Akatsuki庵

日々と向き合って

春の出雲旅その8~松江で茶の湯にふれる

2017年04月14日 23時24分16秒 | 泊りがけの旅行
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前回からの続き~

しじみ汁&ぼてぼて茶で小腹を満たした後は小泉八雲の旧居のトナリにある田部美術館へ。


楽山焼と布志名焼の茶道具を鑑賞。

春の取り合わせもあった。

了入作の赤楽茶碗『早船』写(本歌は長次郎作。畠山記念館蔵)があったのが印象に残った。

それから、松江城の裏側?にあたる塩見縄手を歩いた。


日本の道100選
にも選ばれているらしい。

しばらく歩いて左折、坂を上ったところにある明々庵を訪れた。




松平不昧公が建てたお茶室なんだけど、
最初は松江に建てられ、ほどなく江戸に移築されて、江戸の中でも次々に移築を繰り返し、
昭和の始めに松江に戻ってきて、それから荒廃して、、、

と、“流転の茶室”らしい。
現在の場所に落ち着いたのは昭和41年(1966)とのこと。

もはや、最初のオリジナリティではないような~
(移築するたびに土壁とか新しくなるだろうしねぇ)

だから、有難みが薄かった。

本音は菅田庵が見たかった。でも、非公開。
来年、2018年は不昧公の没後200年ということで、公開されるようだ。
(リベンジ再訪しようかな)

明々庵を眺めながら、不昧公ゆかりの和菓子で一服。

 



結局、和菓子は買わなかったなぁ。

お堀端に戻って、松江歴史館にも行ってみた。



松江城築城のプロセスとか、遺構とか出土品といったあれこれも興味深かったし、
不昧公のコーナーもあって、これもよかった。

喫茶コーナーの奥には利休考案の茶室(再現)もあった。



松江で茶の湯にどっぷり浸ろうを思ったら、やはり大茶会の時に訪れた方がよさそうだ。
と思う。

そして、ぐるっと一周した感じになって、堀川めぐりの大手前広場に戻ってきた。

で、またお船に乗った~

次回へ続く~

※外部リンクが悪さして、なんど書いても内容が消えちゃって、今日はもう振り回されたワ

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