Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

特別展なくても堪能できるトーハク

2014年10月20日 13時53分28秒 | 美術館・博物館etc.
今は平成館で「日本国宝展」が始まったけど、
こうした特別展と特別展の合間の時も
何かしら「見るもの」があるのが、ナショナルミュージアムの強みだなぁ。

訪れたのは10月13日の「体育の日」。

東洋館の特集「日本人が愛した官窯青磁」の展示が最終日。
油断したのと、9月以降のハプニングの連続で足を運びそびれているうちに、、、、

やっぱ見たいぞ!

というわけで、これだけ見られればいいワ、くらいの感覚で訪れた。

前半は馬蝗絆(ばこうはん)が出ていたようだ。
(そういえば、先日も根津美術館で展示替えの関係で見られなかった)

でも、見る機会の少ない米色青磁がお目当てだったから気にしない。

花入は写真で見るより美しくて、見応えがあった。

国宝の青磁下蕪形瓶(アルカンシェール美術財団所蔵)にもまた会えて嬉しかった。

東洋館で引き上げるつもりが、あまりにも米色青磁がよかったので、
そのままフラフラ~と本館へ。

まずは1階を時計回りに見る。
漆工も陶磁器もさほど代わり映えがしなかったなぁ。

気になったものは撮影禁止ではないことを確認した上で
写真を撮っておく。

仁清の茶碗、お皿がステキ。

2階へ上がる。

2階も前回来たのが7月か8月だったから
展示替えはしてあるはずなのが、あまり新鮮味が感じられず~

「茶の美術」ではセンターが一入の四方茶碗だったなぁ。

と思いつつ、企画展示「唐物って何?」が面白かった。11月24日(月)まで。

馬蝗絆(ばこうはん)とここで再会した。。。 ん?ココだったっけ?


リストにないなぁ。他だったかなぁ。(再会したのはたしか)

  →この後に訪れた三井記念美術館でした~

君台観左右帳記(模刻本)は興味深かった。


1階に下りて特別展示。
2014年日中韓国立博物館合同企画特別展「東アジアの華 陶磁名品展」

中国、韓国のところはさらっと見た程度。

興味は日本のところ。

長次郎の四方黒薬茶碗「ムキ栗」。
さっき一入の四方黒楽を見たばっかりだから、ついつい比較。

やはり、格が違う。

仁清の茶壺もやっぱいい。


と、、、、ここで私は重大なポカをしてしまった!

国宝の秋草文壺をさらっと見て通り過ぎてしまった

見たことは覚えている。

だけど、あれが、あの秋草文壺だったということをうっかり失念していた。

日本における国宝の陶磁器14点の一つ。

私はこのうち11点を見ている。

★見たもの11点の復習

国焼・白楽茶碗「不二山」 本阿弥光悦作 (サンリツ服部美術館所蔵)
国焼・志野茶碗「卯の花」(三井記念美術館所蔵)

唐物・曜変天目茶碗(稲葉天目)(静嘉堂文庫美術館所蔵)
唐物・曜天天目茶碗(藤田美術館所蔵)

唐物・油滴天目茶碗(大阪市東洋陶磁美術館所蔵)

唐物・玳皮盞天目(たいひさんてんもく)(相国寺・承天閣美術館所蔵)

高麗・大井戸茶碗「喜左衛門井戸」(大徳寺・孤峯庵所蔵)

青磁花入「飛び青磁」(大阪市東洋陶磁美術館所蔵)
青磁下蕪形瓶(アルカンシェール美術財団所蔵)
青磁鳳凰耳瓶「万声」(和泉市久保惣記念美術館所蔵)

色絵藤文茶壺 野々村仁清作(MOA美術館所蔵)


★見てないもの3点。
秋草文壺 渥美焼(慶応義塾大学所蔵、東京国立博物館寄託)
色絵雉香炉 野々村仁清作(石川県立美術館所蔵)
曜変天目茶碗(大徳寺・龍光院所蔵)

後から気がついて、「もっとじっくり見ておけばよかった~

11月24日までに再訪しておこう。

日本国宝展も行きたいしね。



そんなこんなで、東洋館と本館しか見なかったのに、
3時間もかかってしまった。(休憩しながらだけど~)


この秋のトーハクは楽しいかもしれない。



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