アドレナーレについて

アドレナーレの代表のぼくの趣味、過去の経験などを書いています。

インテリアコーディネーター4

2011年04月30日 | Weblog

結婚式場の建設が始まると

今度は現地に来て

現場監督に家具の配置などを説明してくれないかと

オーナーから依頼がありました

このとき初めて

現場事務所での定例会議にオーナーと

同席したのですが

とても緊張したのを覚えています

しかし、今回のオーナーは

地元のお殿様でありまして

お殿様が言うことは絶対です

家具の納品日が遅れるとなると

それに会わせて

全体のスケジュールも変わりました

これにはびっくりです

しかし

もっとびっくりしたのは

ゼネコンやその関連会社の人たちは

オーナーが居るときと、居ないときで

こんなにも態度が違うのか?

ということでした。

 


インテリアコーディネーター3

2011年04月16日 | Weblog

前回のようなやり取りをオーナーさんと

やり取りしているある日

僕が居た会社のショールームに

設計士を連れてくると

オーナーさんから連絡がありました

仕入の責任者とお出迎えしたのですが

僕たちは一級建築士という肩書きに

少々、緊張していたのですが

今回、お会いした先生は

大変、穏やかな、物静かな方でしたので

僕たちはなんだか拍子抜けしたような

安心したような感じでした

早速、大きな平面図をテーブルに広げて

必要な家具たちを必要な場所にはめ込む

作業に半日つき合わされました

このとき初めて

平面図と立面図とパースというものを知りました

先生が凄いなと思ったのは

オーナーがどうしても

ここにこの家具を入れたいと言うと

その場で設計図を書き直している姿でした

最初は先生が凄いなと思いましたが

後々考えてみたら

既に決まっている図面を

家具のために図面を引き直させる

オーナーがある意味凄いと思いました

 


インテリアコーディネーター2

2011年04月10日 | Weblog

とりあえず

披露宴会場で使う椅子のリクエストがあったので

そこらへんから対応していきました

購入希望価格が一応ありましたが

デザイン面ではお任せだったので

まずは業界のリサーチから始まりました

当時はパソコンも会社にはありませんでしたから

メーカーのカタログからカラーコピーをして

それを提案書に切り貼りして

宅急便で送り

電話で意見を聞き

また

気にいらなければ

同じことを

何回か

繰り返しました

 

つづく

 

 

 

 


インテリアコーディネーター1

2011年04月03日 | Weblog

世の中は

就職の時期ですね

そこで

私の思いもよらぬ

職種に就いた経験を今回からお話します

今回はインテリアコーディネーターというお仕事です

このブログをご覧の皆様は

僕がインテリア商品の輸入会社に勤めていたいたことは

ご存知だと思います

そんな中、偶然、東京のイベントで知り合った

金沢在住の貸衣装店を営む経営者の方から

今度、自前で結婚式場を建設するので

施設内の椅子などの家具を提案して欲しい

と依頼があり、よく事情がわからないまま

仕入れの部長と金沢市内の某場所を訪れたのが

この職種になったきっかけです

金沢駅に車で迎えに来ていただき

まずは、料亭でゼクシィの営業のおねえちゃんと

昼食から始まりました

この時点でないやら

嫌な予感はぼくも部長も感じていました

そして

現場の見学ですが

ただ、田んぼが広がっているだけなところです

経営者のかたは

建物のイメージを熱く語ってくれましたが

ぼくも部長もほんとにここに結婚式場が出来るのだろうか?

と不安ばかりでした

そして

貸衣装店に招かれ

図面を見せられて

さらに熱く構想を聞きましたが

何をすればよいのか

よくわからないまま

帰りのサンダーバードで

部長とビールを飲みました

余談ですが

このとき初めて

口の中で膨らむ貝柱を食べたのを

今でも覚えています

つづく