監督:ゴア・ヴァービンスキー
音楽:ハンス・ジマー
出演:ジョニー・デップ オーランド・ブルーム
キーラ・ナイトレイ
2006年、アメリカ
注:エンドロールは最後まで席を立たずにご覧ください。
お楽しみがあるやも。
●物語●
ジャック・スパロウ お前の烙印は消えない…。
前作で、不死の海賊バルボッサからブラックパール号を奪い返した孤高(笑)の海賊ジャック・スパロウ。
自由な大海原に船出したはずの彼の前に、逃れられない宿命が立ちはだかる。
それは、今から13年前のこと…ジャックはブラックパール号の船長となるため、自らの魂と引き換えに、船乗りたちが最も恐れる“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズと「血の契約」を交わした。
そして今、その“契約期間”は終わり、ジャックの魂を取り立てるため、巨大な闇の力が海底をうごめいていたのだ。
“悪魔の裏もかくことのできる男”といわれたジャック・スパロウだが、今度こそ彼の命運は尽きようとしていた…。
「血の契約」なんて、まだ呪いがあったなんて知らなかった~。笑
今回は2作目ということで、人食い部族、幽霊タコ船長と彼の僕クラーケン、入り乱れての大幅パワーアップでした。
怪物のグロテスクさもパワーアップ!大丈夫ですか、お子さん!?
ジョニー・デップは今回はかなりお笑い担当、本当によく走ってました。^^
目が八つのスパロウって・・・
インディ・ジョーンズみたいなところもあったり。
やはり伝説の海洋活劇俳優エロール・フリンですね。
スパロウ船長の何もかも振り捨てて逃げる腰抜けぶりに失笑。いえ、爆笑。
代わりにキーラ・ナイトレイがかなりのアクションを担当。
映画も一番の見せ場、懸命に走るデップの姿に一人の観客の女性が思わず拍手。
ふいに私のお腹の底から訳のわからない感動が湧いてきた、いい瞬間でした。
これが映画を見る者の一体感っていうアレでしょうか。
アクションが多くなったのでキャプテン・スパロウをじっくり見る時間は減ったかなあ。
今回はスパロウの「コンパス」が鍵です。
その北をささない^^コンパスは「自分の欲しいもの」を指すのでありました!
相変わらずスパロウは自分のことしか考えていません。笑
でも・・
ハンス・ジマー の音楽は好きだし、スパロウのテーマが聞きたくてサントラ買ってしまいました。うふ
ここから結末に触れています。
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ボートでクラーケンに襲われる船を見捨てようとしたスパロウの迷い。
何を考えたのでしょう?善? 興味深いところです。
コンパスはどこを指したのでしょう?エリザベス?
何もかもひっくるめてジャックの全てであるブラックパール号を指した。そう考えるのが正解かもしれません。
とにかく、ブラックパール号に戻ったキャプテン・スパロウ!見惚れました。
ジャック、エリザベス、二人の自由な魂が惹かれあうのだろか?
「あなたと私は似ているのよ、
ジャック・・それに気づく日が、必ず来るわ」
まさか、二人は兄妹?これじゃスターウォーズだ。(^^ゞ
「いざ!来い!」クラーケンとの壮絶なる一騎打ち。
最後の最後のスパロウは間抜けではなく、実に勇ましかった!
パイレーツ2は豪華な3作目の予告編と思えばいいか。
バルボッサも生き返ったし。^^
恒例のエンドロール最後の、神となった犬の運命やいかに?笑
ジャック・スパロウならクラーケンのお腹の中にいても、タコのお刺身を食べて生きてゆけそうだけどね。
ピノキオのゼペットおじいさんみたいに。
『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』の私の拙い感想
公式サイトのパイレーツ・オブ・カリビアンFANサイトの「ネタバレ掲示板」面白いです。