遥かかなた昔のお話し。
月は今よりもっと地球のそばにあったそうな。(輝夜姫より)
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月には見目麗しい殿方や姫君が多い。
月人の優雅な生活は、まるで平安絵巻を見ているよう。
しかし優雅で平和な毎日は、時に飽きやすくつまらぬものです。
そんな鬱蒼とした気持ちを抱え、毎夜酔いどれている姫君がおりました。
この姫君、名はアゲハ。
月人らしからぬ鼻の低いのっぺりした面持ち。
奥ゆかしく控えめな姫君が多い月の世の中、
アゲハは自由奔放、好奇心旺盛、ずうずうしく勝気で、大酒呑みの姫君でした。
「月の世界はつまらぬ。もっと広い世界へ行きたいものじゃ。」
それがアゲハの酔った時の口癖でした。
地球は楽しそうだなぁ・・・
アゲハはそう思いながら毎夜、美しい地球を眺めながら酔いどれていたものです。
おかげで、
「アゲハ、地球などくだらぬ星ばかり眺めていないで、もう少し姫君らしい立ち居振る舞いをして下さい。」
などと周りの方からよく窘められていたものです。
くだらぬ星、そう皆は地球のことを言いますが、アゲハにしてみたら、刺激的で魅力あふれる星でした。
皆は地球のことなど、何も知らないからそう言うのじゃ。
アゲハには超人並みの眼力があるから見えるのです。
楽しそうに過ごす地球の人々の姿が、
そして毎夜月を仰ぎ見る、あの殿方の姿が・・・
月には軟弱な男が多い。
それに比べあの地球の殿方といったら、なんと男らしく凛々しいのでしょうか。
そう、アゲハはある地球の殿方に恋をしていました。
初めてその殿方を見た時に、彼こそがまさしく運命の人だと直感したのです。
遠い異星のあの人。
彼を見つめるほどにアゲハの思いは募る。
あの人に会いたい・・・
ただそれだけの思いから、いつしかアゲハは地球に行くことを決心したのです。
当然周囲はわたしくも含め大反対です。
そんな気持ちで地球に行くなどバカげている、
地球などより月の方がよっぽど楽しくて面白いのですよ、と。
しかしアゲハの決心は固く、思いも強く、
周囲の声になど耳を傾けることはありませんでした。
そうしてアゲハは地球へと旅立って行ったのです。
その眼力を親友であるわたくしに与えて・・・。
月での能力は、地球では使えませんから。
あれからもう、30年の月日が経ちましょうか・・・
アゲハが地球に誕生した時からわたくしは彼女を見ています。
月の頃と変わらず鼻が低く、どうやらお酒が好きみたいです。
「類は友を呼ぶ」と地球の言葉でありますように、どうやらお酒が好きな友人たちが多く(笑)、毎日楽しく生活しているようです。
それに彼女の眼力は、ただ見えるだけではなかったようです。
彼女を産み、守り育ててくれた父と母は、愛情深く優しい人たちですから。
残念ながら月での記憶は、地球に行ってしまった彼女にはありません。
それでも、時々、懐かしそうに月を眺める彼女を見ると、
もしかしたらわたくしのことを覚えているのではないか・・・、そう思うことがあります。
近くにいるとウザイ彼女ですが、離れてしまうと意外と寂しいものなんですよ、皆さん。(笑)
ええ、そうです、そうに違いありません、間違いないです。
彼女はいずれまた、月へと戻る日がやって来ます。
でもそこはずうずうしい彼女のことですから、まだしばらく先の話になりそうです。
さて、ところでアゲハは、あの運命の殿方に出会えたのでしょうか?
残念ながら、それはわたくしの口からはお答えできません。
出会っているのか出会っていないのか、いったい誰なのか・・・
きっとそれほど遠くない未来、アゲハ本人から聞ける日がやって来ると、切に願う日々でございます。
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どうしちゃったのこんな文章書いて・・・
って、それは知的な女性、ともっちさんから異星人バトンを受け取っちゃったから。
アハハン♪(←ともっちさんのマネ)
質問は以下の通り。
【もしもあなたが遠い星からやってきた宇宙人に生まれ変わったとしたら・・・】
1)どこからやってきましたか。
2)何の目的で地球にやってきましたか。
3)あなたの容姿は?
4)あなたは超能力が使えます。どんなことをしますか?
5)誰と友達になりたいですか?
