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下手ならいい用具を使いなさい。

2017-06-20 02:27:57 | 日記
とある、インターハイ常連校の監督さんの言葉。
俺が高校生の時もいつも自分の教え子に言っていました。

先日練習にお邪魔してちょっと休憩中に練習を眺めてたときです。

監督さん「今なんでネットにかけた?」

生徒「自分は普段通り打ったつもりです。」

監督さん「それはお前がそう思っているだけで、どんな選手も連打すれば少なからず体勢も重心もずれていくんだ。そこで物を言うのは天才でもなければ確実にラケットなんだよ。」


その選手は水谷にフォアがラクザ7、バックはヴェガプロを貼っています。
別に悪いラバーではありません。

監督さん「お前にそのラケットは振れない。重いし引っ掛かりもバラツキがある。重心がぶれたぐらいでネットミスするのは下手な証拠だ。テナジーを使いなさい。」

監督さん曰く、下手なら下手なりに足りない部分をラバーで補いなさいとのことです。
スピード、スピン、コントロールも上がり何より今よりもラケットが軽くなり振り抜きが良くなる。
さらにテナジーならアバウトな面の出し方でも台に収まる。


ラバーの力で勝つのは嫌なんてカッコいい言葉は強くなってから言いなさい。
高いラバーで1勝、1点、1球でも多くものに出来るなら迷わず良い用具を使いなさい。




監督さんなりに強くなって欲しい、勝てるようになって欲しいという想いの詰まった教えではないかと思いました。

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