大阪のホテルでの食品偽装の波紋が全国に飛び火している。
世界的にも有名なホテルでも食品偽装があったことに驚くが、それを食っていた客も
何も疑わずにうまいうまいと悦に入っていたと思うと、貧乏人でそんな高級店へ行け
ず近くのレストランで、評判の「オムライス」や「特上海鮮丼」を食ってる我々庶民 の方が口が肥えているかも知れない。
数年前「船場吉兆」で話題となったが、今時の料理職人の「モラルと言うか職人気質」
は何処へ行ってしまったのか嘆かわしい限りである、今回の事件ならば先ずレストラン
の料理長が出てきて責任の所在を述べ、いさぎよく職を辞して料理長としての「けじめ」
をつけるべきである。
料理人にとって「食材」は第一義的なものであり、上司から原価低減の理由で偽装を強い
られても受けてしまえばその場で「料理人失格」であり、それはただ単にパートの従業員
と同格である、料理人ならば相手が納得のいく提案があるべきだと思う、たとえば「メニ
ュー表示を変更するとか料理方法を変えて利益の出る工夫を提案するなり、何かあるだ
ろう。
また利用していた客がホテルに返金を求めたらしいが、「レッドキャビアととびこ」の 違いや生オレンジジュースと冷凍還元ジュースの区別の出来ない「自分の味覚」を恥じよ!!