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真菜&トマト(ほんま旨いもん塾)

2012-03-12 10:38:47 | Weblog
「ほんま旨いもん塾」第3弾のテーマ野菜は 真菜とトマト

 
今日使用する食材が並んでいます。
浪速の春の到来を告げる八尾若ごぼうもありますよ。


野菜ソムリエの廣江美和子さんの説明で、まずはしっかりとお勉強。

 
真菜は 「高山真菜」「大和まな」「黒河(クロコ)マナ」の3種類
トマトは「三箇牧トマト」「夜須のフルーツトマト」「ほおずきトマト」 
今が旬の甘~いトマトを集めてみました。

高山真菜は難波伝統野菜のひとつで、能勢の高山地区で栽培されているアブラナ科の野菜。
大変交雑しやすいのを、隠れ里で300年守り続けてきました。シャキシャキ感があり、人気は1番です。

大和まなは、古事記にも記載されているくらい古い野菜で、中国から伝わった漬け菜で、
葉に大根菜に似た切れ込みが特徴です。

黒河マナ(福井産)は、他の2種と形も大きさも異なります。
甘みがあって食べやすいですね。

 

高山真菜の生産者さん下野さんのお話後、高山真菜が料理人さんによってご馳走に。。。


 
「真菜のシンプルスープ」                           「真菜のぬた和え」

今日のゲスト料理人は「宗右衛門町 割烹手崎」の店主小川さん。
先日、お店の方に伺いお料理を頂きましたが、物腰の柔らかさと丁寧な料理ですっかりファンになりました。


さてさて、トマトも負けていません!
先日、京大の研究グループが、中性脂肪が減少するトマトの成分を発見したことがニュースになり
トマトジュースの売れ行きがアップ!

トマトの値段が上がっています。 何故今の時期にトマト?

トマトと言えば夏の野菜ですが、熟すまで時間をかけて育ったもの(日照時間が増える)が糖度も高く美味しくなります。

夏は、生育が早く熟すのが早いので、却って今の時期のトマトの方が美味しいって訳なの。

フルーツトマトと言えば、高知のイメージがありますが、
大阪高槻にも「三箇牧トマト」という美味しいトマトがあるんですよ。
寺本農園さんにお邪魔して、美味しさは実証済みです。

  

濃縮トマトの品種は「玉三郎」。料理には「麗容」という品種のものを使用しました。

 
「蒸し煮」                        「トマトとクリームチーズの味噌漬けサラダ」

もう一人の料理人は「貴重」のごちそうプロデューサー広里さん。
辻調で講師をされていたので、弟子の若い衆二人もお手伝いで参加。

今回は西洋料理を担当して下さいました。

お料理の説明もあって、より一層美味しさが増しますね。

八尾の若ごぼうは、「お浸し」と「かき揚げ」に。。。
 

かき揚げには藻塩が添えられていて、旨さを引き立てています。


さてさて、「新顔野菜」の登場です。
今回は、青森県大阪情報センターのご協力を得て「アピオス」のご紹介。



インディアンが戦いの前に食べたというスタミナ食で、アメリカから林檎の苗木について青森に伝わりました。


見た目はイモ?  いいえ実はマメ科なんですよ。
ジャガイモの30倍のカルシウム、4倍の鉄分が含まれており、女性にとって嬉しいのはイソフラボンが豊富なこと!

ホクホクしていてそのまま塩茹でにしても、油で揚げてもギュッと詰まった美味しさを堪能できます。

 
「洋風ご飯」                       「アピオススープ」

スープはコクがあって、ご飯の上に載せて食べてもいけますね。

最後は、八尾若ごぼうのアイス。アピオスが大学イモのように飴煮になって添えられた一品です。



今回は、料理研究家の奥村彪生さんもご出席頂き、楽しい語り口でトマトのお話をお聞きしました。


今回のハイライト!
ダーリンも初参加。出席に先立って

「♪ 目立た~ぬように~  はしゃが~ぬように~
    大人しく、しといてなっ!」

「わかった。熱~いまなざしだけ送っとくわ」ですって。。。

チャンチャン!
 


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