愛猫ダイオ物語

愛猫ダイオの猫生を綴った『ダイオ編』は終了し、現在は『ニャキエ編』を更新しています。

ニャキエの歯肉炎と抜歯手術のまとめ。

2014-09-29 15:47:30 | 日記
こんにちは。
ダイオです。
ニャキエちゃんの歯肉炎と抜歯手術について、まとめます。



2014年9月13日(土)。
ニャキエが布団にもぐって出てこなくなった。

この2週間前くらいから、ニャキエは1日につき2回くらい、ゲッゲッ、ニャオン!と叫んでいました。喉の奥から何かを吐き出そうとするかのようにも見えました。前手でしきりに口をこする姿も何度も見かけていました。これは何かおかしい。当初、喉の奥に何か出来ているのではないかと疑って、病院へ行く事にしました。

9月14日(日)。
病院での診察結果は、重度の歯肉炎でした。患部に触れると血が出るほどだということで、写真で見せてもらったのですが、赤く口の中が腫れ上がっていました。奥歯を左右上下で合計12本抜くことになりました。炎症を起こしていた患部は掻爬で取り除いてもらいました。11時30分に診察を受けて、イソフルレンガス麻酔をかけて手術。退院は19時でした。飲み薬として、当初、抗生物質と痛み止めのお薬の2種類が処方される事になりましたが、おそらく、私たちはニャキエにお薬を飲ませる事は出来ないだろうという予想から、抗生物質については、飲み薬ではなく、2週間効力があるというコンベニアを注射してもらう事にしました。コンベニア注射は値段が高いと言われていますが、2618円でした。結論を言うと、コンベニアにして正解でした。私たちにはニャキエにお薬を飲ませる事は出来なかったのです。痛み止めのお薬も飲ませてあげられなかったので、ニャキエはおよそ3日間、激痛に耐えたことになります。痛み止めのお注射を打ってもらうという選択肢もあったのですが、平日、おかあにゃんひとりではニャキエを捕まえることができず、病院に行く事は出来ませんでした。手術代は血液検査、尿検査、レントゲン、歯石除去などすべての検査と施術を含めて、合計で145058円。ニャキエはアニコム損保のペット保険に入っていたので、手術特約を使い78331円のお支払いで済みました。こういう時のために、ペット保険は入っていた方がいいと思います。

ニャキエの歯肉炎は、同年5月に健康診断を受けた時には、まだ処置が必要な段階ではありませんでした。その後、3ヶ月ほどの間に深刻な状況まで進行してしまったことになります。猫の歯肉炎の進度は早いです。猫が前手で口をしきりに触っていたり、後足で歯茎を掻いていたりしたら、病院で見てもらったほうがいいと思います。多くの猫の場合、歯肉炎が進行してくると、よだれを垂らしたりするようになると先生から聞いていましたが、ニャキエの場合、出血するほど歯肉炎が進行していても、よだれを垂らす事はありませんでした。なので、よだれを垂らしていなくても、それらしい症状が見られたら、愛猫を病院に連れて行ったほうがいいと思います。

手術後3日間の経過について。
手術した当日から翌朝までは、退院時に打ってもらった痛み止めの注射が効いており、ニャキエは元気でした。おとうにゃんの足元の布団で眠りました。爪研ぎをしたり、ゴハンを欲しがったりして、部屋の中を歩き回っていました。翌日から3日間、ニャキエは痛み止めなしで激痛と闘っていました。行動はこそこそとどこかに隠れるようになり、物置きのダンボールの中に入ったりしていました。臭いを嗅ぐだけでゴハンを食べようとはしませんでした。お水だけは深夜に少し飲みました。おしっこを1日に1回していたので、お水を飲んでいる事は予測できました。

手術後1週間の経過について。
一度、ガクンと落ち込みました。手術後3日目にドライフードを与えてもよい、という事になり、あげてみたところ、それまでウェットフードには見向きもしなかったニャキエが、銀のスプーンプレミアム三ツ星グルメを一気に10グラムほど食べました。ところが、その後、ゴハンを食べなくなり、水も飲んでいるところは確認できず、おしっこも2日間ありませんでした。このままでは肝硬変を起こしかねないので、強制給餌をする必要が出てきました。9月20日(土)に病院に予約を入れました。ニャキエは3日に一度、食べて飲んでいる、という感触でした。ずっと布団の中にこもってしまい、部屋の中を出歩くことはありませんでした。不安を募らせていた20日(土)の未明、ニャキエはいきなり4回もゴハンを食べ、おしっこも3回もしました。これでこの日は強制給餌をする必要はなくなり、病院の予約はキャンセルしました。ゴハンをなかなか食べてくれない事のほかにも心配だったのは、起き上がったり、歩き始めたりするアクションにつれてニャキエはゲッゲッと言うようになり、これでは手術前と同じではないか、と私たちは心配していました。ゲッゲッのことを病院の先生に話すと、アクションにつれてゲッゲッと言うのは気になるという事でした。治まらないようなら28日(日)に診察を受ける事になりました。手術後1週間の間、ニャキエには特別にロイヤルカナンのキトンを滋養食として与えていました。キトンは粒が小さいので術後のニャキエにも食べやすいらしく、ゴハンを沢山食べた時は、キトンの場合が多かったです。

手術後2週間の経過について。
回復期でした。23日(火)から、ゲッゲッと言わなくなり、ゴハンも深夜に沢山食べるようになりました。主に与えていたのはキトンです。25日(木)には、布団から出て来て2階のエサ場までゴハンを食べに来ました。昼間は布団にもぐっていて、深夜になるとゴハンを食べたり、おしっこをしたりする、という行動パターンでした。静かに寝ている時は患部は痛い訳ではない、という感じでした。ゴハンを食べた後に、ケッケッと言ったりしていましたが、激痛があるという感じではありませんでした。この頃、前手で口を触っていたので、縫合の糸が気になるのでは、と思っていましたが、2週間が経った頃には、それもしなくなりました。27日(土)には、布団から出て来て猫用ベッドに寝るようになりました。朝、昼、夜と、部屋の中を歩き回るようになり、キャットタワーで爪研ぎもしました。このあたりから、ぐんと調子が上がってきたと思います。ゴハンも沢山食べるようになり、ウンチも1日おきに出ました。ゲッゲッと言わなくなったので、28日の病院の予約はキャンセルしました。

以上が、手術から今日まで2週間のニャキエちゃんの様子のまとめです。
今、ニャキエちゃんは主に猫ベッドで過ごし、夜と朝にゴハンを15グラムくらいずつ食べています。ゴハンを丸呑みして食べる術を体得したようです。粒の小さいゴハンを選んで食べる傾向がありますが、普通のゴハンと小粒のゴハンを半々にお皿に盛って与えています。手術をする前の体調より、今の方が良いみたいです。元気だった時、撫でて撫でてとお腹を見せてゴロンと横たわっていたニャキエちゃん。あのゴロンが出るまでは完全復活ではないと思いますが、少しずつ快方へと向かっている様子です。引き続き、大切に見守りたいと思います。

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