6)地球人と恋に落ちるとしたらだれとラブラブになる?
7)あなたは地球人に命を救われました。誰が助けてくれたの?
8)あなたは自分の星に帰りたいですか?それとも地球に残る?
少々反則もありだけど、精一杯この質問に添えるように書いたつもり。
黙っててごめんね、あたし本当はかぐや姫だったのぉ♪
ま、あたしのチンケな発想力じゃ、この程度が限界ですよ。(-。-)y-゜゜゜(禁煙は順調)
ということで相変わらずウザめな記事だけど(苦笑)、TBします。
異星人バトン、やりたい人がいたらやってみてね!
【TB】
★ともっちさんの「裸の私♪」
★あくあんぬの「それでもいい?」
★フジコさんの「まっさかさまに堕ちて」
月は今よりもっと地球のそばにあったそうな。(輝夜姫より)
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月には見目麗しい殿方や姫君が多い。
月人の優雅な生活は、まるで平安絵巻を見ているよう。
しかし優雅で平和な毎日は、時に飽きやすくつまらぬものです。
そんな鬱蒼とした気持ちを抱え、毎夜酔いどれている姫君がおりました。
この姫君、名はアゲハ。
月人らしからぬ鼻の低いのっぺりした面持ち。
奥ゆかしく控えめな姫君が多い月の世の中、
アゲハは自由奔放、好奇心旺盛、ずうずうしく勝気で、大酒呑みの姫君でした。
「月の世界はつまらぬ。もっと広い世界へ行きたいものじゃ。」
それがアゲハの酔った時の口癖でした。
地球は楽しそうだなぁ・・・
アゲハはそう思いながら毎夜、美しい地球を眺めながら酔いどれていたものです。
おかげで、
「アゲハ、地球などくだらぬ星ばかり眺めていないで、もう少し姫君らしい立ち居振る舞いをして下さい。」
などと周りの方からよく窘められていたものです。
くだらぬ星、そう皆は地球のことを言いますが、アゲハにしてみたら、刺激的で魅力あふれる星でした。
皆は地球のことなど、何も知らないからそう言うのじゃ。
アゲハには超人並みの眼力があるから見えるのです。
楽しそうに過ごす地球の人々の姿が、
そして毎夜月を仰ぎ見る、あの殿方の姿が・・・
月には軟弱な男が多い。
それに比べあの地球の殿方といったら、なんと男らしく凛々しいのでしょうか。
そう、アゲハはある地球の殿方に恋をしていました。
初めてその殿方を見た時に、彼こそがまさしく運命の人だと直感したのです。
遠い異星のあの人。
彼を見つめるほどにアゲハの思いは募る。
あの人に会いたい・・・
ただそれだけの思いから、いつしかアゲハは地球に行くことを決心したのです。
当然周囲はわたしくも含め大反対です。
そんな気持ちで地球に行くなどバカげている、
地球などより月の方がよっぽど楽しくて面白いのですよ、と。
しかしアゲハの決心は固く、思いも強く、
周囲の声になど耳を傾けることはありませんでした。
そうしてアゲハは地球へと旅立って行ったのです。
その眼力を親友であるわたくしに与えて・・・。
月での能力は、地球では使えませんから。
あれからもう、30年の月日が経ちましょうか・・・
アゲハが地球に誕生した時からわたくしは彼女を見ています。
月の頃と変わらず鼻が低く、どうやらお酒が好きみたいです。
「類は友を呼ぶ」と地球の言葉でありますように、どうやらお酒が好きな友人たちが多く(笑)、毎日楽しく生活しているようです。
それに彼女の眼力は、ただ見えるだけではなかったようです。
彼女を産み、守り育ててくれた父と母は、愛情深く優しい人たちですから。
残念ながら月での記憶は、地球に行ってしまった彼女にはありません。
それでも、時々、懐かしそうに月を眺める彼女を見ると、
もしかしたらわたくしのことを覚えているのではないか・・・、そう思うことがあります。
近くにいるとウザイ彼女ですが、離れてしまうと意外と寂しいものなんですよ、皆さん。(笑)
ええ、そうです、そうに違いありません、間違いないです。
彼女はいずれまた、月へと戻る日がやって来ます。
でもそこはずうずうしい彼女のことですから、まだしばらく先の話になりそうです。
さて、ところでアゲハは、あの運命の殿方に出会えたのでしょうか?
