スペツナツ用レーションを早く開けてみたかったのに、昨夜は非能率の極致みたいな徹夜残業になってしまいました。ようやく今日はちゃんと中身を検証できます。さてさて、まず外見からじっくり見てみましょう・・・
★外見から既にロシア語の嵐。チンぷんカンプンです。どこかにスペツナツ用レーションとか書いているのかな?でも、わざわざスペツナズ隊員専用だぜ、みたいなこと書かないか・・・。スペツナツ隊員じゃないと食べちゃダメだよ、みたいな感じだし・・・
★レーションパックの裏側には内容物一覧みたいな表示。サッパリ判りませんが、内容物一覧に間違いないでしょう。右上一番上に書いてあるのは、「何チャラ-?-4型」のレーションという意味でしょうきっと(情けねえ)・・・
★箱の表紙の右下には賞味期限が刻印されてます。これはさすがに意味が判ります。2007年2月26日から2008年8月26日でっせ、ということでしょうかね。今年の2月から来年6月ってのは何か中途半端な期限ですが、このラフさがロシアっぽくていいじゃないですか・・・。少なくとも半年以上は通常保存できる訳ですね。コレクターとしてはすぐに試食といかないので助かります。期限近くになったら試食かな。勿体無いなあ・・・
★中を開けると、内容物一覧リストと取り扱い注意が書かれてあると思われる紙が1枚。何が書いてるかはサッパリ判りません(トホホ・・・)。
★内容物一覧リストと取り扱い注意書?しかし、相変わらず写真撮影が下手です・・・これじゃ何を書いてるか見てないですよね。では、中身取り出してみましょう!
★内容物は大体判りました。真空パックされた乾パンビスケット類に缶詰類、ソース、コーヒーに砂糖に固形燃料といった通常の他国のレーションと基本的には同じ内容構成ですね。完全保存食なので、保管も通常保管でOKでしょうから安心です。あと、缶切りも入ってますね(当然か・・・)。でも、旧ソ連時代など恐らくこんなレーションは無かったハズで、ロシア軍も近代化されたんだなあと感じます。
★これは固形燃料と缶切りでしょう。でも他国のレーションの様に固形燃料用の簡易台みたいなのは入ってません。それとスプーンとかフォーク類も入ってません。お節介ですが、どうするのでしょう?スペツナツは手で食えということなのか(そんな阿呆な)。左の白い袋には錠剤が1個入っています。恐らく、浄水剤でしょう。
★一番大きい缶詰がこの2個。牛さんのマークが付いてます。シチューか何かでしょうか?同じ牛さんマークでもラベルの色が違うってことは、味が違うのでしょう。スペツナツ隊員用とは言え、現行ロシア軍、モダンになったものです。2つソースみたいのが付いてます。きっと米軍レーションで言うとタバスコみたいなものじゃないでしょうか?判らない(トホホばっかやないかい・・・)
★残る缶詰がこの上の二つ。一番上はコンビーフみたいな絵が描いてあります。上から二番目は豚さん。ポーク製品ですわね(あったり前だっちゅうの)。やはり露日辞書を買わないと全く判りません。
★スペツナツ用以外のレーションも複数ある様ですが、これなんか、おどろおどろしい色のレトルトパックに入れられちゃって、差別されてるみたいな感じもします。これも近々、届くハズなので、比較してみたいと思います。
Photo Courtecy: sovietarmystuff
★さて、それでは試食と参りましょうか、と思う訳なのですが、このスペツナツ用レーション、1個しか在庫が無く、滑り込みセーフでGETしたものなので、勿体無くて試食できません・・・。賞味期限が2008年6月28日と記載されているので、それまで保存しておいて、賞味期限切れ近くになったら試食してみましょう。通常兵隊用のレーションも追加でオーダーしたので、これとの比較もしてみたいし・・・。ロシア軍のレーションのコレクションもしてみたくなりました。無可動にAKトイガン、ユニフォームに今度はレーションかい。やばい。とにかくロシア語の辞書買わないと!
ただし固形燃料が焼ける臭いはけっこう臭いので室内では換気して行うべきでしょう