目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

伯耆大山と出雲観光~プロローグ

2015-12-13 | 山行~中国・四国地方

2006年10月7日(土) くもりのち雨 

メンバー 山の神と私

もう9年も前になるのかあと2006年の手帳を繰る。この日は、早い時間帯の飛行機に乗るため、タクシーを利用していた。そのおかげか予定より早く羽田空港に到着している。しかし3連休の初日とあって人が多すぎた。しかも人が多いところに持って来て、株主優待で安く上げようとしたために、長い行列に並ぶ羽目になり朝食の時間が飛んでしまった。腹減ったなとつぶやきながら、慌てて山の神とチェックインし、米子行きの小型ジェットに飛び乗った。

7:30に羽田空港を離陸し、ほんの1時間余りで米子空港に到着した。空港からバスに揺られて米子駅へ。道中申し合わせたように黄土色の屋根瓦が続くのは壮観だった。JRの米子駅からはどじょう掬いで有名なあの安来(やすき)駅へと向かう。安来駅からは、足立美術館行きの無料シャトルバスが出ている。20分ほどで美術館に到着した。

出雲ツアーでは必ずといっていいほど、この足立美術館が組み込まれている。それだけ見所がある美術館ともいえる。目玉はなんと言っても、庭園だ。恐ろしいほどに手入れが行き届いていて、きれい過ぎる。きれい過ぎるから逆に人工的な香りがきつすぎるきらいがあるともいえるか。

展示品では、横山大観と、魯山人の料亭復元が興味をそそるが、全体的には俗悪な印象が残った。

 大山寺の宝牛

 あたふたとまた無料のシャトルバスに乗って安来駅に戻った。乗客自らがドアの開閉をしなければならないワンマンカーに乗車し米子駅に舞い戻る。ちょうど昼時で、駅構内で大山地鶏(だいせんじどり)の親子丼を、山の神ともども食した。まずまず。

食後一服して13:30観光道路経由の大山寺(だいせんじ)行きバスに乗り込み、本日のお宿、大山ホテルを目指した。14:40無事ホテルにチェックインし、ホッと一息つく。少し休憩してから大山寺まで歩いてみようと、山の神と外に出ると涙雨だ。ホテルで傘を借りて、ゆるゆると歩いていく。天気が悪いせいか、散策している人はまばらで、寂寥感が漂っていた。

大山寺(冒頭写真)では、牛さんの鼻をなでてご利益を願い、明日の大山登山の無事を祈願した。

伯耆大山登山ヘ続く
出雲大社へ飛ぶ


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