僅かな間に･･･

　　わずかな間に､起きて驚く事が有る。普段ならスムースに運ぶ事も､たった三が日が挟まっただけに･････。
12/30に救急車が来て5階の高齢女性を乗せて病院に向かったという。よく自治会に協力して呉れる男性Ｋさんの奥様なので､会長も立ち会ったと言う。私は全く気が付かなかった。会長も意識も確認していたので｢入院したと言うので､まあ七草でも終わったら様子を聞いてみようと思っていた｣と語る。
が､ご主人Ｋさんから私が階段の途中で伺った話では｢1/2亡くなりとても身動きが取れず､1/6に葬儀場で送った｣と言う悲しい話だった。どれだけ大変な思いをされた事か。Ｋさんも高齢なので､どうしていいかパニックしてしまったと言う｡街の中はお正月で静かなので住宅の人達にも早々から連絡できなかった、と｡
増してや真冬で高齢社会なので､とても葬儀場でさえ預かり切れない程の人達が亡くなって居た状態で､葬儀やさんに相談して、漸く何とかなり６日迄預かって貰ったそうだ。何と間の悪い事か。誰に言う事も出来ないので､遠くに住む娘さん（50歳位）二人で斎場でお見送りをしたと言う。人が亡くなるなんて日を選ばない。運が悪かったと言うしかないか｡Ｋさんはどんなに大変で苦しかった事か・・・。
　　自治会ではお見舞いも有るので会長､会計､私の三人で打ち合わせをし､以前にも有ったが玄関で形を作り､お線香を上げさせて頂く事にした。
住宅でも大分有家族が少なくなり､つまりお一人様が増えた。新年のゴミだって､以前は富士山が三つ位の量で一度では回収が出来なかったのに､今年は私もゴミ出しの日を間違えたかしら❓と思う程の少量だった。これからの事を思うと・・・、他人事でなく暗い気持ちになってしまった。合掌