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天然理心流柔術について

2018年04月07日 | ブログ

刀(剣術)の影に入り表に今まで現れなかった天然理心流柔術。
新選組がなぜ強かったかの問いに答えるヒントの一つに柔術があります。


古武道としての天然理心流、古武道としての柔術。そして礼儀と品格。古武道の楽しみは品格と日本古来の伝統文化。それら全てが新選組天然理心流を探求する楽しみです。

天然理心流を単に勝ち負けを競うことを示す道場も新選組の人気に紛れて出てきました。殴り合いやつかみ合い、それを天然理心流と言っています。寂しい話です。
もっと新選組の面々と歴史をしっかりと見つめれば、事実がわかります。
次の絵には、単にヤクザ者の争いあいであり、美的なものが見えません。ただ、どちらが優勢かは分かりますし、その技も見えます。




次の絵は、護身術としてよく見られます。外国では敵を倒すために格闘技を学びますが、これもその一つです。
この技を披露して天然理心流だ!と演武している道場、個人的には好きになりません。真面目にやっているいくつかの道場は真面目に取り組んでいて、それはそれで応援しています。



竹刀での殴りあいも下卑だと、これも個人的に思っています。


いずれにしても品格のない天然理心流はあり得ないし、
今の柔道でも無いし、
合気道でも無いでしょう。


残された資料は重要なバイブルですね。



最後の写真は、ギリシャ、カテリーニの空手道場の皆さんです。


オリンポス山に登り、神々を感じてしまいました。
出雲大社の八百万の神と同じです。
礼義を重んじる素晴らしい方々です。武道の共通は礼義ですね。
品格を大切にしていきたいものです。


「体の杖」は杖と柔術を組み合わせた武道です。
多くのヒントがここにあります。
とても奥の深い武道だと思います。

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