。

そんな規子の１年２組のクラスに、花房賢人（清水優哉）と言う転入生が来ます。
どうやら、賢人は前の学校でも問題児だったらしく、
その母・あおい（坂井真紀）にも、問題が有るらしいとのこと。

案の定転入早々賢人は、「どうして１＋１＝2なの？」から始まり、
「僕は嘘つきです」とか「真っ直ぐな虹を見た」とか言い出したり、
理科室の人体模型に電気を通して生き返らそうとしたり、
数々の問題発言＆行動で、学校は大混乱。

学年主任の加賀美（松下由樹）は怒り心頭、
賢人を隣町の小学校に転校させるべきと、副校長に抗議し、
賢人の母親を、学校に呼び出します。

あおいが学校にきた時、
ちょうど賢人が加賀美に激しく叱責されている場面に出くわします。

「あなた、馬鹿じゃないの。あなた、脳みそが腐ってるわ。」
と、賢人に言い放つ加賀美に、あおいは、
「賢人の脳みそは腐ってなんかいない。
・・・賢人は本が好きなんです。学校や友達が大好きなんです。
家族や友達を思いやる心を持っています。
いっぱい良いところもあるんです。
これからも色んな失敗をするかもしれません。
でも『腐ってる』なんて言葉で切り捨てたりしないで、
どうか見守ってやって欲しいんです。
この子の心の中にあるキラキラした好奇心を、
いろんな事、いっぱい知りたいなって思う気持ちを信じて、
見守ってやって欲しいんです。」
と、懇願します。

一見解決したかに見えた賢人の問題ですが、
ある日賢人は、鳥のえさ用の生米を食べたら空を飛べると言い出し、
みんなが見ている中、教室の窓から飛び出し・・・・・

感想
賢人みたいな子が教室にいたら、
先生は、本当に困っちゃうかもしれないけど、でも面白い子ですね。

学校は、社会で生きていくための一般常識やルールを学ぶ場でしょうが、
それと同時に、子供たち一人ひとりの好奇心を大切にし、
一人ひとりの個性を、充分に発揮させてもらえたら、素敵ですね。

１クラス３０人くらいの子供たちを担当し、
このバランスを上手くとっていくのって、大変でしょうね。

でも、子供本人の前で「脳みそ腐ってる」発言は、良くないと思います。
きれいごとかもしれませんが、子供って本当に色んな可能性を持っているし、
面白い発想ができるので、
大人の常識だけで、一方的に押さえつけたり、切り捨てたりしないで欲しいですね。

賢人のお母さんは、賢人くんの良いところたくさん言えて、
本当に素敵なお母さんだと思います。

あんまり期待していなかったドラマですが、
１話目を見た限りでは、結構面白かったです。

伊藤美咲さんは、やっぱりコミカルな役のほうが好きです。
今までは、真面目で模範解答しかしないような面白みの無い女性だったのが、
賢人を通して、自分の個性を発揮できる人に変わって行くのでしょうか？

谷原さんの大学教授役も「実に面白い」。・・・て、ドラマが違うか？
１＋１＝10だったり、０だったり、1だったり11だったり・・・・
ソクラテスとプラトンのパラドクスだったり、真っ直ぐな虹＝水平環だったり、
またしても？？？な、話題も出てきますが
「へえ～」な感じが、面白いです。

今後は、まだまだ続く賢人の問題（？）発言＆行動と規子の奮闘振り、
青柳美月（杉田かおる）を中心とする、怖い保護者の方々と学校の対応、
あと規子と美浦のその後の関係が見所でしょうか？

ところで・・・・
「家事機能付きバービー人形」ではなく、
「家事機能なしキャベツ畑人形」ってのはどうなんだろう？
。。。。私の事ですが。。。。


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安田顕さんは、今回限りの出演なのかな？
それが一番気がかり・・・・・・