残念ながら、それはわたくしの口からはお答えできません。
出会っているのか出会っていないのか、いったい誰なのか・・・
きっとそれほど遠くない未来、アゲハ本人から聞ける日がやって来ると、切に願う日々でございます。
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どうしちゃったのこんな文章書いて・・・
って、それは知的な女性、ともっちさんから異星人バトンを受け取っちゃったから。
アハハン♪(←ともっちさんのマネ)
質問は以下の通り。
【もしもあなたが遠い星からやってきた宇宙人に生まれ変わったとしたら・・・】
1)どこからやってきましたか。
2)何の目的で地球にやってきましたか。
3)あなたの容姿は?
4)あなたは超能力が使えます。どんなことをしますか?
5)誰と友達になりたいですか?
6)地球人と恋に落ちるとしたらだれとラブラブになる?
7)あなたは地球人に命を救われました。誰が助けてくれたの?
8)あなたは自分の星に帰りたいですか?それとも地球に残る?
少々反則もありだけど、精一杯この質問に添えるように書いたつもり。
黙っててごめんね、あたし本当はかぐや姫だったのぉ♪
ま、あたしのチンケな発想力じゃ、この程度が限界ですよ。(-。-)y-゜゜゜(禁煙は順調)
ということで相変わらずウザめな記事だけど(苦笑)、TBします。
異星人バトン、やりたい人がいたらやってみてね!
【TB】
★ともっちさんの「裸の私♪」
★あくあんぬの「それでもいい?」
★フジコさんの「まっさかさまに堕ちて」
やっぱりあげは姫って、文章書くの上手いねぇ~
ホントの物語みたいだよ。
いいなぁ、こーゆーのが書けて。
でもさ、このバトンって、妄想が膨らむよね(苦笑)
で、禁煙続いてるんだねぇ。
偉いねぇ、凄いねぇ。
私は結婚する時にやめるからぁ~。
かぐや姫ってさ日本に伝わる話の中で最初の「自立した女」なんだよね。
求婚者に難題を吹っかけて月に帰っていく・・・
結構身勝手(´∇`)ケラケラ
だけど才女で美人なのよ。素敵よね。
>ええ、そうです、そうに違いありません、間違いないです。
そうね。間違いないわ(笑)
そして姫の眼力でこれからも周囲を巻き込む大騒ぎしようね( ´ー`)y-~~
もっとも身近な月を選ぶなんて
親近感あふれる宇宙人ですね♪
でも、そんな中でも
かぐや「姫」を選ぶあげは嬢は
宇宙の中でも姫がいいのか~(笑。
異星人としてやってみようかな。時間が出来た時に。
文章がやっぱり、上手ですね
僕もバトンやってみようと思います。
普通にしか書けませんが・・・
なんだか、違う空気を持ってるなぁなんて思ったんだけど、
そういうことだったのね♪
今年は多くの殿方に難題をぶつけて、素敵な殿方ゲットですね♪
って、かぐや姫はゲットせずに月に帰ったんだっけ?
まぁ、あげはさんに定説はなしってことで!
とっても、素敵な文章でした。
漫画の「輝夜姫」を読みたくなってきた(笑)
でもけっこう矛盾もあって、この殿方いったい何歳だよ、とかツッコみたくもなったりしたよ。(笑)
月ってだけで、後は行き当たりばったりで書き始めたんだけど、書いてるうちに妄想がかなりふくらむものね。
禁煙は続いてるよ。
最近ではあんまり吸いたいと思うこともなくなってきたかも。
偉いら?ヽ(^。^)ノ
せっかく爺さん婆さんも育ててくれたってのにさ。
それにそんな何人にも求婚されてるのに贅沢な話だ~!(ヒガミ)
でも美人なら絵になってやっぱり素敵だよね。
>そして姫の眼力でこれからも周囲を巻き込む大騒ぎしようね( ´ー`)y-~~
そうよ、最近こじんまりしてるの、あたし。
パッと派手にいくべきよね、そろそろ♪
飲んだくれてて見慣れて親近感ってのもあるのかも(笑)
姫にはやっぱり憧れちゃう。
そういや昔、父母のことを「じいや」「ばあや」とふざけて呼んでたこともありました。
なんてバカな娘なんだろう・・・。
お時間あるときにでもぜひやってみて下さい!
あのタイトルのところサブコメント、好きなんですよね。
これはニッキさん向けのバトンかもね!