vai vai vai 2

登るのが好きな43歳。
愛犬2頭との遊び記事や自転車、山登りなど、
日々のことを綴ります。

オスカル・プジョル

2010-10-28 16:58:47 | 自転車
チャレンジレースの前に、
オープニング・フリーランというのがあって、
それにも出ました。

んで、
古賀志の下りでサーベロの選手、
オスカル・プジョル(スペイン)
の後ろに付くことが出来た。

そして、レイクランドで横に並んで
話しかけてからゴールまでの30分、
ず~~っとプジョルと話しながら走るという、
なんとも贅沢な時間を過ごすことが出来た。

他の参加者とも話しがしたいだろうと思い
僕が下がっても、後ろを振り返って僕を
見つけるとまた並んで走ってくれるという
人なつっこさ。

僕の超つたない英語を一生懸命聞いてくれる
とても温厚な若者だった。

家に帰ってからプジョルのことを調べてみたら、
今年のドーフィネ第6ステージで大活躍してたんだねー。
もちろん観たレースだけど忘れてた(^^;

DVDの山をひっくり返して
探し当てて観てみたらホント大活躍のレースで、
1級山岳を2位通過、
ラルプデュエズを途中まで単独先頭で走ってた!

(興味ある方、11月10日(水) 14:00~
             J-sports2にて再放送)



オスカル・プジョル(26歳 スペイン)
サストレの父が運営する自転車学校出身のクライマー。
ステージレースに強い。


今後、プジョルの活躍に期待☆


ジャパンカップ・チャレンジレース -パート2-

2010-10-27 13:40:21 | 自転車

-パート1-のつづき

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鶴~スタートゴール地点は
高速で突っ込んでいく。
いつもながら最高に気持ちいい!

ラインを越えたときにラップタイムを見てみたら、
00:27:25。
本戦でプロたちの一周がだいたい23分ぐらい。
ひょえ~!だな。
やっぱはえーなプロは。

再び赤川ダムへの登りに突っ込み、
さらに古賀志へと向かうグネグネを行く。

ここまで来ると、自分の周りを走っている選手は
さっきから同じ顔ぶれ。
そしてみんな疲労している。
苦しいのは僕だけじゃない。

そして2周目の古賀志に突入。
どうしたらいいかわからないぐらい全てが苦しい。
酸素とグリコーゲンのゼリーに
全身どっぷり浸かって脱力したい。

でも最終周回の古賀志だ。
ただ登るだけにはしたくない。

今年は家族たちも
古賀志で応援してくれているはず。

家族の姿を探しながら登るが、
下のほうには居ない。
もしかして間に合わなかったのかなぁと
思ったそのとき、斜度のきついコーナーに
家族の姿が見えた。

すかさず立ち上がって加速☆
あんなに一生懸命応援してくれてるのに
ちんたら登ってる姿は見せたくない。
いつもより多めにダンシング!(笑

ここまで来ると、第1組なのか
2組なのか分からない。
ゼッケンなんてみてる余裕もないが、
僕の登坂速度でも何人かパスできた。

3回目の古賀志にしてはいいペースで登れた。

そして山頂通過。

感慨に浸っている間もなく
すぐに下り開始。

やはり下りで前の選手が邪魔になり
イライラする。(^^;

レイクランド~牧場は一周目と同じで
付きつ付かれつ。

そして県道手前で前に出て、
そのまま県道に曲がったあとも前を牽く。

ここにきて他の選手を後ろに付けて牽くというのは
なかなか気持ちの良いものだった。

一周目と同じで、田野の手前でペースを落とし、
田野を曲がってすぐの登りに備えて
脚を貯める。

そしてその登りを、置いていかれないように
踏ん張っていたとき、脚が攣りはじめた。

ヤバイ。
予兆はあったけど、一気に悪化した感じで、
ダンシングすると一発で攣る。

最終周回は萩の道を曲がらず、
ゴールに向かってまっすぐ進む。



ゴールまで残り2キロほどなので
周りのペースが上がっている。
小さな登りで皆が加速しても
立ち上がれないのでヤバイ。
置いていかれるかも。

それでも何度か前に出て
出来るだけ速くゴールするために
前の集団目指して力をこめる。

けど、ついさっきまで一緒にいた
選手が少しづつ離れていく。

追いつきたくて踏むのだが、速度が上がらない。
ここまで一緒に走ってきた選手の何人かは
もう追いつけないとこまで行ってしまった。

後ろに付いていた選手が前に出たので
置いていかれないように付いていく。
が、その選手もすぐに失速するので再び僕も
前に出る。

そして最後の小さな登り。
脚が残っていないため失速してしまうので、
加速を試みて立ち上がるとまたすぐに攣る。

ゴールまではあと300m。

もうここから先はどんな風に走ったか、
周りに誰が居たかなんてまったく覚えてない。

ゴール前でまた少し立ち上がってみるものの
思うように足が動かずもうめちゃくちゃ(^^;

