Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

小習の稽古

2009年07月26日 00時01分00秒 | 稽古の備忘録
昨日は“夏休み前”の最後の稽古だった。
蒸し暑さゆえ、朝から既にバテ気味。
よって、二部式の稽古着はパス。
バックに帛紗挟みと白靴下と花月の友、灰匙セット、
さらに小習の教本2冊を入れて、自宅を出た。

当番で10時すぎに稽古場入りし、三炭を熾すところから準備。
まず、盆香合の手前をした。
一昨年6月以来だけど、の中で予習したから手順はわかっている。
でも、思ったような所作ができるかどうかはまた別
なかなか、華麗な手前はできませんワ
風炉が大ぶりの土風炉だったしね。
釜の上げ下ろしの際に風炉にあたって、欠けさせちゃ~タイヘン
という危機感がアリアリで出ちゃってたなぁ。

しかし、種炭の熾し具合がちょうどよかったようで、
手前の後、お香も香ってきてたし、点前でいい感じのお煮え。
ホッ

後は見学。
台天目を見て、昼休み。

午後は灰形。
貴人点の濃茶点前を稽古を背に、縁側で唐銅の道安風炉で二文字押切。
細かい炭カスまでキレイに上げてあったから、濾し直さずに作り直す。
ちょっと灰の量が少ないかなーと思ったけど、そのまま作る。

途中で風炉中に蜘蛛の子が侵入
米粒の10分の1くらいに小さい。
摘めないし、灰を傷つける体重もないので、無視。
だけど、ヤツが邪魔でウロチョロしている後ろ右側の仕上げが~。
明らかに不自然なカーブを描いてしまった。

濃茶の客で中断して、再開後に手直ししたけど、西日でに写らない


まぁ、「練習だ」と割り切っても図らずに作ったからね。
稽古で使っていた土風炉も、誰かがお湯を灰に落としちゃってたから、
「月曜日、よろしければ使ってくださいナ」ということで。

灰形終わっても、まだ稽古は続いていたので、客で入った。

貴人清次の薄茶点前で“お次”に入る。
臨機応変な対応が必要だなー。

続いて、棚付の濃茶平点前の次客。
最後に平茶碗の洗い茶巾&次茶碗の持ち出しによる点前を見学。
残っていたお弟子さんと先生と皆で薄茶をいただいた。

やっぱ、盛夏の時は夏らしいお点前を見るかするかしたいよね

で、残った3人で後片付けをしておしまい。
(他の2人は入門2年半と1年弱の学生さん。
後片付けのお手伝いでも成長ぶりがわかるわ~)

8月前半の稽古はお休み。
次回は8月下旬。
もっとも、社中稽古は休みでも、灰形教室は湿し灰作りがある。
お盆の真っ最中でも月例の稽古の変更はない。
まるで、夏期講習みたい
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