
■9/29 8:53 燕山荘(えんざんそう)からの燕(つばくろ)岳 ▲2762m
北アルプスの王様「槍ヶ岳」の制覇から一ヶ月、北アルプスの女王「燕岳」へ
標高2700m秋本番の北アルプスからの勇気ある撤退の記録

■広域地図

■地図1 ※今回は右上の赤ルート 先々週は右下の青ルート 先月の槍ヶ岳へは左下の紫ルート

■地図2

■行程断面図(ピストンの為、左右対称)


本八幡→(総武緩行線)→船橋6:53→(あずさ3号/総武快速線・中央総武線・中央東線・篠ノ井線・大糸線)→10:44穂高
穂高駅10:55→(乗り合いバス)→11:40中房温泉
day1 中房温泉登山口(▲1455m)→4つのベンチ(※北アルプス三大急登)→合戦小屋→燕山荘(▲2704m)
day2 燕山荘(▲2704m)→燕岳(▲2762m)→燕山荘→合戦小屋→4つのベンチ→中房温泉(→有明荘)
有明荘14:18→(乗り合いバス)→15:05穂高駅15:22→(あずさ26号)→18:36新宿→(中央総武緩行線)→19:19本八幡
■山履歴 #17 '10.5 【百】伯耆大山(鳥取) 6.0km/950mup #18 '10.5 【百】大菩薩嶺(山梨) 7.2km/530mup #19 '10.6 【百】安達太良山(福島) 8.5km/780mup #20 '10.6 箱根-旧東海道-(神奈川) 10.6km/830mup #21 '10.8 【百】富士山 富士宮-吉田(静岡/山梨) 12.7km/1520mup #22 '10.9 【百】立山三山縦走(富山) 9.9km/1030mup #-- '11.4 【百】車山(長野) 3.6km/125mup #23 '11.5 【百】石鎚山(愛媛) 9.0km/730mup #24 '11.7 【百】穂高岳-西穂独標-(岐阜/長野) 9.5km/600mup #25 '11.8 【百】穂高岳-涸沢経由穂高山荘-(長野) 36.3km/1940mup #26 '11.10 【百】穂高岳-涸沢モルゲンロード-(長野) 33km/800mup #27 '11.10 【百】白馬岳(新潟/長野/富山)-蓮華温泉in大雪渓out- 21km/1910mup #28 '11.10 【百】谷川岳(群馬/新潟) 6.5km/670mup #29 '12.4 金時山(神奈川/静岡) 5.8km/600mup #30 '12.5 【二百】氷ノ山(兵庫/鳥取) 8.4km/670mup #31 '12.6 【百】瑞牆山(山梨) 5.8km/830mup #32 '12.8 【百】槍ヶ岳(長野/岐阜)-槍沢in飛騨沢out- 32km/2000mup #33 '12.9 【百】蝶ヶ岳~常念岳縦走-三股in一の沢out-(長野) 16.3km/1990mup #34 '12.9 【二百】燕岳~中房温泉inout-(長野) 10.0km/1390mup |

9/28 12:16 中房温泉登山口 標高1462m
この日は有休 2週間ぶりに北アルプスへ あずさに4時間近く揺られ、yummyさんと松本駅の車内で合流
穂高駅からが乗り合いバスで散々揺らされ(?) 少しグロッキーになり少し回復後、出発 目指すは燕


13:06 第一ベンチ 北アルプス三大急登というだけあって、始めから結構な傾斜 ベンチと冷たい水で休憩


13:46第二ベンチ / 14:32 第三ベンチ 平日のせいか人も少ない ミスチル♪かけながら歌いながら登る

15:26 富士見ベンチより 富士山は見えないなぁ・・ 少し日が傾いてきた急がないと 最大傾斜は第3~富士見まで

合戦小屋が近づくと尾根上の開けた道に 紅葉もきれい

15:56 合戦小屋到着

名物のスイカは終わってました 時期じゃないし 食べたかった

中房温泉から合戦小屋まで繋がる荷物運搬用リフト 人は乗れません
合戦小屋(宿泊不可)には他に四国から来た二人のおばさんだけ 相当な時間をかけて登ってきたとか
2週間前に三俣から蝶ヶ岳に登ったというと、「まめうち平で大蛇、ゴールデンビッグスネークの会わなかった?」と。
少し笑ってしまった

◆9/15 13:40 まめうち平にて(未公開) うーん大蛇は写ってないなぁ・・

16:27 だいぶ上がって来て雲の下には安曇野の街が ラピュタのようと二人で声を上げる

16:34 合戦沢ノ頭の三角点 標高2488m 約1000アップ 後220mアップ

雲の上は秋色でした

燕山荘が見えて来た

雲海の地平から満月も登ります

17:22 燕山荘に到着 山小屋史上もっとも遅い時間到着です

【F】17:37 部屋は三人用の仕切られた所を大きく二人で使いたい放題 そして窓からはこんな景色
偉大なる槍ヶ岳の姿 夕焼け色に染まる槍ヶ岳 かっこよすぎ

うっすらと富士山も見えるいいお天気 右側は甲斐駒・北岳方面、南アルプス

フォッサマグナの夜景 この盆地と槍穂高・北アルプスの地形は1セットになります

燕山荘内部 なんか写真撮りたくなる中身 さすが山上のホテル

18:45 槍ヶ岳とさそりの心臓アンタレス(露出10″)

18:51 夕ご飯はチーズ入ハンバーグ!!奥の団体様は大盛り上がりで酒宴 標高2700メートルの居酒屋か・・

20:07 夕食後は燕山荘ご主人のホルンと山の話
主人によると紅葉が最盛期 山荘周辺ではもう1週くらいで雪が降り始めるとか
燕岳の名前の由来は燕が翼を開いているように見えるところから、でも安曇野の下界からは平らな為はっきり判らない
でも漢字間違いで付けられた白馬(しろうま)よりマシでは・・?と
そして冬に入るに辺り、低体温症の恐怖 なぜ森林限界を超えて、ハイマツは生きられるのか
雪は自然が与えてくれる一番の贈り物 山にいると感性が磨かれる 是非6才以上の子どもを連れてきてください
雷鳥のひな そしてその温め方 餌を与えないこと(狐やネズミが上がって来て全滅)
合戦小屋のスイカによる熊にはオシオキで・・・等等のすごくいいお話(営業付き)でした

21:14 夜の燕山荘と燕岳と北斗七星 露出10″でも明るい さすが月夜

槍ヶ岳と南斗六星(いて座) 左の小屋の灯りは南岳小屋か北穂高小屋

安曇野の夜雲海と昴
part2に続く・・
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