読書の森

樫原淑子 『ハヤリもの50年』




今日は昨日と打って変わった雨模様。

花壇の花も濡れてます。


借りてきた本はかなり人気が高いらしく、よく読み込まれた痕がついてます。

ぴかぴかの綺麗な本より、この方が私は好きです。
何故なら、それだけ面白いという事が分かるからです。

元コピーライターが書いただけあって、とても読み易い本です。


さて、どの年にしましょうか?

バブル最後の年(翌年から地価が大きく下がりだしましたから)、1991年にタイムスリップしてみましょう。

その頃勤務していた私の感覚では、前年から実質的な仕事量が減ってきました。
非常に残業が多かったのが、凄く楽になりました。
ほっとしましたが、一方受注が少ないのに不安も感じました。

それにしても、この年は色んな意味で、閃光のような年だったと思います。

ジュリアナのお立ち台に降りかかる眩しいスポットライトが象徴しているのかも知れません。

テレビドラマでは鈴木保奈美の『東京ラブストーリー』が人気でした。
「カンチ、カンチ」と恋人に可愛く呼びかける保奈美さんの笑顔がとても魅力的でした。

1987年から始まったバブル期は、一番贅沢が出来て、社会全体が気前が良くて、土地の価格はドンドン上がって、だれでも金持ちになれるような夢を持てました。

今から考えると、嘘みたいです。

昭和時代以上に遥か遥か遠くの夢の時代に思えます。



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