■銀魂：第21話「男ならとりあえずカジキ！」他

今回は２本立て。

■「男ならとりあえずカジキ！」

う～ん、カッパ天人の「海老名さん」がインパクトあり過ぎ～！

故郷の惑星の水が干上がってしまい、新天地を求めて宇宙へ旅立ったものの、宇宙船が故障して地球へ不時着してしまった海老名さん。カッパに似ていることで、人間達からいじめられていた海老名さんは、病弱な少女と心を通わせます。少女が元気になる日まで池を守ると約束した海老名さんでしたが、池の一体はゴルフ場への造成が決まっており、追い出されそうになってしまいます。

経緯を聞いた銀時、新八、神楽は、海老名さんのために、カッパに化けて工事を中止に追い込むことに成功します。って、工事関係者の「急所」を鷲掴みにするのって、あまりにも・・・

■「扇風機つけっぱなしで寝ちゃうとお腹こわしちゃうから気を付けて」

猛暑が続き、扇風機のみで凌いでいる銀時達は、些細なことでイライラして喧嘩に発展し、大事な扇風機を壊してしまいます。このままでは命に関わるため、新しい扇風機を買いにスクーターを走らせる銀時。しかし、エアコン全盛のご時勢、扇風機を置いている電気屋は１件もなく・・・

リサイクルショップなら置いてあるはず、と「地球防衛軍」なる怪しげなリサイクルショップへやって来た銀時。しかし、「せんぷうき」と聞いた店員の様子が急におかしくなり、銀時を銃撃。そこへ、別の一団が入って来て「せんぷうきをよこせ」と店員と戦いが・・・

店員から「せんぷうき」のありかの地図を渡された銀時。江戸の平和を守るために、せんぷうきを破壊して欲しいと店員から頼まれた銀時は、追っ手を振り切って何とか目的地に辿り着きますが、実は「せんぷうき」は冷房器具ではなく、小判を製造(密造？)する機械だったのでした。

「紛らわしい名前をつけやがって！」と怒ってせんぷうきを破壊する銀時。店員からお礼に店にあるものを何でもあげる、エアコンもある、と言われますが、「扇風機」を貰って帰る銀時。この扇風機がボロくて動かないのは、まぁお約束。

暑さのあまりキレまくりつつも、大暴れする銀時のアクションが小気味良かったりして・・・で、「地球防衛軍」ってどんな組織だったんでしょ？？？

■銀魂：第20話「ベルトコンベアには気をつけろ」

夏場は怪談ネタが多いですね～

「赤い着物の女の幽霊を見た」と言って次々と隊士が寝込んでしまった真選組。で、街で見かけた「拝み屋」に除霊を頼むことになったのですが、その正体は銀時、新八、神楽。季節柄繁盛すると思って化けてた訳ですが、案の定、正体を見破られ(って言うか内輪喧嘩の挙句、変装が取れちゃったんですけれど)、逆さ吊りにされてしまいます。

天下の真選組が幽霊怖さに拝み屋を雇った、ってことを内緒にする代わりに無罪放免となった銀時達でしたが、今度は近藤局長がトイレの個室内で赤い着物の女幽霊に襲われて寝込んでしまいます。びびりまくる一同の前に、遂に幽霊出現！逃げまくる一同。物置に隠れた新八達は、蚊取り線香を炊いたことで幽霊が来なくなった、寝込んでいる隊士の体に蚊に刺されたような痕があることなどから、幽霊の正体が「蚊」かも知れないことに気付きます。

一方、幽霊に追い詰められた銀時と土方。蚊のように羽で空を飛ぶ幽霊から逃れるのは至難の業。恐怖で訳の分からなくなった土方は、「敵前逃亡は死あるのみ」と銀時を後ろから抱え込んでジャーマン・スープレックス・ホールド！(かな？)銀時の真下にいた幽霊はそのまま気絶。敵前逃亡呼ばわりされた銀時はぶち切れて、気絶している幽霊を抱え上げて土方に投げつけ、そのまま試合終了！(かな？)

幽霊の正体は、蚊のような天人。会社の上司と不倫関係の末に妊娠し、１人で子供を産むためのエネルギー源に血を求めるうちに、若い男達のフェロモンがムンムンの真選組を餌場にしてしまったのでした。う～ん、結構シリアスな過去の持ち主だったのね。幽霊の正体が分かって一安心の一同でしたが、最後までビビリまくりの銀時と土方はやっぱ似た者同士なんだなぁ・・・

毎度毎度キワドイ台詞連発の神楽ですが、今回の「皮をチャックに挟めたか？」もきてますね～何でそんなことを知っているんだ、おい！とツッコミを入れた人も多かったことでせう。