猫町3丁目アパート 屋根裏工房

『屋根裏工房』は自称ゲイジュツ家たちの溜まり場 
いま『イエロースットン刑務所』を連載中〜!

「江戸の100人展」鋳掛けや

2009-11-14 | 俳句と絵と書と・・
     
     いかけやは天秤棒で鍋や釜の修理の道具を担ぎ 裏長屋を廻って歩く。

     天秤棒の長さは7尺5寸(2.3メートル) 
     江戸時代 軒先7尺5寸以内で火を使う仕事は出来なかったので 
     その距離を測るための長さなのだと 鍋の修理をしながら
     いかけやの長吉さんが 教えてくれた。 なるほどね
     

15 コメント

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Unknown (りか)
2009-11-14 09:00:49
いかけやってこういう漢字なのですか~。
今はもう見かけない職業ですよね。
江戸の100人展に入るにぴったり!

時代劇や小説で尺とか寸とか出てくるけどフィートやインチと同じくらいピンと来ませ~ん。これがピンと来ないと通になれないんだろうなぁ。
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火事 (エリア55)
2009-11-14 09:35:03
軒先で火を使えなかったのは火事の心配があるから?
江戸時代は火事にはすごく気を使ってたみたいですね~
隙間風ビュービューの室内で真冬でも火を焚けないって
読んだことがあります
吉宗の時代だったかな?
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ちょいと (房州や)
2009-11-14 09:54:40
「ちょいと鋳掛やさん」
「へ~い」
「あとで、あたしん家にも寄っとくれ
 鍋に穴が開いちゃってさぁー」

 そういやぁ、家にも、なべ底に鋳掛したのが
 あったなぁ
 職人さんの仕事は何を見ても面白い
 大工さん:鉋がけで紙のような木屑が不思議で
 左官屋さん:鏝で壁塗り、これも不思議で
 鍛冶屋さん:火花がとびちり、形が変わってく
 
 天秤棒を担いできたのは
  金魚売、風鈴売り、蕎麦にうどんに

そうそう、掛け声がたまんねぇぜ


 
「おかみさん、これで、でえ丈夫だよ」
「いくらだい・・」

 山豚火さん 小指くらいの穴でいくらだったんですかね



 
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う~ん (tamakiti)
2009-11-14 12:29:08
今は鍋なんて修理して使う人居ないよね~。
昔の暮らしはエコだったな~♪

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職人の顔よネ (にゃんこ)
2009-11-14 15:44:06
現在は職人と呼ばれる人は、どれくらいいらっしゃるのでしょう。
TVで、後継者はおらんって言われるのを聞くのは、淋しい限りです。

日本の文化・伝統を守っていかれるようなシステムとか、確立されればいいのにねぇ!
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●りかさん (山豚火)
2009-11-15 15:58:59
ワタシはヤードもピンときません。
ゴルフをやらないもので。

あれ? ゴルフってフィートでしたっけ?
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●エリア55さん (山豚火)
2009-11-15 16:03:16
江戸時代は火事が多かったからですかね。
え? 部屋の中で火を焚くけなかったのですか?
じゃぁ 囲炉裡も炭だけなのかなぁ・・。
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●房州やさん (山豚火)
2009-11-15 16:07:17
落語の台本書きでもやっていけますね。
歌丸師匠に話しておきましょうか?

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●tamakitiさん (山豚火)
2009-11-15 16:13:21
ちょうちんの張り替え、割れた瀬戸物野の修理、
桶のたがの取り替え・・・などなど
江戸時代は物を大事にしてました。
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●にゃんこさん (山豚火)
2009-11-15 16:19:14
友人の宮大工さんも 跡継ぎがいないそうです。
日本の文化、伝統もだんだん消えてゆくのです。

きょうは真面目なコメントですね。
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