そしてそのままゴール。

ゴール後は左脚がピンと伸びた状態で
脚が攣り、クリートが外せず転びそうになった。

以下、正式な記録。

No.257 0:46:28  av31.5km/h
第2組 25位 出走69人 完走52人

着順は去年より21位アップ。
タイムは2分33秒短縮。



今年はバテるのを怖がらずに踏むことができた。
脚攣りの原因が水分枯渇によるものか、
限界を過ぎたからか分からないけど、
全力を出し切れたのが最高に気持ちいい。

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ゴール後、余談

攣った脚が痛いし、全身疲労で
ボ~っとしながらタイラップを切り計測チップを外し、
ニッパーを次の方に渡したら、

「ありがとうございました、
 ずっと後ろに付かせてもらったので
 牽いてもらって助かりました」

と、お礼を言われた。
じんわりと嬉しさがこみ上げてくる言葉だった。

いえいえ
こちらこそ。


ジャパンカップ・チャレンジレース -パート1-

2010-10-26 14:58:27 | 自転車
記憶の新しいうちに
チャレンジレースの記録から。

ひたすら長いので、
まずはパート1

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緊張で心臓痛くなったの初めてだった。

静かなスタートをしたかったのに、
壇上の今中さんと女性の方がうるさい。
まじで勘弁して欲しかった。(^^;

10:03
ジャパンカップ・チャレンジレース
第2組がスタート。


(シャチ丸を探せ)

スタート直後の登りを全速力で駆け上がる。
ここで置いてかれてる場合ではないので
躊躇無く踏んでいく。

古賀志目指してグネグネ道を
ハイペースで進む。
踏ん張らないと行き場がなくなるので
自己主張が必要。

そして古賀志。
いつもよりペースが速い!
こんなペースで登ると後が大変なのは
分かっているが、そうも言ってられないので
出来るだけ速く登る。

古賀志で一番斜度のある場所に
さしかかる頃には速い選手が
視界から消えた。

頂上を通過して下りに突入。
前の選手が遅い。
抜かしたいが、道幅いっぱい使って
曲がっていくので抜けない。

イライラするけど、
考えようによってはレイクランド~県道まで
後ろに付ける。



レイクランドCC~牧場は、結局
付きつ付かれつで走る。
(決してローテーションにはならない 笑)

県道~田野の手前まで
前に出て牽く。

がやはりローテーションにならないのは
いつものことなので、
田野の手前で少しペースを落とし
後続に前へ出てもらい、
中坪のアップダウンに備える。

田野を曲がってすぐの中坪の小さな登りは
なかなか堪える。
が、そこをガマンして登らないと
萩の道まで一人旅になってしまう。

萩の入り口も短い登り。
2年前に土井ちゃんがヴィスコンティを追った所だ。
ここでも遅れを取るわけにはいかない。

萩~多気へ向かう途中、
MAVICカー、MAVICモト、審判車?、白レガシーの
車群が見えた。下り基調なので、
どう考えても自転車のほうが速い。

MAVICカー、MAVICモトは、後方の自転車の動きも
わかっているようで、こちらが全く減速することなく
脇によけてくれた。さすがっ☆

審判車?は、多気で左に直角に曲がる手前で
インを空けてくれた。さすがっ☆

白レガシーは・・・
あろうことか、インベタで曲がって行った。
アウト側に急に膨らんでくる可能性があったので、
こちらはブレーキをにぎり大失速。

そりゃないだろぉ!

あなた方はアクセル踏めばブイ~ンと
加速するでしょけど、こちらはいかに
速度を落とさず走るかというのを大事にやっているのに!

ったく!
おかげで追いつきそうだった6人グループが
いなくなっちゃった。

・・・気を取り直して。

比較的このあたりではローテーション(っぽい感じ)になり、
脚が貯まったら前に出て牽き、
射撃場を曲がってからは鶴に備えて
脚を貯めることが出来た。

この辺りに来ると遅れをとっている
第1組の選手もポツポツ現れてきた。

鶴を登り始めると前方の盛り上がりが
やたらスゴイ。
お祭り騒ぎ。
はじめはなんのこっちゃ分からなかったが、
どうやら安田大サーカスの団長がいるようだ。

探すつもりもなかったが、
ふと前の選手を見たら団長だった。
どうりで沿道のカメラがこっちを向いてたわけだ。

鶴カントリーの登りは短いがきつい。
僕は古賀志よりも鶴のほうが堪える。

僕もかなりきていたが、団長はもっと
つらそうだった。
みんな耐えてるんだな。

「団長!がんばろう!」
と声をかけたが、無反応だった(笑

3分前にスタートした団長を抜いたということは
いいペースで走れているということか。
ここでやっと脚きりの呪縛から抜け出せたと確信。

・・・パート2へ続く。




完走

2010-10-25 13:43:35 | 自転車
正式な結果は分かりませんが、
自己計測によると、0:46:35で
完走しました。

レース中はもちろん、
なかなかできないような
貴重な時間も過ごせたりと、
とても刺激的な2日間となりました。



第2組スタート直後。シクロワイヤードより拝借


いよいよ明日は

2010-10-22 12:21:28 | 自転車
よく考えてみりゃ何のために
毎日練習してるんだかわかりゃしませんが、
呼吸と心拍が元に戻るとまた走りたくなるし
さっきまでの苦しさなんて忘れるから
また走りに行くんだよな。

健康のためとか
中年のおっさんでも気軽に出来る運動とか
そんなんはとっくのとうにどっかへいっちゃってて、
やってることは子供の頃みたいに
自転車で速く走りたい、遠くへ行きたい、
この坂を足を着かずに登りきりたい、
っていう気持ちの延長。

もっと強くなりたいし速く走りたい。
のんびり走るのはまだ先の話し。
自分はもっと強くなれる。

今年のジャパンカップで完走出来なかったら
その考えも薄れるのかもしんないけど、
完走できないかもなんていう不安は今ない。

自分で決めたメニューは手抜きなしに
しっかりこなした。
練習もさぼらなかった。
やれることはやった。

あとは明日、
40年間で一番苦しい50分に耐えるだけ。