裏山赤太郎~ゲイでエイズで、でも生きてくよ!~

ゲイとして生きて、50代でエイズを発症したけど、自分らしく生きていくことには変わりないないんだよってブログ。

エスカレーターでは手すりにつかまって

2015-07-21 12:39:19 | 日記
本日より全国の鉄道で、
エスカレーターに関するキャンペーンが始まるそうです。

エスカレーター上では、
「手すりにつかまろう」と呼びかけるキャンペーンです。
現在、エスカレーターでは、
関西、関東の違いはあるにしても
左右いずれか片側をあけておいて
歩いて歩行する人を優先させるかのような習慣が定着しています。

しかし、実はエレベーター上での
転倒事故が絶えない現状があります。

エスカレーターを歩きながら下ることで、
自ら転倒してしまう事故が起こりやすいのです。
また、片側に寄って、手すりにつかまっていても、
横をすり抜けていく人や荷物などが接触することで、
転倒事故が発生してしまう場合もあります。

特にお年寄りや子供、
障害を持つ方々にとっては
突然エスカレーターに乗っている際に背後から突然、
何かが接触したりするだけで
バランスを崩して倒れてしまう危険性があります。

実際、私も足首を骨折した際に、
松葉杖をついてエスカレーターを利用していて、
横を通り過ぎる人の荷物が杖に当たり
ヒヤッとしたことがありました。

下りエスカレーターで駆け下りたり、
早目に歩くだけでも加速が加わり、
当人が意識している以上の力が加わっている場合も多いのです。

こう言った危険性を減らすためにも、
エスカレーターでは片側を空けるのをやめて、
ステップに乗ったら立ち止まり、
手すりにつかまりましょうという試みのキャンペーンです。

狭い日本、そんなに慌てて何処へ行く。

そんな言葉がありますが、
時間に追われる現代社会ではありますが、
そんな中でも優しさやおもいやりのある社会でもあってほしいものです。

エスカレーターでは、
ちょっと手すりにつかまって
ちょっと一息ついてみませんか?


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