赤坂でごはん 改め 恵比寿でランチ  錦糸町のごはん

B級グルメ専科
赤坂のランチを食べまくって100店舗紹介中
今度は恵比寿で食べまくる!ただいま錦糸町に出没中

9月20日**恵比寿**Baby Thunder**

2010年09月24日 | 恵比寿
9月20日**恵比寿**Baby Thunder**
恵比寿1‐26‐15
3445‐7627

クレープバニラアイス添え680円+
アイスティー550円=1230円

スイーツをと徘徊して、この店を見つけた。

イベントでごった返すYGPを避けたら、
恵比寿の街は結構閑散としている。

1階にある店自体は、
2階の美容室の看板の方が目立つため
見落としがちだが、歩道に立て掛けられたボードに
メニューは書いてあった。

11時からのCafe Timeは、
ピザトースト450円、サンドウィッチ550円、
コーヒー500円~、紅茶550円、
オリジナルティラミス500円、
クレープバニラアイス添え680円。

ここには書いていないが、ワッフルもできるようだ。

だが外から見た店内は暗く、躊躇する雰囲気。

段差に注意しつつ入ると、左手にカウンターが、
右手に向かい合わせのソファーが並んでいて、
奥にはスポットライトが当たったバイクが飾ってある。

さらに躊躇したのが、カウンター席の中央部に
老女とオヤジの3人組がとぐろを巻いて大声で話している。

ホントに営業中の店なのかと心配になったが、
カウンター席の向こうの一段低いところにいた
綺麗な姉さんがこちらに気づき、どうぞと招き入れてくれた。

カフェかと思って入ったが、どうもバーらしい。

3人組の奥の席に腰掛けると、
後からDJ風の兄さん2人が登場し、背後のソファーに座った。

そのため、肩身の狭い思いはしないで済んだ。

姉さんはベーパーナプキンとお冷やを用意してくれ、
その時に標題のものができるか尋ねると、
内田有紀のように笑顔でかしこまりましたと言ってくれた。

紅茶はアールグレーかダージリンの、
ホットかアイスかと聞かれ、
アールグレーのアイスでとお願いした。

聞きたくないが聞かされる3人組の話は、
基本的には何やら楽しそうだったが、
親分格のオヤジがおもむろにケータイを取り出して大声で話し始めた。

友人の木下プロがガンで昨日死んで、
その葬儀を自分の子分の葬式屋に、
料理は世話になっている寿司屋を使えと、
取り込み中にちがいない故人の息子に執拗に言っている。

もう1人いるオヤジが、その葬式屋らしい。
老女は行きつけのバーのママだろう。

友人が亡くなったのなら、すぐに行ってあげるべきだろうが、
あくまでも恵比寿の楽しい休日を満喫している。

いかにも赤坂にも錦糸町にもいない、
勘違いした恵比寿の客層の一つだ。

カウンターの向こうの姉さんは、
3人にアイスコーヒーを餌づけすると、
ますポットで紅茶の葉を淹れて、
早く馴染むようにポットを優しく振っている。

そうしてしばらくして、アイスティーが供された。

それから姉さんはフライパンでクレープを焼き始め、
バーナーで何かを焦がしたりもしている。

そうして恭しく写メのお皿が用意された。

品のある大きめの白い皿に包まれたクレープ生地が鎮座して、
その上にはスライスしてアーモンドが散らしてある。

その向こう側には粉雪のように粉糖がかかっていて、
手前にはバニラアイスが盛り付けられ
それにかからないようにオレンジのソースと
チョコレートソースが垂らしてある。

用意されたデザート用のナイフとフォークとで、
やはり恭しく賞味する。

生地が包んでいたのは、
カットしたバナナと生クリーム。

生地の上のアーモンドを馴染ませて賞味する。

バーナーで炙っていたのはアーモンドで、
香ばしくカリカリする。

これを少しずつ、
粉糖やチョコソースとの競演を楽しんだ。

バニラアイスも、
ゆっくり溶けてくるのでそのものを賞味しつつ、
溶けた部分はクレープ生地に吸わせて
文字通り甘美なひと時を楽しんだ。

一枚だけ添えられたミントの葉も、
最後に爽やかに賞味させてもらった。

紅茶はやさしく上品で、リラックスできる味。

お冷やもそうだが、
氷は透明なものをアイスピックで砕いたもの。

水道水を凍らせたものとは違い、
いつもはお目にかからない滑らかな口ざわりが、いい。

ガムシロは加えずに、
紅茶本来の上品な味と香りを楽しんだ。

お冷やの氷も口に溶かしてからお会計をお願いすると、
お口に合いましたか?と姉さんは聞いてくれる。

姉さんは昼間だけで、
15日から営業を始めたのだと言う。

次回はワッフルを賞味したいものだ。

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