Notes3~ヨミガタリストダイアリー

名古屋市在住の俳優/朗読者・ニシムラタツヤの演(や)ったり読んだりの覚え書き

ゲキバカ「ローヤの休日」に注目せよ!

2011年04月09日 | 日々の雑感
■ただ今、遠出をしておりまして(詳細はTwitter/@afrowagenを参照)、名古屋にいませんが、この土日にこちらで行われている公演をがっちりお勧めさせていただきます。東京の劇団「ゲキバカ」の「ローヤの休日」という作品です。
■かつて、「劇団コーヒー牛乳」と名乗っていた彼らが初めて来名したのは、もうまるっと2年経ってしまった「カラフル3」の1st Stage。私も名を連ねていた製作委員会や全国の劇場から推薦されたのではなく、長久手町文化の家での2nd Stageを目指してエントリーしてくれた劇団のひとつでした。武豊町民会館ゆめたろうホールでの上演で、他を圧倒する観客の皆さんの投票を得て、長久手への進出を果たしました。
■そこでは愛知県高校演劇連盟名古屋ブロックの高校生のみんなの、これまた圧倒的な支持を得て、その1ヶ月後に栄・ナディアパークで再上演(「カラフル Highschool Mddting」)を果たすという、もう何だか国士無双状態だった2009年以来となります。
■よく私、自分が観てこれは!と思った上演には、熱量という言葉を用いて説明する傾向があるのですが、今回の「ローヤの休日」、それだけでは説明がつかない内容が含まれます。ネタバレになりますので全部は書きませんが、誤解込みで言ってしまうと「余地」があるのです。
■抹香くさくなりかねない話でも、逃げずに決めるとこは決める。ただ少しだけずらして遊ばせてもらいまっせ。しかしそれもいい加減にはやらない。じゃどこに隙間があんだよお前、と言われてしまうのですが、観る側がくいーっ、と引っ張り込まれるポイントが、そっと置かれているのです。それの見せ方が磨かれればさらに…、と可能性も感じさせるところもあります。まだまだデカくなる、次はこんな身近では見られないかも、という注目株です。年度末の疲労も、会社の新人への気疲れも、五月病の予兆も、全部まとめて「ローヤの休日」で吹き飛ばして頂きたいと思います。
■これがアップされる頃には3ステージ目が終了してます。「名古屋場所」残すはあと今夜19時と明日の13、18時の3回のみ。ご来場、お待ちしております。チケットはTwitter/@gekibaka、もしくは制作携帯(090-4413-6300)まで。以上、制作協力のニシムラからのご案内でした。明日には名古屋に戻ります。

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